『ブリキの太鼓』LE TAMBOUR
いやまたお久し振りです。相変わらずマイペース更新の当blogではございますが、まあ継続は力なりということで(^_^;)
また、面白いユニークな愛聴盤を紹介してまいりますぞ!お楽しみに!!
(1981 西ドイツ フランス合作)
監督:フォルカー・シュレンドルフ
原作:ギュンター・グラス
音楽:モーリス・ジャール、フリードリッヒ・マイヤー
出演:ダービット・ベネント、マリオ・アドルフ、アンゲラ・ビンクラー、ダニエル・オルブリフスキー、カタリナ・タルバッハ、シャルル・アズナブール、ティーナ・エンゲル、オットー・サンダーほか
いやまたお久し振りです。相変わらずマイペース更新の当blogではございますが、まあ継続は力なりということで(^_^;)
というわけで、今回はモーリス・ジャールの1981年に担当したサントラから『ブリキの太鼓』をご紹介してみます!まずはクーッ!!
この『ブリキの太鼓』、数多くあるジャールのサントラの中でも、一風変わった作品かと思いますね。『アラビアのロレンス』等のスペクタクル巨編の音楽の多いモーリス・ジャールですが、『ブリキの太鼓』もジャールお得意の打楽器を多用した音作りをしているわけでありますが、この作品は1920~40年代のポーランドを舞台に、3歳で自らの成長を止めた少年オスカルの視点から大人の世界を描いた、後にノーベル文学賞を受賞した作家ギュンター・グラスの長編デビュー作を原作にした、ニュージャーマンシネマを代表するフォルカー・シュレンドルフがメガホンをとった映画ですな!クーッ!!クッ!クヒーッ!!
モーリス・ジャールの音楽は、まず「カシュバイの野」という牧歌的な出だしで始まり、そして打楽器による「オスカルの太鼓」からフヤラという異様な土着的息吹きのサウンド、シベリウスやボロディンさえ想い起こさせる、朗々たるチェロの男性的・北方的なカンタビレ主題へぶつかってゆく。哀しい性をうたう主題は、三木実の「ソネット」さえ連想させる、官能的な流れとなり、意表をついたピアノ・ソロできびしく盛り上げるのですよ
たーまらんですよ!グーッ!!
では、ここら辺で聞いてみましょう♪
モーリス・ジャール『ブリキの太鼓』オリジナル・サウンドトラック
[作曲・指揮]モーリス・ジャール
[演奏]ナショナル・フィルハーモニック・オーケストラ
[フヤラ独奏]ミカエル・ムスケット
[ピアノ独奏]ヤン・ラタム・ケーニッヒ
[コンサート・マスター]
シドニー・ザックス
なかなかいいですなー!クーッ!!
吉田春太郎雑誌者のインタビューを受けました
また、面白いユニークな愛聴盤を紹介してまいりますぞ!お楽しみに!!
では、また会いましょう✨🍀✌🏼