宝田明氏と言えば、六十年以上前のゴジラ第一作の英雄だった。
当時は餓鬼にて単なる娯楽映画だったが、大人に成って知ったが広島長崎に対する、反原子爆弾と反戦映画なのだ。つまりゴジラは戦争の被害者だった、安国神社に笑いで祀ろう。
宝田明氏は朝鮮で生まれ、満州の開拓民に属した。8・15の金玉音放送を聞いたのは複雑な意識が有ったと思う。
ソ連が攻めて来る事は、関東軍、政治家、官僚役人様、資本家、お偉いさんは皆ご存知で、己たちは国民を残し満鉄の鉄橋等を爆破して逃げたのだ。
彼は幼少の頃だったが実際に見ているのだ。実家は機関銃を持ったソ連兵に襲われ金目の物は全て奪われ、彼自身も銃撃を受け怪我をして居る。しかし俺の穿った思考だが近所の婦女子がソ連兵に侮辱される姿を見ているのは辛かったと思う。
時は経つが、劇団員等の俳優には左的な人物は居るが、映画俳優では見た事が無い。還暦を過ぎて仮面の告白だろう。反戦俳優を宣言したのだ、俺は立派な姿勢と感じる。
亡くなる何日か前、舞台で挨拶をして居るがウクライナ情勢を心配する発言が有ったそうだ。
実際に卑怯な糞連中を見てるならば、戦争とは権力者の金儲け主義でお笑いと知ってた筈だ。
宝田さんの逝く処は天国だが、糞達は地獄にも逝けず三途の川止まりだろう大声で馬鹿にして笑い飛ばして欲しい。
残りの人生を貴方の様に反戦で生きたい気持ちも充分に有ります。出来たら意欲を湧けて欲しいナ。時期が来て貴方に会えたらサイン強請るから宜しくお願い致します。 合掌
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