「mikke 青空作文教室」(@福富町)を昨日、初めて開いた。広島市内の小学2~5年生の3人が参加してくれ、ドッジビーや農作業で体を動かした後、春の日差しの下で体験をつづった。
ウオーミングアップの「グラウンド」は田植え前の田んぼ。軟らかい土に足を取られながら、鬼ごっこやドッジビー、野球で汗を流した。
ビニルハウスの畑に移り、ブロッコリーやホウレンソウを収穫。草取りと水やりをしてから、堆肥作りに挑戦。落ち葉と米ぬかを使い、土の掘り起こしもするけっこうな力仕事だったが、子どもたちはホースでを掛け合ったり、さらさらの米ぬかを「気持ちいい」と舞い上げてみたりと、自由に「遊び」に変えながらキャッキャとこなしていた。
作文は、庭にテーブルを出して実施。「今日のできごとを、時系列で具体的に伝える」ことが基本線だ。3人はそれぞれ「きょう体験したことの要素」を書き出し、タイトルを設定。「このことを書くぞ!」と認識した上で、書き始めた。感想や初めて知ったことを自由に織り交ぜてもらった。3人ともその子らしい視点や感じ方、言葉の使い方が詰まった、楽しい感想文を仕上げてくれた。
あっという間の3時間半。こちらが不慣れな点も多々あったけど、楽しみながら学んで帰ってもらえていたらうれしい。
「mikke 青空作文教室」は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、急きょ設けている企画。休校や不登校、引きこもりなどで家にこもりがちな子どもたちに利用してもらえればと思っている。無料。春休み中も実施。詳しい案内は、こちらです。
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