拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 必撮無眼流 〜 退職記念写真展(短歌付き)

2017年04月13日 | 必撮無眼流
  去年の暮だったか?!3人合同展を4月にする予定だった人形作家の友人から、一週間予定が空いているんだけど『やりませんか?』・・・という申し出があった。
  ギャラリー代無料との有難い申し出なので即答でOKした。
  その時は全く意識していなかったが、いよいよ4月を迎えて『6月より退職するんだ』・・・ということが何かにつけ意識されるようになり
  
  考えてみれば今回の写真展と云うのは自分にとっては図らずも『退職記念写真展』ということになるんだナア・・・と実感する今日この頃。

  しかし、『退職』という言葉も元祖フリーターを自認する自分にとってはなんだか他人主催による芝居演出の感がして全くピンと来ないのである。
  幸運にも『退職』するに至ったこの『引越し屋』業だって15年前、50歳の時に、フリーの観光ガイドからの乗り換えだったわけで、その時、自分が
  『退職』などという社会的栄えある栄誉に浴するとは全く予期していなかったから、棚からぼた餅のようで有難いような、そうでもないような・・・
  案外複雑な気持ではあるが。
  そういった気持も明日から始まる『退職記念写真展』を見に来てくださる人々と『語り合ったり』する内に、誰にも決して言わなかった
  『フリーター』としての生き様を貫くことができたこの15年間のことなどをしみじみと自分なりに噛みしめたりするのであろう・・・。

  退職後はもとの『フリーター』に戻るだけの話で、その後の展開というのも、どうなるかわからない、昔通りの『不安と期待』でそれはそれで
  ちょっぴり楽しい間なのである。

   ( *フリーターの定義 〜 自由であることを、あるいは、自由な時間を確保しようとして定職につかず、アルバイトで生計を立てる人 )
    自分の場合は、フリーターの風上にも置けない、邪道の定職につかざるをもやもうえず(海外で生きるのは簡単ではない)15年の正業に耐えた。

   (関係無いが、今日、たまたま浅田真央ちゃんの引退表明記者会見動画をみて、その立派さに感動の涙が・・・。ありがとう!真央ちゃん)

  ということで、明日から始まる写真展の準備を昨日、名ばかりの息子(と云うのはボクはゴッド・ファーザーであるから)ジョナス16歳に
  手伝ってもらってどうやらこうやら形になった。ジョナスには全く世話になり、180cmの上背のある彼に21枚ある写真を壁に掛けてもらった。
  
  写真の内容(短歌付き)などについては後日、記してみたい。

       

        場所はスイスはヌシャテルの隣街の『ビエンヌ』という街の旧市街です。オープニングが15時から19時まで
        お近くに住んでいる方、時間のある方は是非おいてくださいまし。4月14日〜19日で、私は毎日います。


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