ようこそ
私は既に両親を亡くしているが、この度 弊社の店長の実父様がお亡くなりになりました。謹んでお悔やみ申し上げます。
先月より体調を崩されて、入院をされていてお見舞いをさせていただいていたのだが、9日の午後より店長の申し出により、容体が変わった様で休みになった。「ひょっとしたら」とは思っていたが、翌日の朝に連絡が入り、午前3時に亡くなった。と報告を受けた。我が社の店長は女性である為に隣町に嫁いでいるので、苗字は違うが過去に何度かお会いしたが、それも数年前の話。最近は、公休日の度に実家通いをしているとの事で、年齢も90歳を超えていらっしゃったので、ご高齢ではあったのだが、いくつになっても親の他界は悲しいものだ。
11日が通夜と聞いて、早速に通夜式に参列させてもらった。本当に悲しそうな顔で状況を説明してくれた。コロナの関係で、家族葬で執り行われる事も聞いた。
最近は、少し痴呆も入っていたらしく、同居する母親やお兄さん夫婦がお世話をされていたようだ。長い間お疲れさまでした。何時の時代でも、寝た切りが長く続くと家族のお世話も大変である。お母さまとは少し歳の差があるようで、昼夜を問わずにお世話をなさっていたようだ。
私は新所帯の為に兄夫婦に親の世話から、現在では墓地の管理、仏壇の管理とお世話になっていて、感謝している。
そんな思いもあり、葬儀で面会した時には、お母さまとお嫁さんに労いの言葉を掛けた。仕事の関係もあり、通夜は私が、葬儀は社長の長男がお参りさせてもらったが、家族葬と言う事もあり長居は出来なかったので、予定外ではあったが葬儀の当日も式後のお別れには間に合いそうだったので、お見送りをさせてもらった。
会葬御礼のハガキには、享年92歳ときさいしてあり、一般的には長生きをされていたようだ。
私も十数年前より、妻の実母を引き取り同居しているのだが、既に90歳と高齢であるが、新聞も隅から隅まで読み、字を書くことも好きで、毎年 年賀状は手書きで書くほどである。痴呆も無ければ、体も元気で人の手は要らないほどであるが、月に一度は掛りつけ医に妻が送迎をし、スーパーや量販店に寄る事がひと時の楽しみとなっている。
しかし、流石に年々体が弱っている事は動きを見ると直ぐに分かるようになった。私に遠慮があるのか、私が居る時は元気そうに装っているが、足元がよぼついているのがよく分かる。
妻の実家は、義母が最後の人となる。無くなれば途絶えてしまうので、孫の代まで墓地の世話をさせるわけにはいかないと思い、一昨年には墓地の後始末と永代供養を菩提寺にお願いをした。少し遠慮もあったが義母の勧めもあり、これも時代と割り切る事にした。
店長である彼女は、初めての体験であるが、母親は健在なので今後はお父様の分も親孝行をしてあげてほしいと思っている。
皆さまお疲れさまでした。残されたご遺族が早々に立ち直られる事を願っています。
それでは皆様、どうぞお大事に
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