福富ストラット

「記者ときどき農夫」。広島の山里で子ども向け体験農園づくりにいそしむ、アラフォー新聞記者のブログ。

里山探検隊

2019-11-06 22:02:07 | 日記
 こないだの週末、広島県の事業に乗っかって2泊3日で地元福富町とその周辺の町を巡った。中山間地域に関心を持つ関東の人たちを、地元のコーディネーターたちが案内するというもの。だが、隊員は「ぺーぺー」ということもあり、すっかり「一参加者」として楽しんだ。
 田園地帯のサイクリング、農業用羊の羊毛つむぎ、古民家シェアオフィスで地ビールなどなど、初体験のプログラムばかりにコーフンし、きっぱりと「お客さん気分」を貫いて里山を堪能。「あ、いいな」と思える人とも出会え、「この人、実はこんなこと考えてるんだ」との新発見もあったな。

 ♫ぼくらは遊んで日々を過ごす
  いつも遊んでいたいと思う
  今日は人にやさしくできたかな
  明日も人に親切にしたいよ
  友よ いつでも ごきげんを選ぼうよ
  友よ 夢見た 世界はそこにある
  (YO-KING「いつも笑顔で」)

 隊員的に一番びっくりしたのは、マイクロバスに乗ってみんなで移動し、2日目に福富町に入ったときのこと。ほっとしたのだ。
 「あぁ、帰って来た」という感じ。車窓から見慣れた町並み(山並み?)を見ながら、「誰か、いないかなぁ」とちらちらと知り合いを探していた。まだ3カ月の福富暮らしだが、少しずつ「こっち側」の感覚も芽生えているのかな。好きな土地、好きなものが増えるのは、隊員の人生の大きな喜びの一つだ。
 
 ♫困ったな~。毛嫌いは、どういう理由?
  好きなものは多いほどいいのに
  「手に入れた?その人生の地図」
  そんなもんは、飛んでちゃったよ!!
  (中村一義「いつか」) 

 「里山ツアー」を終え、その足で向かった広島での仕事も終えて、久々に福富に戻る。オフィスと家の周りをちょろちょろしていると、会う人、会う人が「これ、もろうたけえ」とお裾分けを持たせてくれる。あぁ、帰って来たー。
 柿、長いも、餅、柚子…を抱えてわが家に戻る。隣の畑でキャベツとピーマンを収穫し、ちゃちゃっと晩飯のおかずにする。あぁ、帰って来たぁ。

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