シェンヤン(瀋陽SHENYANG)生活体験記

中国東北部の瀋陽(昔の奉天、満州)。冬には-30度になる土地での驚きや感動を「初めて」の視線でおしゃべりしています。

中国本場の黄砂

2011年05月14日 | 瀋陽の生活
ここのところ黄砂には悩まされっぱなし。
視界が悪くなるほどの黄砂。
瀋陽のテレビの天気予報でも、黄砂が多いことが言われているそうです。
     私、、、、見てない!

空をみると、、、昨日の空は、雲のような黄砂が空中を漂っている固まりというか
流れがはっきり見えました。
晴れた空の部分があったから、明暗がわかれてみえていたのかもしれません。

地面には砂が溜まっているのが見えました。
風が強いときには、頬が痛いこともありました。
口を開けているつもりはなくても、口の中がざらざらするような感じがします。

髪の毛を洗うときも、シャンプーの泡立ちが悪いような気がします。
髪の毛が埃まみれなのでしょう。

昨日は、そこに大粒の雨が短時間にふりました。
一瞬に車は、泥雨に打たれ、どろどろ。
ワイパーを使ってもこびりついた泥は落ちにくいのか、
そのままワイパーをかけず、泥雨の流れが乾いて固まった車も
多く見かけました。

知人が言っていました。
洗車したばかりをやられた、、、と。

次男が日本の高校入学前に出されていた宿題に、理科のレポートがありました。
海外に出ている人は、その土地のユニーク、特異的なことを調べること。

次男は、黄砂をテーマに選びました。
3月までに黄砂が強い風で舞ったのは1度だけ。
色々調べて書きましたが、この一週間くらいを体験したら、
黄砂が生活や農業他に与える影響・被害を また違った角度や感覚から
書けたかもしれません。

今回の黄砂は、日本への風の流れがいつもより弱くて、瀋陽の上空に
たまっているということも要因のひとつだそうです。

泥の雨、傘を忘れてはいけません。
服やカバンが泥だらけになり、洗うって落とすのが大変らしく、
中国の人は、
   「傘を持っていない? 歩く距離がちょっとでも雨が降ったら
    傘が必要だから、取りに戻った方がいいです!」
と言ってくれています。

雨もけっこう、大粒です。  大粒の泥の雨!



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2 コメント

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黄砂と雨 (ぼたん)
2011-05-14 22:41:44
噂では聞いていた本場の黄砂。
現地で暮らしてみてその大変さを実感しました。
こちらのマンションに(我が家にも)ベランダがなく、洗濯物を外に干す習慣がないことも納得です!
頭ごと薄いスカーフ(ベール)をかぶった女性を見かけますが、私もマネしてみたいなぁと密かに思っています。
ぼたん
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綿毛も! (taiheiyou-shenyang)
2011-06-03 04:07:44
雷と雨続きで黄砂の泥の雨もそうきにならなくなってきたものの、今は、綿毛ですね。
目の前に ほんとに綿がふわふわ~。
いつまで続くんでしょうねえ。
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