シェンヤン(瀋陽SHENYANG)生活体験記

中国東北部の瀋陽(昔の奉天、満州)。冬には-30度になる土地での驚きや感動を「初めて」の視線でおしゃべりしています。

タクシー 客を乗せて寄り道

2010年11月27日 | タクシーに乗って
信じられな~い!
客を乗せてから、寄り道しないでよ。
それもメーターそのまんまで。

瀋陽に来てから約2ヶ月のタクシー生活で2回も!

一回は、運転手は女の子。
めずらし~い。車内もきれいにしていると思ってたら、
何やらまくしたて、ちょっと先のガソリンスタンドに入っちゃった。

混んでいるし、ガソリンスタンドのメーターが動かなかったり、、、
すんなり終わらない。

どーせお互いに言葉がわからないのだったら、もう日本語とジェスチャー。
「ちょっとメーター止めてよ」
運転手は何やら言うが無視されている様子。

降りるときに、日本語で、
「ガソリンに止まった分があるから、2元引いて○元(この数字は中国語で)」
運転手は、「もう1元くれ」と。
まあ、1元で何かあっても面倒なので支払いましたが。。。

次は、ちょうど瀋陽中のタクシー運転手交代でタクシー会社に戻らなければ
ならない夕方の時間で、タクシーがなかなか捕まらない時、
運良く同じ方向だったのか、乗せてくれました。
  寒くて、頭もキンキンに冷えていた時。
ほっとしたのもつかの間、

また何やら中国語で話されて、脇道にそれる!
この瞬間 「また寄り道?」

「まっすぐ言ってよ、寄り道は駄目!」
やっぱり無視されて寄り道。
「メーター止めてよ」
やっぱり無視され、メーターは上がり続ける! 何よこれ!

アパート街の中に入り、携帯電話で誰かに電話して待っている様子。
「メーター止めてよ」 やっぱり無視。
待ち合わせていた老夫婦がやってきて、タクシーのトランクから、
山ほどの長ネギをおろし始めます。  うそでしょ~。

終えてから、老夫婦は私ににこにこしてお礼を言う。
   いやあ、お礼を言われても、、、、
   それよりメーター止めて欲しいんだけど。

で、運転手もご機嫌で私の目的地へ。
まあ、タクシーが捕まらない時間に辺鄙なところから乗せてもらったので、
今回も2元マイナスでいいかと、2元引いた金額を払うと、
何やらメーター表示を主張。

私は、トランクを指さし、
 「長ネギ運んだでしょうよ」と日本語とジェスチャーで。
さすがに、運転手もこれ以上は主張しませんでした。

寄り道しても、メーター通りの金額をもらえてしまったら
儲け物! なんでしょうか。

寄り道は、乗ってから言い出すので、防ぎようがないですねえ。