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2015年5月23日
さわやかな陽気である。
心地よい薫風の中、新緑が目にしみる。
横浜の予想最高気温25℃は、暑いと感じるほどではない。
できることなら、年中こんな陽気であったら・・・と思うが
日本にいては、そんな常春気候はまずお目にかかれない。
すなわち、夏場の避暑地が 同時に冬場の避寒地とは
どうあってもなりきれないのである。
しかし、世界は広く 年中常春の地は 何か所か存在するのは
事実である。
そんな 常春の地の中でも 極め付きの場所を紹介する。
日本のはるか南
赤道直下の国
マレーシア北部に
標高1500mの
高原リゾート
キャメロン・ハイランド
がある。
人口170万人
首都クアラルンプール
ここからわずか
150km北に
行ったところに・・・
究極ともいえる
常春の地
キャメロン・ハイランド
がある。
何がそんなにすごいのか?
まずは、クアラルンプール と キャメロン・ハイランドの
年間気温を比較したい。
両者の決定的な違いは その標高にある。
クアラルンプール 21m に対し、
キャメロン・ハイランドは 1500mである。
一般に 標高100mにつき 気温は 0.6℃下がると
言われている。
計算上 1500mで9℃違う事になるが、両者の気温差は
グラフを見ても、まさに計算通りの結果である。
松本清張が長編推理小説「熱い絹」の中で、
キャメロン・ハイランドを称して「熱帯の軽井沢」と表現しているが
驚いたことに、 7月8月においては
キャメロン・ハイランドの方が 軽井沢より涼しい(@_@;)
次に、東京の気温と比較してみると・・・・・・・。
キャメロン・ハイランドは 東京でいえば まさに5月位の陽気が
年中続くのである。
年間を通し 最高気温は 22~23℃ 最低気温は 15℃前後
年間平均気温は 18.8℃
さわやかである。今日も明日も きっと明後日も
そして年中 変わることはないであろう。
1885年 イギリスの国土調査官 ウィリアム・キャメロンがこの地を
訪れたことが、名前の由来だが イギリスに比べはるかに温暖な気候に
さぞ驚いたに相違ない。
それから 130年たち、日本からの長期滞在者も多く訪れるとの事だが
究極の常春気候であることに、何ら違いは無い。
この地が未来永劫にわたり、常春気候であることを
願ってやまない番長であった。
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