『ブリンクス』(1978年 アメリカ)

新年おめでとう! では2022年初っぱなの記事と行くか。『フレンチ・コネクション』『エクソシスト』『ロアーズ』の名匠ウィリアム・フリードキン監督と、『刑事コロンボ』の名優ピーター・フォークがタッグを組んで、1950年のブリンクス事件を題材にした作品でな、ピーター・フォークが刑事から大泥棒になったんだぜ!クーッ!!

監督:ウィリアム・フリードキン
音楽:リチャード=ロドニーベネット
主題曲:グレン・ミラー
出演:ピーター・フォーク、ピーター・ボイル、アレン・ゴーウィック、ジーナ・ローランズ、ウォーレン・オーツ、ポール・ソルヴィノ


新年おめでとう! では2022年初っぱなの記事と行くか。『フレンチ・コネクション』『エクソシスト』『ロアーズ』の名匠ウィリアム・フリードキン監督と、『刑事コロンボ』の名優ピーター・フォークがタッグを組んで、1950年のブリンクス事件を題材にした作品でな、ピーター・フォークが刑事から大泥棒になったんだぜ!クーッ!!
劇中のスコアはイギリスの大御所リチャード=ロドニー・ベネットが担当し、主題曲として採用されたのがグレン・ミラー楽団の「イン・ザ・ムード」で、これがまた実にスリリングな物語の効果を上げているんだ!たまらんな、クーッ!!
このレコードには本命盤と記されているが、実際に使われたオリジナルのグレン・ミラー楽団の演奏なので、実質的にはサントラ盤だろうな!モノラル録音の古さが物語の時代背景にマッチしているよな!クーッ!!
じゃ、早速聞いてみっか!
グレン・ミラー・オーケストラ
「イン・ザ・ムード」
映画『ブリンクス』全編
まあ、今年もヨロシク頼むぜ!クーッ!!

ただ、映画内で「チャタヌガ・チュー・チュー」は登場しないようなので、なぜこれをB面に持ってきたのかは不明です(そもそも元は別の映画の曲ですし)。景気づけのせいなのかもですが、どうせなら作中で複数回流れていたプロコフィエフの「行進曲」を入れた方が、映画の雰囲気&結末の様子を正しく伝えられたようにも思われます。ただまぁ「チャタヌガ・チュー・チュー」も「今までの暮らしとは違うことをやっちゃうぞ」という趣旨の歌詞なので、これはこれでアリな選曲かもですが(笑)
今年もクーッ!!と行きました(笑)
何故「チャタヌガ・チュー・チュー」がB面なのか、これは私が思ったことなのですが、オリジナル・グレン・ミラー楽団が20世紀フォックスレーベルの所属アーティストだったから、それで「本命盤」と称してこのレーベルから発売されたからだと思うんですね。ちなみによくよくラストシーンの「イン・ザ・ムード」を聞いてみたら、こちらは少し新しいRCAレーベルの音源の演奏なので、やはりサントラではなかったような。紛らわしいですね。
一方、その他の楽曲は音楽担当のリチャード=ロドニー・ベネットが関わっているものなので、しかも指揮を『ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち』の音楽を担当したアンジェラ・モーレイが担当していることに、エンドロールを見て、今頃初めて気がつきました。
まあ、生涯に一度ぐらい札束に埋もれて高笑いしてみたいですね(^_^;)