シェンヤン(瀋陽SHENYANG)生活体験記

中国東北部の瀋陽(昔の奉天、満州)。冬には-30度になる土地での驚きや感動を「初めて」の視線でおしゃべりしています。

タクシー 英語出来ると安心したら

2010年11月28日 | タクシーに乗って
一度だけ、英語が出来る運転手のタクシーに乗り込みました。
まあ、最初に行き先を中国語で言った瞬間、
    こいつは中国語が出来ない!
と思ったのでしょうね。英語で話してきました。

おっ、これは便利。
いつもは、細かい行き先が伝えられないので、近くの目安になる
ホテルや建物を指示していました。

この時も乗った時にホテルを指示していたのですが、
    もうちょっと先の○○に言って欲しい、、
と言うと、拒否。
    そっちは遠回りだ!

そう、乗車拒否は、タクシーに乗る前に、運転手の思う方法でない
場合以外、乗ってからもあります。

遠回り! 誰にとって遠回り? タクシーにとっては距離を稼げるので、
儲けになるはず。

しょうがないなあ、基本料金8元のところ、料金は9元。
じゃあ、10元札を、、、とポッケの方の下を見た瞬間、
なにかが カチッ と 音を立てました。

10元札を出して、おつりをもらおうと待っていたら、
さっきまで英語でしゃべっていたのに、両手の人差し指を重ねて
× を作ります。

     9元だから、おつりは1元でしょ。

えっ、料金は 10元だと主張。
瀋陽のタクシーは、メーターがあるから市内は安心。
メーターを指さそうとしたら、メーターを元に戻して空車にしてる!
私が目をポッケに向けてお札を見た瞬間にメーターを戻したという
ことは、手慣れていたのかも。

     9元だったわよ!   と 私。
     いや、10元だった  と 運転手。

そういうことをするんだ。
これは、たった一回でしたが。

瀋陽はチップが入りません。レストランでもタクシーもチップを欲しそうには
一切せず、さっと1元のおつりも出してきていました。

あるところでは、チップを払ったら、5000元の罰金 と壁に書いてあった
ところもあります。
気持ちのお礼もいらないし、出来ない。
     きっと、エスカレートしたら大変なのかもしれませんね。

そういう世界の中で、今回のケースは、たった1元だけど。
だったら、私が行って欲しい場所に行ってくれたら、もっと儲けに
なった筈なんだけど、、、、、、、違うのね。