人生晴れたり曇ったり

「辛酸を嘗めた私の闘病日記」2年半の闘病生活の峠を越え、その後の元気な日常を画像を加えながら不定期ですが書いています。

私には分かりません・・・?

2020年05月29日 | 冊子(人生晴れたり曇ったり)

ようこそ

私は、会社への通勤に労働基準監督署の前を通る。監督署の玄関前には、電光掲示板が設置されていて、最低賃金の改定や残業、有給などの文字が順番に表示されている。その場所は、大きな交差点の前に設置してあるために、信号待ちでよく見るのだが・・・・

日本の企業の99%は中小零細企業で、経営者の高齢化も進んでいて、事業承継が大きな問題となっている。幸い私の会社では、長男が後継者として入社しているので、その点は少しは安心しているのだが、まだまだ経験不足で一人前とは言い難い。

さて、先の掲示板の話に戻るが、最近の報道や政治家、評論家の方の話を見聞きして思うのは、余りにも言葉が難しくて、横文字やアルファベットと多く使われている。今回のコロナ問題でも、専門用語や横文字、アルファベット、短縮語が多用されている。私の頭が悪く知識不足は大いに認めるが、それにしても難解である。

この度の一人10万円の給付金の申請も多くの人がミスを侵し、チェックや再提出に多くの税金が使われている様子を見聞きして、改めて言葉の難しさを思う。

特に政治家は、せめて中学生くらいから、80歳を超える高齢者の方でも理解出来る言葉を見つけられないのかと思う。中学生は別にしても、高齢化社会の中で、80歳以上の年配者にも選挙権は有るのだ。投票者の多数を占める中高年の方に分かりやすい言葉を見つけ出し、発信する事は各政党にも得策ではないかと思うのだが・・・・分かりやすい言葉が見つけられないとしたら、政治家としては褒められた事ではないと思うのだが・・・・

60代70代の政治家の皆さんは、若者言葉が理解できますか若者言葉で記者会見をされたら、私には理解できない誰を対象にして記者会見をしているのでしょう

私の仕事も料理と言う関係から、多くの専門用語が社内では使われるが、「絶対にお客様には専門用語を使うな」と厳しく言っている。

難しい言葉を知っている事は素晴らしい事ではあるが、国民に知らせる報道や記者会見では無用であると思うのだが・・・・

昔、子供の学校の役員をしていた当時、校長先生から聞いたことが有る。それは全校集会で「お話をするのに一番難しいのは小学校です。6歳から12歳と年齢差が有り、言葉を選びながら全校生徒に分かりやすい言葉で話すように配慮しています」と言うものであった。私は、なるほどと納得した記憶が有る。

何時もは、闘病に関する事で何かの役に立てばと思い、ブログを書いていますが、今回は私の個人的な思いを書きました。愚痴だと思ってください。不愉快に思われた方にはお詫び申し上げます。

では又ね

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新型コロナ

2020年05月28日 | 冊子(人生晴れたり曇ったり)

ようこそ

新型コロナの感染も峠を越えたような報道が増え、「やれやれ」と安堵している。先日の長男の嫁も回復に向かい、来月の精密検査の結果にもよるが、日常生活を取り戻しつつあり、こちらも安堵しているが、まだまだ、多くのコロナ感染者の闘病生活は続いているようだ。お大事になさってください。

コロナ感染は落ち着いてきたが、半面で多くの経済的犠牲者が出ている。外出自粛による個人消費の落ち込みが酷く、多くの企業や個人事業者での経済的病が発生している。これらの治療に国は、多くの予算を組んで治療に当たっているが、後手後手に回っている感は否めない。

今後も当面は、経済回復には時間が掛かりそうである。体力のない小さな会社は、不安な日々を送る事を余儀なくされそうである。報道を見て驚いたが、美容室の数は、信号機の数より多いそうだ。もちろんコンビニの数を圧倒している。高齢者社会が進む中で、厳しい経営活動を迫られそうである。

人間は、命とお金の両輪で生活して居る。口に出すのは憚られるが、お金は最も大切な生活の基盤である。

私も7月には65歳となり、本格的に高齢者の仲間入りとなる。新人高齢者であるが、平均寿命で言うと残り16年ほどであるが、この残された時間を如何に過ごすかは非常に大切であるが、私は仕事を通して社会貢献する道を選択した。長い闘病生活を経て学んだ事だが、頼りにされたり、頼ったりすることに生きがいを見出したいと思い、零細企業ではあるが、事業経営の道を選択した。結構厳しい生活だが、今では楽しみなが満足な生活を送っている。

先日は同級生の葬儀に参列した。私の方が必ず先に逝くと思っていたが、特に親しく付き合っていた彼の方が、突然先に逝ってしまい大いに落ち込んだが、本当に人生何が起きるか分からない。残された時間を大切に、悔いのないように過ごしたいと思う。

どうぞ皆様もお元気でお過ごしくださいね

では又ね

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長男の嫁が・・・

2020年05月19日 | 冊子(人生晴れたり曇ったり)

ようこそ

昨日の事。

朝9時30分ごろに長男の携帯が鳴った。後で会話を聞いたのだが、孫娘である長女からの電話らしく、「お母さんが倒れていて、動かない」との事。緊急事態である。

急いで長男を帰宅させた。私も妻に連絡して、「様子を見て、手伝いをするように」と伝えた。

その後、長男から連絡が有り、「左半身が痺れて動かず、目も見えない」と言う。何とか立ち上がる事が出来たので、自家用車で孫3人を連れて、豊岡病院の緊急外来を受診したのだが、たまたま、救急車の出入りが重なり、後回しに結局、「通常の外来の方が早そうです」との指示で、脳神経外科を受診したらしい。

問診は受けたのだが、精密検査が17時ごろになるとの事で、病院の近くに居住する長男の姉の家で待機する事になった。こんな時には、親族が近くに居ると心強い。

子供達3人を残して、再び病院に向かい、17時過ぎにCT検査にMRI検査を受けたらしい。結果は、血管などに異常は認められずに、6月に再検査をすることで帰宅となった。

原因がはっきりしないのも困りものだが、少しは安定してきたようで、取りあえずは一安心。運転中なら、大事故になりかねない事態である。

母の日には、妻に子供達3家族からプレゼントをもらい、みんな元気そうであったが、突然の事に「驚き桃の木山椒の木」であった。

学校が休校のために、3人の幼い子供の世話も有り、今日は大事を取って長男も会社を休んだ。

若いからと言って、何が起こるか分からないので、気を付けて行動しなくてはならない。来月の再検査が無事ある事を願っている。

会社の方は、料理や弁当の宅配業なので、休業要請の対象外の業種の為に通常通り営業を行っているが、人の集まりが禁止されている為に売り上げには少なからず影響しているが、飲食店の様な大きな事態にはなっていないので、少しは安堵しているが、中々厳しい状態である。頑張らねば

みなさんも気を付けて下さいね闘病中の方は、お大事なさってくださいね

では又ね

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普通の生活

2020年05月13日 | 冊子(人生晴れたり曇ったり)

ようこそ

友人の葬儀から一夜が明け、私も少しは落ち着いてきた。落ち着いたと言うよりは、諦めたと言った方が正しいが・・・・・・こんなにも、あっけないとは・・・・

さて、前回の池江選手の話だが、長い闘病生活の末に見事に退院して、自宅療養の様子が映し出されていた。印象に残った言葉に「普通の生活が、これほどありがたいものか」と言うのがあった。

人間は、どうにもならないと感じた事を体験すると、これまでの何気ない日々に感動したり、生きている事すら感動に変えてしまう。私も彼女の言葉と同じ体験をした。健常者には理解しにくい普通の生活。それまでは、何も感動しなかった事が、見るもの聞くもの全てが新鮮に思え、生まれ変わったかのような感動を覚えた事を思い出す。

おそらく死の恐怖の暗闇に入り込んでしまったのだと思う。抜け出そうと気分転換を病室での行動や病院周辺の散歩などに求め、毎日ほどもがき苦しんだが、一度この暗闇に入り込んでしまうと、簡単には抜け出せない。

本当にうつ病状態になってしまう。私も何度か精神科も受診したが、それほどまでの恐怖感と孤独感を味わった。

その後、彼女は大学に顔を出したり、リハビリに励みながら、やっとの思いで退院後、何度目かの検査を受診して、ようやくプールに入る事を許可されている。入院前の体型と比べて、人が変わったかのような痩せ細った体型で、誰が見ても競泳女子の第一人者とは思えないほどの違いである。

「私は、泳がなかったら普通の女子大生」とも言っていた。若干19歳の女子大生ではあるが、言葉や行動の一つ一つに共感した。

日本の世界の競泳女子のスーパースターの再起を誰もが願っている。頂点に立った事のある人しか分からない苦悩も有るだろうが、是非共再起して、もう一度表彰台の頂点に立つ事を願っている。

私や彼女の様な体験をした人も数多くいるだろう。そして、今後もガン患者は後を絶たないであろうが、本当に彼女共感をして、勇気を貰い友達になったような気持ちだ。

「普通の生活」は、この上も無くありがたい事である。感謝しなければ

では又ね

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亡くなった

2020年05月12日 | 冊子(人生晴れたり曇ったり)

ようこそ

前回に緊急入院した高校の同級生が、亡くなり通夜と告別式に参列したが、コロナ感染の関係で、参列も自粛要請が有り、質素な葬儀となった。

同級生も10数人参列していたが、焼香のみでの運びとなった。式場の外で、葬送を見届け解散し、昼食を取りながら別れを惜しんだ。

緊急入院から、一週間程度のお悔やみであった。又聞きで色々な情報を得ていたが、結局は手術を行う事も無く、入院時は既に手遅れの病状であったようだ。

死因は心筋梗塞で、ここ数か月間の様子も少し悪かったようであったが、受診するほどでもなかった様であるが、ある宗教の信者で有った事も少しは影響していたのかも知れないと感じた。信仰と同時に受診も行っていればとも思えた。

この5月にも予定していた高校の同級生の恒例のゴルフの幹事もしていたが、叶うことなく無くなってしまった。何時も慰労会では、カラオケの司会進行を担当してくれ、皆んなで大いに盛り上がったものだ。

こんな大病をした私の方が、長生きするとは思いもよらなかった。何度も見舞いに来てくれ、拝んでくれた事を思い出す。・・・・・・・あまりにもあっけない人生の幕切れだ。・・・・

そんなコロナの関係で、最近は棺を開ける事も無く、顔を拝む事も出来ずに見送った。笑顔の遺影が、空しく切ない。安らかに・・・・・

もう一人の中学の同級生も、意識不明の入院から早3か月が経とうとしているが、病状に変化が無いようだ。

何とも空しく切ない一日となった。お悔やみ申し上げます 

では又ね

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