ジャパン・シナジーマッサージ協会公式ブログ

ジャパン・シナジーマッサージ協会子どものためのシナジーマッサージ子どもの体と心のバランスを整え豊かな感性と能力を引き出す

子どもと外反母趾

2010年07月17日 | 足・足裏
 
外反母趾とは…  親指が小指の方に曲がってしまう障害のこと。


 普通は、ハイヒールやパンプスをはく女性に、多くみられる症状のことです。


 この外反母趾が今、子どもたちを脅かしています。





 人の足は、生まれてから3才頃までは、指がひろがった扇型をしており、まだ骨ではなく軟骨の状態です。


 4才ぐらいから骨が硬くなり始め、次第に大きくなりしっかりしてきます。


 それと同時に、歩いたり走ったりするときの衝撃を吸収する足のアーチが形成され始めます。








 16~17才になると成長はほぼ終わり、足の形は扇型から指がしまった形になるのです。


 その中でも一番大事な時期は小学校3年生ぐらいの時で、この時に足の形が決まってしまいます。


 この時期にこそ足裏のバランスを整え、正しい歩行をさせ、体のゆがみを起こさせないことが大切なのです。







 小学校5,6年生から中学時代は、また運動量が急激に増えます。


 この時期に外反母趾や、幽霊指(浮指)があると体にゆがみが起こリ、体に異常が出てくるのです。






 ここに同じ学生、同じスポーツや運動量に関わらず…


 悲劇が起こる子どもと起こらない子どもとに分かれてしまうのです。


 ここに、本当の原因があったのです。




( イラストは、大人の足ですが… )


☆☆☆ 子どものマッサージ 姿勢矯正や治療 ☆☆☆

シナジーマッサージ協会
友厚カイロプラクティックセンター

大阪市淀川区西中島4-4-25 フルーレ新大阪606
06-6302-3668




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

父・母に連れられて、シナジーマッサージ  女の子編

2010年07月16日 | 子ども
 


今回はこの間日記に書きました、5歳の女の子について紹介します。





 この子の症状は、この子のお兄ちゃんと同じ足の痛みでの来院でした。


 この女の子はいつも活発で、スポーツも好きでバレエと体操を習っていました。


 あいにく来院時には、風邪をひいてマスクをしていました。






 しゃべり方も少しこもっていて、見た目は周りに気を使う子どもに見えました。


 元気で活発な子どもほどその反面、周りに気を使い、心はきめ細やかなのでストレスに弱い子どもが多いようです。


 この女の子もそのような感じました。







 まずはうつ伏せでベッドに寝かせ、背部をみていくと、首の付け根と肩まわり、仙骨に強い硬縮がありました。


 下肢にあった張りは、風邪の為であると思われ、それよりも頸と仙骨に重点を置き、軽い力でシナジーマッサージをしました。


 すると女の子は気持ちよさそうにし、体から力が抜けていきました。







 その後、私の手と、女の子の体が共鳴したので、5分くらいで体が完全にゆるみました。



 

 

 後は、頸の付け根と仙骨の硬縮だけです。


 子どもの体は小さいので、カイロベッドを使っては矯正が出来ないので…


 私の膝の上にうつ伏せにして体を乗せ、仙骨を手のひらでやさしく押圧しました。





 その後上向きに寝かせ、頚椎を触診していくと、変位を見つけました。


カイロプラクティックのリスティングで言うと環椎のASRAと呼ばれている変位でした。


 しかし、首の出来ていない子どもに大人と同じアジャスト(矯正)は仙骨のときと同様出来ないので…


 手のひらでやさしく椎体の間を広げるように動かし整復しました。









☆☆☆ 子どものマッサージ 姿勢矯正や治療 ☆☆☆

シナジーマッサージ協会
友厚カイロプラクティックセンター

大阪市淀川区西中島4-4-25 フルーレ新大阪606
06-6302-3668






 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

父・母に連れられて、シナジーマッサージ  男の子編 

2010年07月14日 | 子ども
 

7月11日(日)


 5歳の女の子と、7歳の男の子が、お父さん・お母さんに連れられて…


 西宮から、シナジーマッサージに来院。



 この子達の症状は、ふたりとも足の痛みであった。


 今回は7歳の男の子について、紹介します。





 この子は、足が偏平足で足裏のアーチが消失ている。


 内反して踵で歩くため歩く足音が大きく、遠くから歩いてきてもこの子だとわかるぐらいで…


 外くるぶしの所に、いつも水ぶくれができる。





 
 ふくらはぎや足裏の筋肉がカチカチで、夜になると足が痛くて眠れない。


 夜中の3時頃になると突然泣き出す様で、お母さんも困っている。







 先ず姿勢のチェックをしてから歩かしてみると…


 完全に足が外開きになって歩くため、踵しか地面についておらず親指で蹴って歩いていない。




 次に足踏み運動をさせてみると…


 足の位置が一ヶ所に落ち着かず、体が前後左右に動いて、そのうち手と足がバラバラになっていた。


 うまく足踏み運動が、出来ていない。



(膝が内に、入っている。)

 さらに、うつぶせになってもらい背骨を触診してみると…


 頚椎下部に一ヶ所、胸椎の右側に強い筋硬縮、仙骨の3番に問題があった。





 そこで、特に下肢を中心に軽い力でていねいにシナジーマッサージを10分間行い…


 少し痛がっていましたが、頸をやさしくストレッチすると…






 結果


 歩行はスムースになり、歩き方もしっかり親指で蹴れるようになった。


 また、足踏み運動でも体幹が安定し体の軸がぶれなくなった。



(真っすぐ膝が、上にあがる。)


  
☆☆☆ 子どものマッサージ 姿勢矯正や治療 ☆☆☆

シナジーマッサージ協会
友厚カイロプラクティックセンター

大阪市淀川区西中島4-4-25 フルーレ新大阪606
06-6302-3668





 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

転倒打撲  ( 私が体験した症例 2 )

2010年07月13日 | 症状
 


 
 子どものころケガをした経験は一つや二つはあると思います。

 
 入院するような大きな事故から、忘れているような些細なケガまで…


 

 人間の体にはそれらを記憶する装置があります。


 ある人は、その装置が脳にあると言い…


 またある人は、仙骨にあると言います。





 ひょんな事がきっかけで、古キズや事故のケガが原因の症状が突然体に表れる事があります。








 カイロプラクティックの施術で、ゆがんだ背骨や骨盤を矯正していると…


 何十年もの間隠れていた症状があらわれて、余計悪くなったと言われることがあるくらいですから。




 だからこそ、子どもの頃の些細なケガも決して見逃してはいけません。


 その小さな出来事が、大人になってからつらい腰痛や肩こりに発展するのですから。


   

 幼いころ転倒して尻もちをついたときに、尾骨が中に入り成長してくるとともに仙骨が異常な形となり…


 めまい・ふらつきが小学校のときからはじまったという方が来院しました。





 尾骨が中にめり込んだ形をしている為…


固いイスには座れず、お尻を浮かして座るという姿勢のため、ひどい肩こりになりました。


 肩こりは小学校低学年からはじまり、両親に頻繁に肩をほぐしてもらっていたそうです。







 当院指定の病院にてレントゲンを撮ってもらうと、仙骨の変位と頚椎の変位を見つけ矯正を行いました。


 すると、そのときから普通に座れるようになり、肩こりも半減しました。


 辛い症状が、肩こりでしたが…


 そこばっかり気になり肩をほぐしても、また元に戻ってしまします。





 本当に大切なことは、根本的に、いつ・どこで・どのように発症したかを聞き…


 そこからどうしてその症状が出現したかを考えないと、一生終わりなき肩こりとなってしまうのです。






☆☆☆ 子どもの姿勢矯正や治療 ☆☆☆

友厚カイロプラクティックセンター

大阪市淀川区西中島4-4-25 フルーレ新大阪606
06-6302-3668




 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子供の足の引きずり  (私が体験した症例 その1) 

2010年07月07日 | 動作・歩行

 

 どうして脚をひきずって歩く人がいるのでしょうか?……答えは簡単です。


 普通に歩くよりもずっとこのほうが楽だからです。




 例えば、右足の裏にウオノメやタコができたとしましょう。


 床に右足がつくと痛いので左足を長く地面につけて、右足が地面につく時間を短くすると楽に歩けるでしょう。


 人はこのように自然と痛みから逃れ防御しているのです。


 誰かに教えてもらわずとも、子どものころからケガやキズに対応しているのです。







 当院に来院する子どもたちをみると、入ってきたときから聞かなくても症状がわかります。


 ある日、十歳の子どもが母親につれられて来院しました。


 この子が変な歩き方をするので診てほしいとのことでした。


 何もない所でよく転んでしまうとのことで、病院へ行っても原因がわからなかったようです。







 さっそく廊下を歩いてもらうと、右足を外から回すようにして歩いていました。


 注意深く右足の付け根(股関節)を診たところ、動きがなくなっている事に気がつきました。


 そのため、右足を外からまわし引きずるような歩き方をしていたのです。







 本人に聞いても右足の付け根(股関節)に痛みはなく、ただ動きがなくなっていただけでした。


 そして、右股関節の処置をしたところ、まっすぐ普通に歩けるようになったのです。


 実に子どもは正直で、すぐ顔や態度に表れます。






 後でわかったことですが、小さいころ高い所から飛び降りて、その時股関節を痛めたことがあったようで…


 本人はこの件に関してあまり気にとめていなかったため、母親にも言わなかったようです。


 やっぱり必ず原因はあるものです。






子どもの姿勢の問題を改善する 子どものためのシナジーマッサージ ホームページはこちら>>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子どものためのシナジーマッサージ・セミナーについて

子どものためのシナジーマッサージは、長年の実績があり、多くの人々からご支持を頂いています。

ジャパン・シナジーマッサージ協会(JSMA)が主催するセミナーは、初心者から第一線で活躍されているプロの治療家まで、それぞれのレベルに対応した、充実ある内容のセミナーを開催しています。

「初心者向け シナジーマッサージ講座」

◎初心者の方には、基本的な知識や技術を、楽しい雰囲気の中、
  東一秀彰・JSMA協会認定講師が、やさしく、ていねいにご指導します。

  現在、神戸新聞文化センター(新長田KCC)にて講座を開催しています。
  詳細は、友厚カイロプラクティックセンターのホームページのこちら をご覧ください。
  お申込み・資料請求は、神戸新聞文化センターにて受付中です。
  お問い合わせ・ご相談などは、友厚カイロプラクティックセンターにても承っております。


「手技療法家のための 小児カイロプラクティックセミナー」

◎プロの治療家には、理論や高いレベルの技術、健康管理法など、
  幅広い知識と密度の濃い講義内容で、実践の場ですぐ役立つ充実したセミナーを開催しています。

  詳細は、小児カイロプラクティックセミナーのサイトをご覧ください。


  お気軽に、お電話、メールにて、ご連絡ください。
  ℡06-6302-3668

  メールアドレス:yukohchiro@gmail.com

子どものためのシナジーマッサージ出版!

 シナジーマッサージは、子どものすこやかな成長に大切な
        「健康な体」「豊かな心」「確かな学力」をサポートします。

シナジーマッサージ協会

◎子どもさんの姿勢が気になっておられませんか?

シナジーマッサージは、子どもさんのためのやさしい刺激のマッサージです。

しかし、単にやさしいだけではありません。

長年のカイロプラクティックの施術経験から生み出した、
子どもたちの体と心を、豊かに健康にするための手技を効果的に使います。

シナジーマッサージは、姿勢の問題を改善することで、
子どもたちのすこやかな成長に大切な「健康な体」「豊かな心」「確かな学力」をサポートします。

★シナジーマッサージの施術のことなら 子どものカイロシナジーマッサージ>>

★シナジーマッサージの講座なら シナジーマッサージ協会ホ-ムページ>>