逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

トランプ第45代アメリカ大統領の副大統領選び

2024年04月03日 | 政治

「手足を縛られたバイデン氏」のイメージを掲載…判事の娘を攻撃するトランプ氏

中央日報

トランプ前大統領は29日自身のソーシャルメディア(SNS)トゥルース・ソーシャルに星条旗とともに「トランプ2024」というシールを貼ったピックアップトラックを後方から撮った映像を掲載した。車の後ろにバイデン大統領が手足を縛られ横になっている絵が貼られていた。
ニューヨーク・タイムズ(NYT)など現地メディアは、トランプ系団体の間でよく流布されておりネット上では車のシール用として販売されていると伝えた。
この日、トランプ氏は交通取り締まりの途中に銃撃で死亡したニューヨーク警察官の遺族を訪ね慰め、法秩序を強調した後、投稿した。トランプ陣営のスティーブン・チョン報道官は「その写真は高速道路を走るピックアップトラックの後ろにあったもの」で、故意に演出したものではないだけに問題にならない。また「民主党員らはトランプ前大統領と彼の家族に対する卑劣な暴力をあおってきただけでなく、彼を狙って司法制度を武器化している」と対抗した。(抜粋)

トランプ前米大統領が創設した「トゥルース・ソーシャル」のロゴ

トランプ氏創設のSNSが上場 株価上昇、将来売却も

3月27日 産経新聞

トランプ前米大統領(★注、今までとは違い、メディアが全員が「前大統領」とドナルド・トランプの肩書を表記)が創設したソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」の運営企業、TMTGが来週にも株式を上場する。特別買収目的会社の株主が22日、TMTGとの合併を承認。米メディアによると、トランプ氏の保有株の価値は30億ドル(約4500億円)を超えるとみられる。(抜粋)

トランプ前米大統領 トランプ氏SNS、上場 時価1.2兆円 将来の資金源か

トランプ前米大統領が創設したソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」の運営企業が26日、「特別買収目的会社(SPAC)」と合併する形で米ナスダック市場に上場。前日終値より約16%上昇して取引を終えた。11月の大統領選で共和党候補指名を確実にしたトランプ氏が約6割を保有するとされ、将来は保有株を売却して資金を捻出するとの見方もある。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルなどによると、終値時点の時価総額は80億ドル(約1兆2000億円)近くになり、トランプ氏保有分は約45億ドルになる。(抜粋)

トランプ氏創設のSNSが上場 株価上昇、将来売却も

3月27日 共同通信社

トランプ大統領(★注、何と「前」が抜けている故意?の大ミス)が創設したソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」の運営企業が26日、「特別買収目的会社(SPAC)」と合併する形で米ナスダック市場に上場した。前身のSPACの前日終値より約16%上昇して取引を終えた。11月の大統領選で共和党候補指名を確実にしたトランプ氏が約6割を保有するとされ、将来は保有株を売却して資金を捻出するとの見方もある。運営企業は「トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ」。ロイター通信によると、トランプ氏は6カ月間のロックアップ規制があるため、期間中の保有株の売却などは原則としてできないとみられる(全文掲載)

本来なら「大ニュース」だと思うのだが、\(^o^)/

例え根拠が薄くとも「世界の嫌われ者」ドナルド・トランプの悪口雑言なら英BBC放送、アメリカCNNニュースやワシントンポストやニューヨークタイムスなどリベラルメディアが報道すれば、何時もの日本のテレビや新聞などマスコミの通例なら大喜びで大きく報じているはずなのです。

ところが今回、韓国保守系三大紙「中央日報」が報じる「トラックの荷台の縛られたバイデン第46代アメリカ大統領」との爆笑ニュース(★注、しかも投稿者がドナルド・トランプ第45代アメリカ大統領)を何故か怖がって報じない不思議。何やらリベラルメディア知識人たちの「ニュースの流れ」が変化しているらしい。クリーブランド大統領以来130年ぶり二回目の大珍事「もしトラ」が目の前に迫ってメディアが浮足立っているのである。

「トランプ勝利への道」-優先すべき選挙民と都合のよい副大統領

2月21日、ドナルド・トランプ前米大統領はFOXニュースで副大統領候補として起業家のビベック・ラマスワミ、サウスカロライナ州上院議員のティム・スコット、フロリダ州知事のロン・デサンティス、超保守派のフリーダム・コーカス下院議員バイロン・ドナルズ、サウスダコタ州知事のクリスティ・ノーム、元ハワイ州下院議員のトゥルシ・ガバーを挙げ、彼ら全員を良い選択と呼び、検討中であることを確認した。

トランプ前米大統領=19日、フロリダ州パームビーチ(AP=共同)

Roman Romanov
Valdai Club
1 April 2024 
マイケル・ハドソン研究会

共和党「指名争い」でトランプ勝利は確実となって副大統領の選択は戦略的な意味を持つ。第一にアメリカの有権者にとって、大統領が職務を果たせなくなった場合、国家元首の地位移譲「候補」は重要である。(★注、任期満了の4年間で副大統領が大統領に昇格する可能性が高い)

選挙当日トランプはすでに78歳。誰が彼の活動や活力をどう語ろうとも、高齢がウイークポイントであり、有権者もそれに気づいていることを忘れてはならない。世論調査によれば、アメリカ人の79%が選挙立候補者や連邦政府職員の年齢制限導入を考えている(民主党では79%、共和党では82%)また、73%のアメリカ人が考える、大統領にふさわしい年齢は50歳から70歳だ

第二に、アメリカ人の大多数はトランプもバイデンも大統領候補として見たくない。一部有権者は、2024年選挙を完全に見送るつもりでいる。

共和党とって総得票数よりもスイング州勝利の方が重要ではあるが、それでも勝利への道にはいくつかの困難が生じる。「マガ(MAGA)」有権者だけでは十分ではない。2000年以降の8回の大統領選挙のうち、共和党候補が最多得票を獲得したのは2004年のみ(★注、インチキな根拠で開戦したイラク戦争のブッシュ再選)

第三に、トランプに対する民主党の主な反論は、トランプは制御不能で権威主義に陥りやすいという主張で、去年末の世論調査によると、アメリカ人の56%が、トランプ氏が選挙に勝てば独裁者のように振る舞うだろうと考えている。したがって、よりバランスの取れたように見える(左翼リベラル派)政治家は、有権者の不安を最小限に抑えることができる。

第四に、バイデンがカマラ・ハリスで誰かを驚かせることは出来ないが、トランプは副大統領の人選を利用して、さらなる政治的「ポイント」を得るチャンスがある。

シナリオと研究デザイン

ドナルド・トランプの副大統領候補としてメディアに「浮上」した名前は アーカンソー州知事サラ・サンダース、サウスダコタ州知事クリスティ・ノーム、下院共和党会議議長エリス・ステファニック、下院議員マージョリー・テイラー=グリーン、マット・ゲッツ、ドナルド・レイノルズ、元共和党候補ヴィヴェック・ラマスワミ、フロリダ州知事ロン・デサンティス、上院議員トム・スコット、そして元国連大使ニッキー・ヘイリー、元下院議員トゥルシ・ガバード。

ドナルド・トランプ政権下で最も可能性の高い副大統領候補を特定するための基準(クライテリア)総合的基準は、スウィング・ステート(大統領選の結果が民主党と共和党の間で揺れ動く州)での集票力である。7つのスウィングステートとは ノースカロライナ州(16選挙人票)、ジョージア州(16)、ウィスコンシン州(10)、ネバダ州(6)、ミシガン州(15)、アリゾナ州(11)、ペンシルベニア州(19)

2020年トランプは勝利に必要な過半数270選挙人のうち232票。勝利するためには少なくとも合計37票をスイング・ステートを獲得する必要がある。スイング・ステートの中で、ノースカロライナ州はトランプがバイデンを最もリードしている。

副大統領候補はスウィングステートのほとんど、あるいはすべてを制するのに役立つ優位性を持つ必要がある。これは、特定の人口層における副大統領候補の人気かもしれない。程度の差こそあれ、各州で支持を必要とする5つのグループを特定することができた。次表参照

誰がより重要か

次に、これらのグループのうち、トランプにとって優先順位の高いグループを理解する必要がある。2016年アフリカ系アメリカ人の8%とヒスパニック系の28%しかトランプに投票していない。2020年の選挙ではトランプ氏はほぼすべての人種グループの中で成績を伸ばした: アフリカ系アメリカ人は12%(2016年から4%増)、ヒスパニック系は32%(2016年から4%増)、アジア系は34%(2016年から7%増)。2024年これらのグループの中で再びパフォーマンスを向上させ、1月世論調査によると、ラテン系の39%(2020年から7%増)、12月世論調査によると、トランプ前大統領のアフリカ系アメリカ人の支持層は17%(2020年から5%増)に達する。2020年当時、人種・民族間のパフォーマンス向上は勝利には十分ではなかった。当時、トランプ氏は無党派層と郊外居住者の支持を失ったが、2016年には彼らの票が勝利の決め手となった。(★注、ドナルド・トランプはマスコミ報道や有識者の解説とは大違いで、実は最も黒人層やヒスパニック層の共和党支持を増やしていた)

候補者の競争

(一番大事な2021年1月6日ペンス副大統領に土壇場で裏切られた)トランプにとって、忠誠心の問題は極めて重要であり、この特徴は、候補者が持つ実質的戦略的優位性とともに、副大統領の選択に影響を与えるであろう


バイデン米大統領による一般教書演説の最中にヤジを飛ばす「マガ(MAGA)」のグリーン下院議員(中央)=米連邦議会で2024年3月7日、AP 2024年3月18日軍事、外交 
ヤジが怖いジョー・バイデン一般教書演説

マージョリー・テイラー=グリーン、マット・ゲッツ、バイロン・ドナルズ

3人ともイデオロギー的にはトランプに近いが、トランプはすでに「反人気」を得ている(高まっているのは彼個人の人気ではなく、バイデンに対する不信感だ)ので、公務経験がなく、米国民のかなりの部分から人気がない3人の議員を重用する必要はない。前大統領に戦略的優位性を与えないばかりか、無党派層や郊外の女性の間で彼のチャンスを損なう可能性さえある。

エリス・ステファニック

ニューヨーク州第21選挙区の下院議員エリス・ステファニックは共和党会議を率いており喜んで副大統領に就任するとすでに表明している。ステファニクの目に見える利点のひとつは党組織の支持かもしれないが、ここでも彼女はトランプに根本的に新しいものを提供することはできない。いずれにせよ、前大統領は実質的に共和党を率いている。

ステファニックのニューヨーク州は常に民主党大統領候補が勝利しており上院議員も民主党が独占している。2020年バイデンはこの選挙区でトランプに23%近い大差をつけた。2022年ステファニックは民主党対立候補に20%近い差をつけて勝利した(59.2%対40.8%)。
つまり、民主党優勢州で無党派層の票の取り合いという点では経験豊富であり役に立つ可能性がある。
トランプにとって下院の共和党3位として、ステファニックは党内の反トランプ主義者を一掃する重要な役割を担ってきた。マイク・ペンス前米副大統領が2021年1月6日に行った(2020年大統領選でのバイデンの勝利認定)を、自分ならやらなかったと述べている、このような発言は、全米レベルの同じ無党派層における彼女のチャンスを減らすかもしれない。

サラ・サンダース

最も保守的なアーカンソー州知事のサラ・ハッカビー・サンダースは2017年から2019年までトランプ大統領報道官を務め、2021年1月6日の国会議事堂襲撃後も見捨てず一貫して支持した忠誠心を忘れず、トランプは2022年アーカンソー州知事選挙勝利を手助けをした。現在、知事としての1期目の任期は2027年まで。サンダースもステファニクと同様、無党派層の票を獲得した実績を誇る。副大統領出馬に同意するかどうか不透明。

ロン・デサンティス、ティム・スコット

対立候補が副大統領になることはよくある。ブッシュ・シニアはロナルド・レーガンの党指名候補の主要な競争相手だった。ジョー・バイデン現大統領は、カマラ・ハリスを副大統領に指名したが、民主党予備選当時には現大統領を最も強く批判していた人物だった。バイデン自身、2008年の民主党候補指名でオバマと争った後、副大統領に就任している。従って、トランプの副大統領候補者は、かつてのライバルの可能性がある。

ロン・デサンティスは「トランプのアイデアは良いが、彼は勝てない、私なら勝てる。」前大統領の個人的特徴からすれば、これだけでもデサンティスを副大統領候補リストから外すには十分だ。加えて、デサンティス自身が副大統領候補を望んでいるわけではなくフロリダ州知事の任期を全うし2028年の大統領選出馬の可能性がある。副大統領権限が限られていることを考えれば、フロリダ州知事職に就くことで、4年後に有権者を惹きつけるための強力な「ポートフォリオ」を構築できる

唯一の黒人の共和党上院議員ティム・スコットは、副大統領への野心を直接口にすることはないが、行動がそれを物語っている。トランプへの愛を公言し、さまざまなテレビ番組でトランプを擁護する発言をする--これらはすべて、前大統領へのシグナルである。さらに、スコットが撤退した後、婚約を発表、選挙キャンペーンの目標に完全に対応している。トランプは副大統領(つまり後継者候補)を独身男性にするわけにはいかない。また、ティム・スコットが福音派の有権者に人気があるが無党派層や黒人有権者の間でどの程度人気があるかは何とも言えない。しかし、トランプへの仰々しい忠誠心はスコットに有利に働くかもしれない。

アメリカ合衆国の歴史で最大の死者を出した南北戦争(1861年から1865年)で北軍と戦ったアメリカ連合国(南部11州)初代大統領ジェファーソン・デイヴィス(敗戦時に短期間だけ拘束された)の胸像に向かって大統領恩赦を発表するニッキー・ヘイリー共和党大統領候補のイラスト2024年2月7日政治 「分からない」に付き合う

ニッキー・ヘイリー

ヘイリーの最大の強みは、無党派層からの人気だ。他の候補者がこの層を引きつけることができるかは誰にもわからないが、数々の世論調査や過去の予備選・党員集会で、ヘイリーが成功していることが示されている。ニューハンプシャー州では、無党派層有権者の58%、穏健派有権者の71%。ヘイリーの支持は、彼女の個人的な人気というよりも、これらの有権者がトランプに投票したがらないことに起因している。ヘイリーの現在の「支持層」のかなりの部分は、彼女がドナルド・トランプと一緒に出馬した場合、彼女に投票しない可能性があることが判明した。

世論調査によると、アイオワ州のヘイリー支持者の43%が、バイデンに投票すると答えた。23%がトランプ前大統領を優先すると認めた。

したがって、予備選での無党派層や穏健派におけるヘイリー優位は、全国投票では限定的なものになるかもしれない。それでも、バイデンとトランプの当選確率がほぼ同等であることを考えれば、重要な有権者層におけるヘイリーの相対的優位でさえ、トランプを当選に導く可能性がある。

しかし、ヘイリーが脆弱なのは、アイオワとニューハンプシャーで敗れた後、指名争いからの脱落を拒んだからだけでなく、トランプに対する厳しい暴言のせいで、彼にとって立候補を拒否する決定的な論拠になるかもしれない。

クリスティ・ノームとビベック・ラマスワミ

元共和党候補のビベック・ラマスワミとサウスダコタ州知事のクリスティ・ノームは世論調査で最も望ましい副大統領候補にランクされた(ともに15%)。

ラマスワミはレトリック的にもイデオロギー的にもトランプに最も近い。しかし、選挙で重要なグループや層にはアピールしていない。予備選に参加した際の評価は10%にも届かなかった。討論会で強いパフォーマンスは超保守的な有権者の共感を得られるかもしれないが、前大統領はすでに彼らの支持を手にしている。これを踏まえると、ビベックはトランプにとっては無用の長物だ。

クリスティ・ノームは、共和党が強いサウスダコタ州の代表で1940年以来、アメリカでは大統領選挙が21回行われて民主党候補がこの州で勝利したのは一度だけ(1964年)リンドン・ジョンソンだけだ。ノーム候補が重要な選挙民である全米の無党派層のトランプ人気をどれだけ押し上げるかは不明。

2020年12月4日政治 最重要トランプ46分演説を支持したギャバード

タルシ・ガバード(トルシー・ギャバード)

トランプがガバードを検討しているというニュースは驚きだ(ただし、トランプがそれを確認したとき、どれほど誠意があったのかはあまり定かではない)。これは彼女が2020年に党の指名を目指した民主党の下院議員だからというだけではない。2013年から2016年まで、ガバードは民主党全国委員会(DNC=選挙区選挙から大統領選挙まで、あらゆるレベルの党の選挙戦略を担う組織)の副委員長を務めていた。

2020年の民主党予備選では結果が振るわなかったにもかかわらず、ガバードはスポットライトを浴びることに成功した。それは彼女の業績や経歴の特徴についてというよりも、むしろ党のマストドンたちがガバードに下した批判についてだった。ヒラリー・クリントンはほとんど直接的にガバードをロシアの子分と呼んだ。2020年、彼女は、バイデンから票を引き離し、トランプの2期目を保証する可能性のある第3候補として、モスクワがガバードを「注視」していると言われていると述べた。 元国務長官が何の証拠も示さなかったにもかかわらず、主流メディアはこうした憶測を盛んに取り上げ始めた。

ガバードの外交政策は、2015年から2016年にかけてトランプ自身が表明したものとほぼ一致している。彼女は他国への米国の軍事介入に反対している。特に、バッシャール・アル・アサド(シリア)政権打倒しようとするワシントンの試みに反対していた。ロシアについては、まずは対話を通じて関係を発展させる必要性を主張している。とりわけ彼女は、2019年にアメリカがINF条約から一方的に脱退することに反対した。しかし同時に、2014年には対モスクワ制裁を積極的に支持し、当時のバラク・オバマ米大統領の措置を不十分とさえ考えていた。

2022年(立候補せず議員辞職)民主党を離党し、正式に無所属として登録した。2月22日、彼女はCPAC年次保守フォーラムで講演し、エリートたちと戦い続けるトランプを称賛した。また、バイデンとの友情を振り返り、彼は大統領としての重圧に耐えられなかっただけだと語った。どうやら彼女は、副大統領のポストを争うというトランプの誘いに応じたようだ。

ガバードは郊外の女性の票を集めることができる彼女の意見は、穏健派や無党派層のかなりの部分にとって異質なものではない。

加えて、本格的な政治的経歴を持っているだけでなく、軍事的経歴も持っている。イラク戦争で2004年から2005年まで勤務した。その後、2008年から2009年にかけてはクウェートで勤務した。軍隊経験のある候補者はアメリカの選挙ではハンディを背負うと見做され、2022年上下両院議員では従軍経験のある197人中で85人(43%)しか当選しない難関だが、彼女なら突破が可能だ。

加えて、副大統領に(二大政党のいずれにも属さない)無所属候補を選ぶことは、民主党でも共和党でもない人物を優先する準備ができている有権者の心に響く可能性がある。

まとめ

トランプがバイデンより明らかに優れているにもかかわらず、(胡散臭い新コロ騒動で導入された「郵便投票」では)前大統領が11月に勝利するのは難しい。さまざまな「ブラック・スワン」が、スイング・ステートにおけるトランプ支持率上昇を制限している。2020年と同様、得票数の差は5%ポイント以下かもしれない。2016年にトランプが勝利したが2020年に敗北した5つの州(アリゾナ、ウィスコンシン、ジョージア、ミシガン、ペンシルベニア)では、前回の選挙での平均得票率はバイデンに1.02%の差をつけていた

したがって、数千人の有権者が選挙結果を決めることになる。トランプは、全体の人気投票では300万から500万票差で負けるかもしれないが、数ではなく場所で勝つことが重要であり、この点で、無党派層が重要な役割を果たすだろう。(抜粋)

4月1日 マイケル・ハドソン研究会(★注、AI自動翻訳が原因かも知れないが元記事は日本語文章として奇妙な部分がある)

ロバート・ケネディ二世のワクチン諮問委、DIA長官のマイケル・フリン首席補佐官を更迭した優柔不断(腰砕け)のドナルド・トランプは決断できるか (^_^;) 

2017年1月10日、ロバート・F・ケネディ・ジュニアは次期トランプ大統領によるワクチン安全性再検証諮問委トップ就任要請を受諾

一般市民が知らない謎ニュース \(^o^)/ 

ワクチン諮問委トップにケネディ元大統領の甥、トランプ氏が要請 ロイター


最も無党派層に影響がある副大統領候補タッカー・カールソンとタルシ・ガバード(トルシー・ギャバード)インパクト狙いならフリンとRFKjr

いわゆる「シリア内戦」から9年目の節目(★注、4年前は米軍傭兵組織ISISを使ったシリア転覆が最重要課題だった)

「シリア内戦」で欧米や日本のメディアや政府の全員が「民主勢力」だと全面的に支持していたイスラム教反政府武装勢力が、実は米軍や諜報機関の傭兵組織ISIS「イスラム国」だと主張したのはドナルド・トランプと、今回の民主党トルシー・ギャバード(退役陸軍少佐)だけ。(★注、サンダースはイスラム教徒民主党議員と連携表明がギャバードのバイデン支持「苦渋の選択」の原因だと思われる)

大事なのは正誤でも善悪でもなく、優先順位

自然科学では正誤が哲学や宗教では善悪が大切だが、社会科学は正誤も善悪もそれほど大事でも大切でもない事実は案外見過ごされている。
社会はとんでもなく大きいので、小さな正誤や善悪に拘る分だけ物事の優先順位を誤る。何が大事で、なにがそれほど重要でないかとの「すべての物事の優先順位」こそが、政治や経済など社会科学では一番大事なのです。

(4年前に出馬しなかった)78歳のバイデンが当選したら新大統領は任期途中で80代、新任の大統領では『ありえない』大珍事ですよ。それなら何かの目的の当て馬か?(子供で1年の違いは大問題である以上に80近い年齢の1年は大問題)
ノーベル平和賞のオバマはウクライナでネオナチのクーデター、リビアのカダフィをなぶり殺しにし、ISIS(イスラム国)を育てた張本人で、もしもスノーデンの警告が正しければ日本のフクシマの未曾有の核事故を起こした犯人もオバマです。(★注、鳩を偽装した鷹どころか、悪魔の化身そのものだった米民主党オバマ政権に代わって4年前に大統領になったトランプ。今の不可解な大騒動は当然の結果だったのである)2020年3月22日軍事、外交 サンダース不支持を表明したギャバード

積極的に21世紀の奴隷制を推進した刑務所ビジネス(元カルフォルニア州検事)極悪カマラ・ハリス米民主党副大統領候補の謎の人選

なぜ、無実の人が罪を認め、犯罪者が罰を免れるのか-壊れたアメリカの法制度 中央公論社 2024/2/21


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3 コメント

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ケネディはトゥルシにふられてた (セコイアの娘)
2024-04-04 08:44:13
トゥルシー、モテ期。
RFK Jrも、トゥルシーに副大統領をオファーしていたが断られた。
もしかして、彼女、天秤にかけてたかも。
返信する
確認したいのでよろしくおねがいします (現田石)
2024-04-04 17:29:12
現田石です。私の友人多数(日本の裁判官はいない)にこの本を紹介したので、確認したいのでよろしくおねがいします。以下の文の著者は藤野眞功なのでしょうか。

なぜ、無実の人が罪を認め、犯罪者が罰を免れるのか-壊れたアメリカの法制度 (単行本) 単行本 – 2024/2/21
ジェド・S・レイコフ(著)2024年3月3日レビュー
アメリカの裁判制度の問題点。アメリカの刑務所に200万人が収容されていること(日本は約4万人)、収容されている方の大部分が貧困層、有色人種であること、一方、不正を行った大手金融機関の幹部などは刑事訴追されないこと、司法取引や、Deffered Prosecutionの割合が高すぎるゆえに、真実がゆがめられ、無実の者が有罪を認めてしまったり、逆にホワイトクライム(企業犯罪)で本来訴追されるべき者が訴追されていないこと、司法が行政に服従し、重要な憲法問題についてすら、「政治問題の法理」(統治行為の法理より広範な模様)により、判断を回避したり、あるいは、グアンタナモでの米軍による水攻めの司法判断を最高裁が回避する最高裁行政のやりたい放題になっていること、死刑の対象者についても基準が十分でないこと等が書かれています。また、米国の離婚訴訟の9割で、片方に弁護士がつかないなど、司法制度が急激に機能不全となっている(抜粋)
返信する
「知的エリート」リベラル独裁に対抗する正義のトランプとの構図 (宗純)
2024-04-05 14:45:49
ハンバーガーとプロレスとグラマー美女が大好きな大富豪で、放送禁止の下品な言葉を連発する暴言王のドナルド・トランプは到底歴史的大人物には思えないし、その主張自体も別に少しも特別ではない。ある意味では普通のアメリカ市民の平均的な発想なのですが、特別なのが、反トランプの共和党保守派とか、いわゆるリベラルメディアとかアメリカ民主党(居眠りバイデン)などのエスタブリッシュメント連中
現職の第45代アメリカ大統領だったドナルド・トランプの発言を封鎖する目的でSNSから永久追放したら、トランプが自分自身のソーシャルメディア(SNS)トゥルース・ソーシャルを立ち上げて1兆円も大儲けしたらしいのですから大笑い。
丸っきりの「藪蛇」
その記事を書いたメディアが全員「前大統領」との肩書でドナルド・トランプの事を紹介しているのですが、その原因とは元記事の共同通信社記事が「トランプ大統領」と書いてあったから。たぶん、メディアは今年11月大統領選だけではなくて、4年前の大統領選教でもトランプが勝っていたと、誰にも分からないように密かにかいているのですよ。現在ですが、いくら探しても共同通信「トランプ大統領」表記の記事が見つからないが、危ないと思って早々に削除して消した模様。

1 April 2024 マイケル・ハドソン研究会の記事では
民主党全国委員会(DNC)の副委員長で下院議員だったが離党して無所属になったトルシーが「どうやら彼女は、副大統領のポストを争うというトランプの誘いに応じたようだ。」と書いているので大本命。ひょっとしたら反ワクチンのRFK Jrも、トゥルシーも、副大統領候補としてドナルド・トランプがオファーしていた可能性があります。
穴馬のDIA長官のマイケル・フリン首席補佐官も加えた、RFK Jrと、トゥルシーの誰かを副大統領候補に選ぶなら、4年経って、やっと本気でトランプ大統領が戦う気になったのですよ。今までは腰砕けする根性なし。何とか妥協する道を模索していたが、「リベラル独裁」側にはその余裕が無いことに、たぶん、やっと気が付いたはずです。

大谷翔平通訳の賭博事件では2018年最高裁判決で今までのネバダ州ラスベガス限定の連邦法を覆して「賭博の是非は、州の判断にまかす」(内政は連邦政府や連邦憲法とは無関係)と判断したが、
全く同じ判断が2022年の中絶合法化だったのに、極悪戦争屋のリベラルメディアや有識者の全員が悪質極まる反トランプの選挙キャンペーン「右傾化した最高裁判決」とのフェイクニュースを繰り返して共和党トランプの選挙妨害が、大成功する。最高裁判決は「妊娠中絶合法化など内政問題は州の権限だ」と2018年の賭博解禁時と同じ判断。話のすり替えなのですが、大統領選挙直前の今の時期に出てきたのですがから、11月のトランプ勝利の大統領選挙と密接に関連しています。
それどころか40年続く胡散臭い地球温暖化も、4年続く胡散臭い新コロ騒動や危険極まる遺伝子操作mRNAワクチン接種強制、2年続く胡散臭いロシア軍特別軍事作戦、5カ月続く胡散臭いだけでなく非人道の極みのガザ地区ジェノサイドも全部まとめてトランプ大統領阻止のキャンペーンと関連しています。しかし、なぜ、それほどまでにトランプ第45代アメリカ大統領を嫌うのかは謎のまま。
トランプを封じる永久追放では逆にトランプが1兆円も大儲けした大「藪蛇」なのですから、辻褄が少しも合いません。リベラルメディアや有識者など「知的エリート」リベラル独裁によって、歴史の歯車を勝手に動かそうとたくらんだが、やり方が稚拙で手品のネタが丸分かり。巨悪と対抗する正義のトランプとの構図では失敗は確実です。

現田石さん、五つ星の満点の
なぜ、無実の人が罪を認め、犯罪者が罰を免れるのか-壊れたアメリカの法制度 (単行本) 単行本 – 2024/2/21
ジェド・S・レイコフ(著)2024年3月3日レビュー
は、単なる推測ですが翻訳者のゼミの学生のアルバイトか、それともボランティアではないでしょうか。それにしても日付がピッタリで、これも11月のアメリカ大統領選挙キャンペーンの可能性が考えられます。監獄ビジネスのカマラ・ハリス副大統領候補を放置すれば勝てないので、2年前の奈良県西大寺駅前の「消えた弾丸」安倍殺しの再現(ケネディ暗殺の二番煎じが見れるかも知れません。そもそも日本に警察や自民党などが実行した話では無くて上から言われたので仕方なく安部晋三を殺したが朝鮮戦争前夜の国鉄の下山総裁殺しと同じで米諜報機関が主導したが、アメリカ国内での同様の暗殺の予行演習だと考えると辻褄が合う。まあ痴呆が進む居眠りバイデンはカマラ・ハリスと同じで生きているより選挙期間中に死ぬ方が民主党としては利益が大きいのですが、なんとも恐ろしい話です
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