瓢箪から駒・・・というか、カンフー(功夫)の師、ブルース・リーが弟子に与えた言葉… 『考えるな、感じろ!』は
実に東洋思想の真髄を言い表し、その後の追究者に多大な影響を及ぼすことになった。
『考えるな、感じろ!』 ⇢ 『漢字ろ!』 ⇢ 『観自ろ!』 へと変遷、その真髄は馬骨によつて深堀りされる。
高校生のほぼ同時期に描いた馬骨の自画像と菩薩の模写像・・・これが『観自ろ!』への伏線となって
後の我をして『禅』修行へと導いていたとは・・・摩訶般若!!
『悟り』を馬骨は『郷里・サトリ』と読み替えているが、その根拠は『郷』の字にある。
『郷』の解字〜 ごちそうを真ん中にして二人が向きある様に象(かたど)り、『向かう』の意味を表す・・・(新漢語林)
人間にとって、その『ごちそう』は自己を映す『鏡』であり、この時人は初めて『観自』を体験する。
その瞬間、その人は『響』=『郷+音』を観音する人となる。(神仏習合の根拠を馬骨はここに観る)
人は『観自(己)』を観て、初めて『観自在』し、 『観音』を聞いて初めて『観世音』の働きが可能になり
『自利利他』の『慈悲行』、『衆生無辺誓願度』に生きる喜びを見出すだろう。
つい他人と比較して自分を嫌う者 、自分しか好きになれない愚か者…いずれも皆、利己心の塊で自分も他人も
『仕合せ』にできない輩で、それは一時の仮の姿と気付いて、『無心』の息を吐く稽古(道)にいそしむ自己を待て。
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