角田光代さんの短編小説が
かなり好きです。
角田さんが拙い小説と
言っているゆうべの神様
私の中学、高校時代の
感情と重なり、なんか主人公の
気持ちがすごくわかりました。
主人公の両親ほど過激でないけど
うちの両親も似た感じで
まだ学生で逃げ出す事も出来ず、
環境も変えられない状況が
嫌でたまらない時がありました。
父のボールを読んでなくなった父の
事を考え、
自由なお母さんが出てくる
ロック母を読んで、
そういえばうちのお母さんも
大音量で音楽を聴いていた
時があったなあと考えました。
歌謡曲でしたが。
ニルヴァーナはかなりラジオで
聴きました。
その時私は完全にメタラーな人で
グランジのかったるい感じは
物足りなかったなあと思いながら、
もしかしてあのアルバムのジャケットの
写真と最後のシーンが関係してるの
かも!と思い
やっぱり角田さんは職人だなあ
と感動するのでした。