だんなっちょんのブログ

ヤ〇トのセールスドライバーやってます。
競馬・飲酒・昼寝・スマホいじりが趣味の
甲斐性無しの二児の父

7月17日 エロ本

2014-07-17 02:25:02 | 生活漫談
朝7時半に息子を車で保育園に送る届けるのが平日の日課となって早3ヶ月。
送り届けた後に、近くのコンビニに車を止めてコーヒーを飲むのは今や
店員に顔を覚えられる程の習慣と化した。
コンビニでアイスコーヒーを購入し外でゆっくり飲んでリフレッシュしている時に
目につく大人向けの成人雑誌。単純に言えばエロ本。

どこのコンビニとまでは言わないがエロ本の表紙が外から見えるように陳列してあるのには
いろいろ訳が在るのだと思う。その答えはコンビニOJT辺りなら明確に答えてくれるのだろうが、
私なりに「エロ本の経済学」を考えてみた。
そもそも立ち読みをする層の大半が男であること。女性の立ち読み率は男性より低く
コンビニに誘い込むターゲットは必然的に男性になる。
エロ本はこの歳になってまで買いたいと全く思わない。こういう雑誌に興味持つのはせいぜい
10代までの話。いや、ネット等の発達でエロ本そのものに対する需要は今は薄れているのではなかろうか。
でも必ずエロ本を取り揃えて陳列しているのは、男の潜在的なものに訴えかける部分があるのだと思う。

よく週刊誌などの表紙に女性の写真をつけたり、とじ込み付録にヌードを入れるのは
「持ち帰りたい心理」「この女性を自分だけのものにしたい心理」が働くという。おそらくそれ。
特にエロ本には興味ないけど、エッチな格好をしている女性が窓からこっちを除けば本能を刺激し
自ずと足が中に進むのではないだろうか。抗えない男の性というところだろう。

そして入り口入ってすぐ曲がった奥にエロ本が必ずおかれており、そのエロ本のすぐ近くは必ずドリンクコーナーという流れ。
間違ってエロ本に手を伸ばしてしまったら、まさに相手の思う壺。
未成年ならまだしも、大の大人がエロ本を一読して、あの場所からそのまま何も買わずに帰るのは
少し勇気がいる行為となる。エロ本買う買わないにせよ、とりあえずエロ本一読後は脳内に少なからず
エッチな妄想が残っている状態。まさに「ごちそうさま」という気分でちょっと浮かれた気分。
当然何かを手に取るだろう。近くにはまずドリンクコーナーが置かれておき、エッチな汗を(脳内で)
かいたあとはキンキンに冷えたビールでクイッとやりたくなるのが男の性。
そしてさらに曲がれば弁当類等の惣菜コーナー。まさに相手に操作されたかのごとく、
酒につまみに手を取り、エロ本を読んでしまった「罪」を償う気分で
「これで堪忍な」という気持ちでレジに向かい、貴重な養分となって颯爽と店を後にする。

間違って手に取ったエロ本がどうしても家に持ち帰りたくなったら更に相手の思う壺。
エロ本一冊をレジに持っていくのは、臆病な日本人には殆どが無理である。
昔こち亀でも紹介されていた通り、ここで「サンドイッチ」が必要となる。
エロ本だけだと、「こいつはエロ本しか読まない変態野郎」と思われるのが嫌だから
他の本も緩和剤としてついつい入れてしまう。緩和剤+エロ本+緩和剤とエロ本を中央に挟んで
レジに持っていく。これが通称「サンドイッチ」である。
あたかも「俺はエロ本は嗜み程度でこっちがメインな」と満面のドヤ顔を決めて、
自尊心を傷つけることなく店を後にできる。

結局エロ本1冊には他に緩和剤を買わないと行けないリスクが発生するから、店側からすれば
実に費用対効果が高い商品なのだろう。私ならサンドイッチ+ドリンク+弁当を付けてしまうだろう。
兎にも角にもエロ本を「ついで買い」にしておきたい気持ちが働いてしまう。
もっともエロ本を買うことは多分今後絶対に無いと思うけど・・。年齢が年齢だし
妻に見つかったら「なんだこれは!捨てろぉ!」と怒られるだろうし(笑)
昔、堀北真希の画像を落としてフォルダに入れていたら発見されて、「消せ!今すぐだ!」
と言われたぐらいなのに、エロ本なんて買ったら即捨てられるでしょう。
いや、東スポの男センをケラケラ笑いながら読んでいるのを見れば、案外エロ本は見逃されたりして(笑)
か・・買いませんよ。

何はともあれ、一冊で男を誘い込み、手に取らせたら他の商品を潜在的に買わせてしまう
エロ本は本当に優れものですね。まさに撒き餌ですね。