拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 ミス・ユニバース

2014年05月27日 | ヨーロッパの風
  仕事で あるアパートの地上階からエレベーターに乗った。 3人で乗って一人は3階で降りていった。
  その3階から 彼女が降りる5階までの間 果たして何秒あったのだろうか? 
  これまで経験したことがなく、これからも経験することがないであろう・・・体験をしたということなのか?

  ボクはエレベーターの奥に背を向けて立ち、若い女性はボクの右手の壁に背を向けて、こちらを向いて立っていた。
  ボクはちらっと一瞥しようと思って 彼女を見ると あちらもボクを見ていた。
  ボクの経験では すぐ目をそらすか、或いはあいそ笑顔をみせて落着なのに そうならずに 互いを見つめあっていた・・・。
  
  ボクはその女の子の超現実的な美しさに確かに驚いていたが、エレベーターの中というシチュエーションで
  普通以上に長い間見つめ合っているのに互いに悪びれしていない事により驚いていた。
  彼女の瞳は 自分と違う生き物に出会って 興味津津・・・的な眼をしていたように思う。

  ボクは この奇妙な見つめ合いに 何か話さなくては・・・と思い『貴女は何人ですか?』と聞いてしまっていた・・・。

  ボクはこの女性は宇宙から来た人であったと 今でも思っている。

               
               この写真は数日前に 近所の建物に描かれていたイタズラ。『君をビックリさせないよ』・・・だって、

  


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