シェンヤン(瀋陽SHENYANG)生活体験記

中国東北部の瀋陽(昔の奉天、満州)。冬には-30度になる土地での驚きや感動を「初めて」の視線でおしゃべりしています。

18年前に 合掌。

2013年01月17日 | つれづれに
18年前のこの日。
次男は、お腹の中で たぷんたぷん。
お兄ちゃんは、3才。

つわりだったのか、朝早く目が覚め、
それでも寒い朝だったので、布団から出て、
テレビを付けて、また布団にもどる。

朝早めのニュースを見ていたら、
NHKの朝のニュースの時間帯が慌ただしくなりました。
関西で、地震があった様子。

この年は、災害続き。

次男が早くお腹から出てきそうになって、入院した春。
病院内が、急に慌ただしくなりました。

地下鉄で何かあったらしい、帰れなくなったと
掃除のおばさんが行き所がなくて、
病室をぷらぷら回って、教えてくれた。

なんか毒ガスらしいよ、
全部の科の婦長さんが呼び出されて下にいるらしい、
ここにも患者が運ばれるてるらしい、
窓は開けちゃ駄目だよ。

歩くことも禁止されていて、ベッドの上だけの世界だった私に、
掃除のおばさんは、色々なおしゃべりをしていってくれた。

やっぱ毒ガスだったらしいよ、婦長さん達が着ていた服は全部廃棄だって!

   退院後、お腹の中の次男は、逆子になって、
    何をやってもなおらなくて、
     逆子の自然分娩。

あの朝から 18年。 合掌。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿