お腹の中に赤ちゃんがいる十ヶ月は、その後の十年にも匹敵すると言われたりして。
でもわたしの場合、つわりがひどかったり、安静が続いたり。それでいてまだ仕事も続けているのです。
……っていうか、数ヶ月前に終わっているはずの仕事が、体調不良故にずれ込んでいるわけですけど
それでも胎教は何かしたい。
本で薦められることの多い、キックゲーム・お散歩しながらの語りかけ・様々な自然に触れる、なんて無理。家から出られないのですから。
そしてお腹を頻繁に触るのは、張りを誘発するのでNGです。それでなくても、立ち上がるだけでパンパンに張るのですから。
お絵かきや手芸も、そんなことする体力的な余裕があるなら、仕事をします。
何せ眠くて仕方ないので、起きていられる時間は重要。
ちなみに張りというのは、筋肉の緊張です。テレビでCMをしている、電流を流して強制的に筋肉を動かすダイエットマシーンがありますよね? あれを無理にやっている感じ。
ものすごく体力が奪われます。それこそ、ダイエットが出来るくらい
字を書いて教えるのも、アルファベットを教えるのも、なんか違う感じ。
仕事柄感じるのですが、小学生からの英語とか、マジで馬鹿げてますから。そんなのは、限られた人だけやっていれば良いの。
そんなものより重要なのは、基礎的な日本力語の強化です。思考するために必要なのは、母語なんですよ。
一昔前のプロトタイプな帰国子女に「自己主張が激しくて嫌味」って言うのがありましたよね? 少女マンガとかでよく見ました。
あれは「思春期に友達と山ほど会話してないので、自分の言いたいことが日本語で上手く伝えられない」という問題があると言われています。
たとえば友達と話をするのに。
プログで見た話を引用するとします。
あなたはそのブログに同感だったので、コメントをつけました。そしてトラックバックしている先の記事も見て、感心。更にYahooのブログ検索で同様の記事を探し、Googleでも検索しました。
さて、これをネット好きの友達に話すとなると、すぐにわかってもらえます。友達は家に帰ってから、その記事を探すかもしれません。
しかしネットがまったくわからない人だったら?
ブログが単なる「ネット上の日記」ではないことを伝え、トラックバックの仕組みを伝えなければなりません。更にYahooが「ヤッホー」と読むのではないことを教え……。
その間に相手の思考は混乱して、きっとどうでも良くなっていることでしょう。
結局言いたいことの根幹(例えば「新製品のチョコは美味しい」という程度の簡単な話にしか過ぎなくても)も、わかってもらえない可能性があるのです。
これは特殊な話ではなく。
仕事場のやり取りや、仲間内言葉の発生しやすい学生同士でも、良くあることです。
基本的な日本語力がないと、会話の基本がつかめません。そして単語がわからなければ、簡単な思考力すら奪われてしまうわけです。
基礎体力を鍛えないと、駄目ってことで。
徹底的なインプットと、適度なアウトプット(ここはディベート力に係わる)が必要です。外国語なんてやってる場合じゃないよーん。
そこで考え付いた胎教が、
読み聞かせでした。
効果があるかはわかりませんが、ベッドの上で短時間で出来ます。
本はネット書店に頼めば、配達してくれますし。
bk1に頼めばメール便で送ってくれるので、チャイムで玄関まで呼び出される面倒もないですしね。郵便と一緒に、ポストからとればいいだけです
11月くらいからかな?
一日一冊(または一話)読んでいます。そのためについつい本を買ってしまって。昨日友人とメール
をしていたら「生まれる前からそんなに買ってるわけ? 多すぎだよ!」と言われたので、「珍しいのかな」と思いつつここで紹介してみようかと思います。
読み聞かせの基本は、わたしが読んで楽しいもの、を基本にしています。
赤ちゃん用の有名な本でも、読み聞かせで楽しくなかったらやめています。きっと赤ちゃんと一緒に見たら、楽しいんでしょうけれど、一人で読んで空しかったらNG。
そんなわけで、新しいプログネタを見付けたのでした。
料理も手芸も控えているから、ちょうど良いかも? いいネタをくれた友に感謝です