少し涼しくなってきたので、
上野公園内にある東京都美術館に
行ってきました。
藤田嗣治さんは、乳白色の繊細な
女性の絵と、猫ちゃんの絵しか
知りませんでした。
しかも観に行く目的は猫の絵でした。
明治時代にフランスに行けるなんて
かなりのお坊ちゃんだと思ってましたが
相当なお坊っちゃんでお父様が
森鴎外の後任の軍医で嗣治さんは
今の芸大で学んでいるので、
基本がしっかりしてるので
日本画も学んでいるし、
自分がどうすればフランスで
絵で食べて行けるか
よく考えています。
しかもどんなジャンルも描ける
力もあり、服や食器なども
かなりのセンスで作れます。
戦争がなければ、絵だけではなく
色々なクリエイターとして
世界を股にかける人になったかも
しれません。
ゲイジツばたけの人かと
思えば実は柔道有段者で
とにかくなんでも出来る
羨ましい人でした。
絵から印刷した猫ちゃんタオルが
可愛いので買いました。
絵葉書が好きなのでまた買いました。