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大相撲の9月場所で、関脇の御嶽海が1勝差で追いかけていた、同じく関脇の貴景勝に、12勝3敗同士の優勝決定戦で勝利し、逆転優勝をもぎ取った。2回目の幕内最高優勝となり、現役力士では両横綱に次いでの複数回優勝となった。お見事である。
彼は、以前より安定した成績と実力で、早くから大関候補と期待されていたが、栃ノ心や貴景勝に先を越されて、三役在籍16場所と言う彼にとっては、不名誉な記録となっている。(本当は、立派な記録であるが)来場所こそ大関に昇進してもらいたいと思っている。ここ一番の勝負度胸のいいのも彼の魅力だ。
一方で、女子プロゴルフでは、渋野選手が最終日に20位の8打差を逆転して、見事に逆転優勝を飾った。天候など運も良かったが、これも実力の一つである。昨年まで無名の選手だったと聞くが、世界メジャー選手権で優勝し、時の人となってしまった。本人も言う様に環境が変わり、多くのゴルフファンの中心的存在になった。立ち振る舞いやメイクドラマは、スター性十分な若干20歳の娘さんである。
彼女は、岡山県の津山市にある高校のゴルフ部の出身で、私の大学時代の友人が近くに住んでいて、彼は昨年もわざわざ新米をお土産にお見舞いに来てくれた人である。農業の傍らホテルに勤務していて、5~6年前に彼の勤務しているホテルに宿泊し、ゴルフを楽しんだ事が思い出される。二人で二次会のスナックに行き、昔話やカラオケに勤しんだが、その後にそのスナックのママさんが亡くなって廃業されたと聞いた。
先日、彼から「元気か」と電話を貰ったのだが、地元岡山は渋野選手で大いに盛り上がっている様である。渋野選手の試合が始まると、仕事もそこそこにテレビ観戦と聞く。何ともうらやましい話である。今、ゴルフも低迷していて、どこのゴルフ場も閑散としている。久々に出現したスター選手に大いに盛り上がり、観客動員数も記録更新を続けていると言う。指導している青木コーチは、西脇のレッスンプロと言うから応援しない訳にはいかない。素敵な笑顔を絶やさず素直な受け答えと、たまに出る岡山弁になお一層の好感が持てる。ますます頑張って沸かせてほしいものである。
私も意味合いは違うしレベルも違うが、3度のガンの告知を受け闘病生活を経験しているが、死ぬ事も無く寝たきりになる事も無く、元気に生き延びている。転移や再発のある病なので、逆転優勝とまではいかないが、概ね良好に回復して、今日も元気に仕事に勤しんでいる。ありがたい事である。
ありがとうございました。
では又ね
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