★ 。・。・゜★ 瘋癲老仁妄句 ★ ゜・。・。★
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★ 瘋癲老仁妄句zqr1809
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虚仮の世も真は和する花野かな
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> いつもただ我がふる里の花なれば 色もかわらず過ごし春かな 道元
片隅に露の光るや蛍草 仁
こころに花を相分かたんか
> 形見とて何残すらむ春は花 夏ほととぎす秋はもみじ葉 良寛
ここに今友と聞きたる虫の声 仁
形見に寄りてこころ和するよ
以下。 【 転載 】 です。
★ 瘋癲老仁妄詩111-01hsk02
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恍惚を秋の蝶より賜りぬ
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歳をとると、命力も自然力も衰えてくるのでしょうけれど、
その分、人への思いや愛が溢れてくるようです。
人恋しさかもしれませんね。
あるいは知足や無為の豊かさかもしれません。
溢れる愛は分かたなければなりません。
なのに、歳をとるということは
煙たがられ、疎まれることでもありますから、
あんまり愛を分かつようなことはできなくなっていくんですね。
お金はいくらやっても喜んでもらうのでしょうけれど、
そんなお金は、かなしいかな、持ち合わせていませんしね・・・
溢れるものは、愛しかないんです。
けれど、愛は、もうたくさん、とお断りされるんですよ。
こちらは無償のつもりなのに、
セクハラに受け止められることもあるんですね。
老仁の世界は、
だんだん狭められていくばかりなんでしょうね・・・
でも、老仁は、不滅の世界を持つことができたんですよ。
妄詩の世界で、
自由に、過去現在未来を往来できる時空を所有したんです。
人はバーチャルと笑うのでしょうけれど、
現実だけがリアリティを持つものではありません。
今の私にとって、
過ぎ去った過去も、
未だ来ぬ未来も、今という時、私というわたしの内部で、今を構成する重要なファクターなんです。今も、わたしも、単なる現象ではなく、一つの時空としての総合なんですね。
今の私は、その総合的な時空の内部の、ひとつの私の選択なんです。
選択された私が全てではありません。
ひとつの現れに過ぎません。
だからこそ、このひとつの表れが、面白いし、愛おしいんです。
どんな老仁を表すか・・・
ワクワクしますね。
そのどの時空のわたしを選択することも自由なんですから、
いつでも、わくわくしながら、私というひとつの現象を遊ぶことができるんです。
知足も無為も、自在ということとつながっているんですね。
★ 瘋癲老仁妄歌26-04
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愛すれど届かぬ愛を抱きしよ
益にも害にもならぬが哀し
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以上、 【 転載 】 おわり。
★ 瘋癲老仁妄歌26-05
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愛すれば愛するほどに疎まるる
加齢を超えて夢を遊ばん
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> 春風に吾が言葉の散ぬるを 花の歌とや人のながめん 道元
秋風や言葉の影に面目坊 仁
朽葉は風に吹かれて落ちる
> 世の中に 真の人や なかるらん 限も見えぬ 大空の色 道元
虚仮の世も真は和する花野かな 仁
清風人の心吹き抜く
★ ゜・。・。 ★ 青柳仁リンク ★ ゜・。・。 ★
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