★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 言葉遊び575交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
★ 言葉あそび575交心v13z010802
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甦る時を遊ばん初景色
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舞はずっと無能不器用な凡愚老仁には憧憬の的でした。
虚弱児童だった凡愚老仁は体を使うことがほとんどなかったんです。ばあちゃんに負んぶされて、ひ弱に生きていました。ひ弱はいじめの対象でもあったのですけれど・・・スポーツが全然できないのもいじめの対象でした。頭ばっかり大きくて、痩せ細っていましたので、体形でもいじめられます。音楽も素養がなくて、歌も楽器も下手のまんまでした。何一つ特技のようなものがなかったんです。けれど、なぜか、小学校4年生くらいから悪童ナンバーワンが友だちになってくれていじめから守られました。中学校は越境入学したのでその友人と離れてしまいましたけれど、凡愚老仁の中学校まで出向いて、守ってくれました。中学校間の勢力抗争は激しかったんですよ。・・・
ついに音楽も舞も無縁の青春時代を過ごしてきたのでした。
手も足も体も動かさない習性が身についてしまいました。そして立志に懶くの落ち零れ人生を選んで、それでもほどほどには生き延びてきたようです。
振り返れば、ただ風が吹いているばかり・・・のネアンの旅をやり過ごしてきた空虚な半生も終わりに近く、けれど、何故か、今さらに、憧憬が湧き出してきて、音楽に憧れ、舞に憬れ、絵も描きたくなり、575も詠みたくなって、あれこれあれこれ好奇心全開になっています。失われた時へ時空移動しはじめたようです。
好奇心が漢字のはじまりに巡り遇って、自然の不思議に素直に感動を覚えはじめました。手や足の絶妙さにも感動します。手足を使ってのやり直しができるものなら・・・
甦る時を遊ばん初景色 仁
まずは身辺り無心に歩く
いま、こころは、少年時に戻っています。
指が短くてギターが弾けなかった。息が小さくてハーモニカが吹けなかった。こころは少年に戻って、笛を吹きたがっているんです。心は少年に戻って、山に登りたがっているんです。心は少年に戻って、詩を詩いたがっているんです。・・・
無心になったら、ハーモニカも吹けたでしょうに。夢中になったら、泳ぐこともできたでしょうに・・・
若いということは、無心になって、一心不乱に、夢中になれることだったのでしょうね・・・ 夢中になって傾ぶいたら、小唄も唄えたでしょうに。舞も舞えたでしょうに・・・
こころは、いま、少年に戻って、無心に小唄を真似して唄っています。
こころは、いま、少年に戻って、夢中に舞を真似して舞っています。
こころは、いま、少年に戻って、真似する言葉を遊んでいます。
言葉が、真似する世界の道標なんです。
初歩きあとり落ち豆群れて食む 仁
吾が見えずか無害と知るか
夢中に食むも無心に歩くも我を忘れている姿なのかもしれません。お互いに我を忘れているので、我の姿は見えず、命の相で共振、交感しているのかもしれません。命の共振交感の閾は、もう、カミの閾なのでしょう・・・
「若」は「艸冠」と「右」でできていますが、元の象形は「艸」で、これは巫女が長髪をなびかせ、両手をあげて舞ながら神に祈り、神託を求めている形です。「艸」をよく見ていると、だんだん両手を振りかざして恍惚と舞っている若い媚女に観えてきます。
見るは視覚で見ること。観るは心眼で観ることです。
言葉遊びは心眼で観る遊びですから、観自在の面白さも、自遊さも楽しめるんです。
ついでながら、「観自在菩薩」さんは、アヴァローキテーシュヴァラ(アヴァ=遠く離れて。ローキタ=心眼で観る。イーシュヴァラ=自在に。)といってその名の通り「自分から遠く離れて、見えないものを、心眼で、自遊に、観る」観音さんのことです。
地球に降りてきた星の王子さまにきつねさんは、「たいせつなものは目には見えないんだよ」と教えてくれました。砂漠で遭難したパイロットとの巡り愛の中で、星の王子さまは<大切なもの>が観えてきましたので、ばらさんが待つ自分の星へ帰って行きました。
天に星荒れ地に吾と冬薔薇 仁
飼い慣らしつつ飼い慣らされつ
★ 言葉あそび575交心v13z010805
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媚女の舞う夢か現か日向ぼこ
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神の信託を求めて両手を振りかざして恍惚と舞う巫女は無心で、夢中でしょう。我を落として命の閾で舞い耽ります。そんな神託を求めて祈り、舞う巫女に神は乗り移って、神意を伝えるのです。神が乗り移った巫女は恍惚の状態にあります。このエクスタシーにある巫女の姿を意味するのが「「艸」のちの「若」です。
「艸」を観て、若い媚女の舞うエクスタシーの姿態を幻視できるようになるとはっpyですね。
卑弥呼さんはもうけっして若くはなかったそうですけれど、・・・
だから神が乗り移らなくなって、神意をもらえなくなったのでしょうか。政策に失敗したり、戦争に負けたら、責任を取らされて殺されるのが定めです。
また、国は抗争が激しくなり、その後、卑弥呼さんの宗女「壹與」を13歳で王に立てると国中争いが鎮まり安定したということになっています。
「右」は神への祈りの文である祝詞を入れる「口サイ」を右手に持っている形です。
祭詞には祝詞と神託が重要な統治の手段に使われるようになります。
族長や王がその祝詞と神託を独占支配しました。
祭詞の時、巫女は右手に祝詞を入れる口サイを持ち、左手に呪具の「工」を持つようになっていました。ここで右手と左手に序列がつけられます。右が左より上になります。
発展は右肩上がりだし、仕事に失敗すると左遷されます。
恍惚と舞う巫女さんの想像から、ずいぶんお喋りしてしまいましたけれど、閑愚仁の性、言葉遊び三昧も恍惚境ですから、去りがたい心地です。もうすこし夢心地を遊ばせてくださいね。夢も心の深奥に棲む媚女のはかりごとですけれど、心地好い夢を観させてもらいましょう・・・
媚女の舞う夢か現か日向ぼこ 仁
ついにネアンの旅も終わるか
夢も空。現も空。
そういってしまえば面白くもないのですけれど、言葉あそびの世界は「空」だから面白くて、夢幻なんです。空即是色の豊穣幽艶時空です。
乃舞師匠の独り舞が一度見たかった。
けれど、見ることができなかったから、また、自在な観相を遊ぶこともできるんです。・・・とはいえ、素養のない凡愚老仁には、その観想というのができないのですけれどね。
できないけれど、言葉は重宝です。遊ぶ力で自己増殖してくれるんですよ。
言葉が言葉を生んでいくんです。
凡愚老仁のこの言葉あそびの言葉さんたちも、今まで思ったこともない言葉さんたちの集いです。空から湧いてくるんです。
言葉の勢いで、乃舞師匠の独り舞も、空から、湧いて、現れるかもしれません。
念念念狂雲起こせ冬の雷 仁
地蔵の根まで垂直下降
我を無化して命の根源まで下降する術を凡愚老仁はまだ見つけ出していないのです。
お釈迦さんも苦行を捨てて、悟りに到達したのですから、「吾の心」に命の根源は一体化しているのでしょうね・・・
巫女さんの舞が神を呼び寄せるということは、無心に命を湧出させる舞が、もう、カミなのでしょう。カミになって生きなさい、が神の最大の神託だろうと凡愚老仁は考えています。カミは無なんでしょう。
「無」という字は、甲骨文字では、舞う人の形です。「舞」の元字だそうです。
その形は、衣の袖に飾りをつけ、袖をひるがえして舞っている人の姿をしています。後になるほど袖の飾りが複雑なものになっています。
甲骨文字では「無う(雨と下に号の下の形)ブウ」という雨乞いの祭りの字に使われたそうです。
無がだんだんその音を借りる仮借で、有無の「ない、なし」の意味に使われるようになると、無に「舛セン」(左右の足が外に向かって開く形で、舞う時の足の形を表す)を組み合わせた会意文字の「舞」が「まう、まい、おどる」の意味に使われるようになったそうです。 。。。『字解』舞p599無p653
稲や穀物の耕作で生きてきた古代人にとって雨は天の恵みですから、天はカミで、その恵みの雨もカミさんです。カミさんの雨が降らなくなったら、雨乞いの舞をしてカミさんを呼び込まなければなりません。舞はカミさんとの交心の術だったのですね。
初筆に念込め舞と書いてみる 仁
習い初めたる字の拙さよ
まだ見ぬ乃舞師匠の独り舞にはどんなカミさんが降りてきたのでしょうね・・・
乃舞師匠はどんなカミさんを呼び込もうと独り舞を舞ったのでしょうね・・・
ここから凡愚老仁の乃舞真似都々逸言葉あそびは辿り直しをはじめることになるのでしょうね。
初舞を恵み言葉の技給え 仁
言葉踊らば命躍らん
愛しき人と魂交わりを遂げたるぬしのふたり舞 仁
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 都々逸で交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
花人さんの『 そんな女の世迷言 』を訪問させてもらいました。
交心させてもらおうとしたら、「※コメントの受け付けは終了しました。 」だそうです。昔は制限無しみたいでしたけれど、維持管理も巨大化すると大変なんでしょうね・・・
この日記で交心させてもらいます。
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花人さんの『 そんな女の世迷言 』 への交心です。 ☆☆☆
★ 都々逸で交心v13z010707
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独り舞うきみが草場の冬菫
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> 行方さだめぬ 浮草暮らし
越えてゆきたい 桶の縁 花人
越えてゆきたい足枷ほどき
儚き恋のぬしが墓 仁
独り舞うきみが草場の冬菫 仁
独り習いの舞いにて添わん
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
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