朝5時にはもう、外が明るい初夏。
6時のサイレンを聞いて、記者稼業前ののら仕事に出かける。
サツマイモの根つきを確かめ、せっせとスイカの苗を植え付けていると、そばに軽トラが止まった。
隣の田で米を作っている有機農家のおばちゃんだ。
「ここに積んである石までが、境界なはずなんよ」
いきなり、草刈りを担当する境い目のレクを受ける。
要は「もうちょっとこっちまで刈ってや」ということ(笑)
喜んで~(by庄や)
話ついでに、農園mikkeで栽培中の野菜のことをあれこれ尋ねてみる。
おばちゃんはおもむろに電気柵をまたぎ、畑を検分しながら教えてくれる。
「スイカはもう少し株間を離して。1個おきに抜いて、もう1畝作ってみれば」
「この葉はアブラムシがつき始めとるはず。裏を見てみ」
「タマネギは、葉が倒れたら取り頃。実に栄養がいかんようになるじゃろ。今週末ぐらいかね」
「イベントで収穫するん? コロナでたいへんね」
「収穫してここでBBQできたらええね」
「ジャガイモはまだ。下の葉がどんどん黄色く枯れてきたらええよ」
「花が白いのは男爵じゃろうね。紫はメークインかな」
スティーブジョブズ並みに、歩き回りながら身ぶり手ぶりで次々と助言が。
「へぇ。こりゃ、授業料払わないといけんですねぇ」
「あははー。ほいじゃ、イチゴひとつもらうよ。…うん、甘い、甘い」
草、刈っときます。
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