ようこそ
私は、平成27年3月より闘病生活を余儀なくされましたが 今は、こうして元気に生活して居ます。
そんな私には、4人の主治医の先生が居ます。また、数多くの看護師さんを始め、関係者の皆様にお世話になりましたが、唯一私が主治医の先生4人に勝てる事が一つだけ有ります。 主治医の先生は、皆さん国立大学の医学部出身です。 私が逆立ちしても、徹夜して365日勉強しても勝てる訳がありません。 そんな中で唯一勝てたのは何でしょう? ゴルフのスコアでも、カラオケの歌の上手さでも有りません。
私は、最初に泌尿器科の主治医の先生に、膀胱ガンと前立腺ガンの手術を執刀していただき、二人目は生体検査の為に脇腹を切り、肺の一部を取り出す手術を執刀していただきました。そして三人目の主治医の先生は、総合内科の先生で、抗がん剤治療を担当していただき、四人目の主治医の先生は、悪性中皮腫の手術を執刀していただきました。
入院中に全ての主治医の先生に尋ねた事があります。 「先生は、ガンになった事はありますか?」 と。すると、ある先生は 「ガンの治療経験は何度もありますが、ガンになった事はありません」 と答えられました。他の3人の主治医の先生にも同じ事を尋ねましたが、皆さんガンの体験者では有りませんでした。
そうです。ご想像の通り、私は3箇所のガンの体験者なのです。 国立大学の医学部出身の先生でもガンの体験は無かったのです 膀胱ガン、前立腺ガンの辛さ、悪性中皮腫を宣告された時の恐怖、手術の苦しさは半端なものではありませんでした。 例えようの無い辛さと怖さ、恐怖、余命への不安など、体験者でないと分からない正に 「明日の百より今日の五十」 と言うことわざが有りますが、先の事まで考えられないそんな心境です。
私は、主治医の先生のように、当然ですがガンの治療は出来ませんが、苦悩の体験談を話す事は出来ます。 多くの方々に読んでいただき、御役に立てればとの思いです。 絶対に私の様になってほしくないからです その為には、何度も書きますが、「早期発見と早期治療」 です これ以外にありません。最低でも年に一度の検診は必ず受けてください
私は、この度の闘病で 「身体障害者」 にも認定され、元気とは言え健常者の方と同じようには行きません。 色々な不具合もあり、神経を切断していますので、上半身の右半分が大きくしびれています。右足の甲の指先もしびれています。 そして、一生治る事もありません。
私が唯一主治医の先生より勝るものは、ガンの体験談を話伝える事が出来る体験者で有る事です。
同病の方も多くいらっしゃると思いますが、一緒にがんばりましょう。
では又ね
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