好奇心全開!!遊行期を遊ぶ

 遊行期も今から上り坂、やっと命の不思議に目覚めたような感じです。
 玄牝の門を敲きます。

『 なりきりで由喜と語る木の芽時 』TAO575交心xzx2502

2020-02-26 19:27:22 | TAO
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☆ TAO575交心xzx2502

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なりきりで由喜と語る木の芽時


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 けんけんさん、

 いつも交心とサポートありがとうございます。
 言葉あそびも天外伺朗さんの『理想的な死に方』の真似をするようになって、ぼく自身の幻想力は、最高に、ヒートしはじめているのですけれど、みなさんには辟易されはじめておられるのではないかと、セーブもかかっていますけれど、「集合的無意識」「共時性」「ダルマタ」という言葉は、ぼくの中では、一休さんにも良寛さんにも通じる謎解きのキーワードになっています。
 もうしばらくあそばせてくださいね。
 ご寛容に感謝します。

 亡き友人とは、死の間際まで、死について語り合いたいと念じていたのですが、とうとう、本音のところで語り合うことはできませんでした。天外伺朗さんの本も読んでもらったのでしたけれど、「マハーサマディ」についての考えを聞き出すことはできないままでした。亡友は、死の間際まで平常心を保ち、遺漏のパイプを射したままぼくらを接待して、笑ってつき合ってくれていました。その強靱な精神力が、友のどこにその力が潜んでいて、その力が何であったのか、わからないままです。


 > 痰一斗糸瓜の水も間に合はず   正岡子規


 子規さんは死の間際まで『病床六尺』を書き綴っていますけれど、友にも何か書き残していくように頼んだこともありました。明晰な意識のまま死んでいけるなら、ぼくも、言葉あそびをつづけながら死んでいこうと念じています。その意識が、マハーサマーディにつながっていくのだろうと念っています。



 今でも、マハーサマーディについて語り合えているのは、この亡友だけです。亡友になりきっての、独り問答になってしまいますけれど・・・


 > 更に面体を晒しての縁はもっと強いのかもしれません。   けんけん


 けんけんさんと対面で語り合えたら、どんなに面白いことだろうと想像します。
 けれど、素養のないぼくには、相づちを打つ余裕もないことでしょう。毎朝幾つもの新聞を読む習慣をお持ちのけんけんさんに、新聞もテレビも見ない鄙老仁は、ただただ聞き入るばかりで、目の玉飛び出させているだけでしょう。足で調べ尽くした江戸の風情も古刹の歴史もちんぷんかんぷんで、好奇心は全開しますけれど、理解も共振も追いつきません。


 それでもけんけんさんの寛容の心に甘えて、お会いできたら、楽しかろうなーと、春宵の夢を見てしまいます。




 面体で語る友あれ春の宵   仁


 語り明かした良・貞もあり




 以上、
★★★ TAO575交心xzy2101『 あと二十日待ってくれませ散る桜 』 への交心です。!!! ★★★





 > ――宇宙は二重構造になっており、私たちがよく知っている物質的な宇宙(この世=明在系)の背後に、もうひとつの目に見えない宇宙(あの世=暗在系)が存在します。「あの世」には「この世」のすべての物質、精神、時間、空間などが全体としてたたみ込まれており、分離不可能です。〔ボーム〕――     。。。天下伺朗『理想的な死に方』p166




 なりきりで由喜と語る木の芽時   仁


 芽のそれぞれに種あり樹あり




 > 「この世」では、私とあなたは別人であり、路傍の石ころや空飛ぶジェット機は、それぞれ別個の独立した物体であり、太陽や月は、私とは無関係な、はるか彼方にある天体です。ところが、「あの世」では、私はあなたであり、同時に石ころでもジェット機でもあり、また太陽や月、さらにはアンドロメダ大星雲でもあるのです。〔天外〕――    。。。天下伺朗『理想的な死に方』p169





 良になり貞にもなりぬ桜時   仁


 一人二役観客にもなる











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★★★ 遊行期游泳575hqq2701『 風の身に沁みる妄詩の旅なりき 』 へどうぞ!!! ★★★




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『 今はまだ届かぬ思い 汝も吾も浅きに拠りぬ深く降り行け 』瘋癲老仁妄歌134-03zqy17

2020-02-15 21:28:31 | 瘋癲老仁妄詩
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★ 瘋癲老仁妄歌134-03zqy17

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今はまだ届かぬ思い

 汝も吾も浅きに拠りぬ深く降り行け


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 この熱い思い、あなたに届けたいけれど、
 とても浅いところで生きているから、
 現実のしがらみの壁を越えることはできず、
 思いだけ募る・・・

 思いを伝える術も知らない。


 あなたはあなたで、精一杯のところで生きているし、
 自分の思いも、夢も、
 まだ定まるはずもなく、

 これから開かれていく世界に、
 めくらめく思いで、
 不安と恍惚に、
 吾も忘れることもあるから、

 迷いや不明に拘ることなどできはしない。




  



 共に、・・・

 そんなことができない現実を、
 知りすぎているから、


 それを超える現実が、
 あり得ることなど想定外だから、

 起こりえぬミラクルを、
 起こりえぬからミラクルだと、
 無い物ねだりの子守歌を、

 ただ、つぶやきつづけるだけなのだろう・・・



 




 深くは、
 地獄の果てに、行くことなのだ。




 



     ( 08-01-17 )


 以上、 【 転載 】 です。








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★ 瘋癲老仁妄句xzx1303

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念ずれば念い通ずる返り花

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 > このように、亡くなる直前にしらせがくるというのは、私にとっては初体験だったが、世の中ではそう珍しいことではない。
 「虫の知らせ」とか、「夢枕に立つ」とかさまざまな表現がある。どちらかというと、覚醒時のビジョンより、夢で知ることが多いようだ。
 深層心理学者C・G・ユングは、このような現象を一般化して「共時性(シンクロニシテイ)」と名づけた。
 死の知らせだけでなく、たとえば、何年も会っていない昔の友人のことを考えていたら、たまたまその人から電話がかかってきた、といったたぐいの「奇妙な偶然の一致」を総称する。
 正式な定義は、次のようになる。

 【共時性】――同じ意味を持つ、ふたつあるいはそれ以上の、因果的に無関係な出来事の同時生起   。。。天下伺朗『運命の法則』p011




 蜂飛び来花に熱中真似夢中   仁


 恍惚の波人影幻視







※ 下野薬師寺の庭に咲いていたつつじの返り花


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 > このことを知ったのは、『ミュータント・メッセージ』という本です。著者のマルロ・モーガンというアメリカ女性が、半強制的にアボリジニたちと四ヶ月ほど一緒に砂漠を旅行したときの記録です。
 アポリジニたちは、完全に自分たちの「想念の力」を信頼した生活をしています。砂漠を旅行するのに、わずかな水だけを持ち、食料も何も持たないのですが、「願う」ことで簡単に手に入れてしまいます。骨折のような大怪我も、「想念の力」でたちどころに治してしまいます。しかも、それは偶然に怪我をしたのではなく、マルロ・モーガンに「想念の力」による癒やしを教える機会を与えてください、と願った結果だというのです。それが、いつ起こるかはわからないが、願いは必ず実現し、裏切られることはない、といっています。
 コミュニケーションにも、テレパシーを多用します。そして、人類は元来こういうすばらしい能力を持っていたのに、お前たち文明人はそれを失ったミュータント(突然変異種)だ、おのかわいそうなミュータントたち(現代人・文明人)に対する、本来の人類からのメッセージ、というのがこの本のタイトルです。   。。。天外伺朗『理想的な死に方』p147




 念ずれば念い通ずる返り花   仁


 花と語れば大地躍動





 > ――宇宙は二重構造になっており、私たちがよく知っている物質的な宇宙(この世=明在系)の背後に、もうひとつの目に見えない宇宙(あの世=暗在系)が存在します。「あの世」には「この世」のすべての物質、精神、時間、空間などが全体としてたたみ込まれており、分離不可能です。〔ボーム〕――     。。。天下伺朗『理想的な死に方』p166





 右左この世あの世や舞う桜   仁


 あなたとわたし交わりて愛










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フォト妄句『 猫じゃらし愛呼じゃらしの子守唄 』xzx0403

2020-02-06 22:33:28 | 瘋癲老仁妄詩
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猫じゃらし愛呼じゃらしの子守唄

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 ※  小夜侘助  (久留米椿) 久留米椿館
 またの名を「紅一休」。この名前で、お気に入りになりました。

 



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『 青のまま初心を出でず青き踏む 』青のくさみ575ytw0301

2020-02-05 23:46:25 | 青のくさみ
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青のまま初心を出でず青き踏む

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※ みんち♪ 2015年3月10日 10:10

 おはよう、みんち♪さん。

 <青き踏む>・・・好きな季語です。
 青はなにしろいのちの色ですからね。
 命を踏んで、命をもらう・・・そんなエンパワーメントがありますね。



 自然もまた五感が共振する世界でしょう。

 自然と共振する五感を言葉に代えるとそのままで詩になるのでしょうね。
 <青き>は人の心でいえば<初心>でしょう。
 初心は命の息吹であり、志の芽吹きです。



 成長するにつれてこの初心は捏造されていくんですね。
 それが社会的現実なんです。
 社会的現実の自我と初心は、異時空の交わりみたいなものでしょう。

 人はもう一つの時空を生きることの愚かさに気がついてきました。
 自分の中に色々の時空を創出して時空遊泳できるように念じています。



 みんち♪さんが野山歩きを<ひとり遊びの世界>と呼ぶのはそんな多時空遊泳だろうと思うし、命の初心への回帰だろうと思います。


 青木を踏む人はもうその歩きそのものが詩なんだろうと思います。
 それを言葉に映すことのできる人を詩人というのでしょうね。





 青のまま初心を出でず青き踏む   仁


 裏街道を老躯彷徨う




 青鞜や念ずれば夢も花ならん   仁


 虚仮の現か真の夢か














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フォト妄句『 愛呼といっしょにフォイエルバッハが読みたくなった 』xzx0401

2020-02-04 10:57:40 | 写真俳句
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愛呼といっしょにフォイエルバッハが読みたくなった

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zqx05 ★★★ 瘋癲老仁妄句142-04『 幻影のひとのなお呼ぶ雪の道 』qx05 へどうぞ!!! ★★★ z




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『 甲虫記憶も知恵も無一物 』言葉あそび575交心yrq2006

2020-02-02 11:48:13 | 言葉あそび
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甲虫記憶も知恵も無一物

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 研人さん、

 子どもにカブトムシはどこに棲んでいますか?と質問すると、「デパート」と答えるという話はもうずいぶん昔のことでしたが、相変わらず商品化されているのですね・・・


 早朝カブトムシを捕りに山に行った記憶は遠くなりましたけれど、ぼくにはもう一つの遠い記憶のカブトムシがいました。ある朝、気がついたら甲虫になっていた、という幻想です。きっかけはカフカの甲虫ですが、ぼくは鬱隠りでしたので、鬱の度に、いろいろの昆虫や動物や魚に変身していました。甲虫になって逃避したり、魚になって現実を傍観したり、それらの鬱隠りは、慣れてしまうと、鬱じゃない時でも、隠りあそび575として、いろいろのものに変身したものです。



 リタイアして、良寛さんに出会って、真似良寛さんをあそぶようになったのも、そんな隠りあそび575の延長にあるのでしょうか・・・
 甲虫は青年期の鬱隠りのはじまりでしたので、いちばん馴染み深いものでしたけれども、どんなに変身して甲虫に隠っても、どうしても隠せない自分自身の本性みたいなものがそのうち見えてくるようになるんですね。その見えてくる本性とつき合うことの面白さもそのうち覚えるようになりました。
 現身の自分と変身した自分と本姓の自分と、その他にもまだいくつかの珍しい自分がいたりして、今ではその一つ一つが自分の分身みたいで、そのどの自分を選んでも、楽しめるようなあそび575を楽しんでいます。
 このまんまでいいようなものですけれど、青年期の鬱隠りにはそれなりの切実な原点というか因果みたいなものがあったのでしょう。変身隠りの面白さに夢中になってというのか、言葉あそび575の迷路に嵌まってしまってと云うか・・・ぼくはいつの間にか、ぼく自身の正体を見失ってしまっていました。そして本性も正体も見失った自分というありようをお気に入りになってしまっていました。


 与命も、後が短くなると、ふっと、鬱隠りの初心は何だったのかと考えるようになったんです。残り日の最後のあそび575を青年回帰してみようかという思いつきです。
 青年期の鬱隠りは、失われた青年期なのでしょう。
 そして隠りを実行したということは、現実に実現したい夢を捨てたということでしょう。その捨てた夢に初心があったのだと念います。



 言葉あそび575のこの身は変身の甲虫の延長です。変身は反復する隠りですから、その裏には、いつだって、捨てた夢が、名残として纏わりついていたのでしょう。
 その名残の捨てた夢、つまりは青年期の<初心>を、たぐり寄せ、辿り直してみようかという<与命の初心>を抱きはじめましたという575です。


 でも、甲虫は夢を捨てるという変身だけでなく、一切の記憶も捨てるという変身でもありましたから、夢の「名残り」も捨て去って、消えてしまっていることでしょう。
 「甦る時」は、ついにはじまらない時として宇宙の果てをさ迷っているのでしょうね・・・




 甲虫記憶も知恵も無一物   仁


 言葉なければ煩悩もなし




 以上、
★★★ 物真似575秋qr1905『 甲虫名残りに戻る身をあそぶ 』 への交心です!!! ★★★
 




 変身はひとつの事件甲虫   仁


 花に蝶には変身ならず



 酔いどれのこの半生は酔芙蓉   仁


 明日を問わず昨日を問わず


     ( 17-08-21 )


 以上、 【 転載 】 です。





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★★★ 瘋癲老仁妄句zqr1809『 虚仮の世も真は和する花野かな 』 へどうぞ!!! ★★★


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