ニコラの結婚式

　　昨日、金曜日。
　　若き友人、ニコラの結婚式は　前日から降った雨が当日の朝まで　ザぁ－ザぁ－降り続き、気温も下がって　こりゃ~天気に見放されたかぁ~！・・・と、
　　朝５時半起床、７時20分の電車で小一時間かけてベルンに向かい路面電車に乗り換えて　ニコラが送ってきた案内書の場所に降りるも、役所じみた
　　建物が一軒もなく、案内が間違っていた事が判明。
　　ニコラに電話して確認するも、花屋に依頼してあった役所に飾り付ける花の準備を、花屋がすっかり忘れていたことが判明して　本人はパニクっていた・・・。

　　この結婚式は　果たしてどうなるんだろう・・・と、心配しながら役所に早めに着き、本日は18組の結婚式が行われる旨を受付のおばさんが言い、
　　古いがいかにもヨーロッパぜんとした建物の受付のある玄関先は、次の結婚式を待つ民族衣裳をまとったインド人親子のグループ6,7人が陣取っていた。

　　集合時間の9：30　紺のスーツを着込んだ男達数人に混じってカフェ色の背の高い女性が入ってきた、インド人等の友人かと思ったが続いては入ってきた
　　色白の白人女性を見た相方が、『彼女よ、ニコラのお嫁さん・・・」。
　　
　　ブルーのワンピースを着たエレガントな娘さん・・・『出来ちゃった婚』であるからお腹まわりが若干丸っこいが　美しさを全くそこなわない女性。
　　僕らはいわゆる『初見です』であったが、彼女は僕らを見てすぐニコラの友人であることに気付いて　挨拶のキッスをしに来た。

　　　　　　　　　　　　　　　　

　　役所の結婚式場には、二人の家族、友人数人とごく内輪（18人）が集まり、若い女性の職員の手引で　夫婦のキッス、指輪交換、調印などが行われた。
　　スイス独語なので、何を言っているか全くわからなかったが、いずれにせよ、ボクは写真を撮るのでいそがしくしていた。（特に頼まれたわけではないが
　　ボクの数少ない写真ファンである友人ニコラの結婚式だもの、、、撮らずにおけようか！の意気でバシバシ撮っていた。）

　　それにしても僕ら二人が彼の友人として招待してくれた事は、なんと光栄であることだろうか。
　　それに、天気もどんどん回復し、昼食の場所に移動した時は快晴となって天窓のあるレストラン＆ホテルには陽光がさし込み、庭の芝生や赤いバラなどが
　　初夏の陽光に輝いていた。

　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　ニコラの親友がカナダから駆けつけ、イレーヌの高校時代からの親友（スイスとアフリカのハーフの知的な女性）
　　　　　　　　　　　　　　　　の心温まる感動の挨拶があり宴会は盛りあがった。　（写真はホテルの庭でお茶をした時の一撮）