高須番長の書道ブログ

書道大好きです。書道の楽しさを伝えたい。書道をもっと身近に感じてほしい。そんな思いを綴っています。

不思議のトルファン3 ものすごく暑くて、ものすごく寒い町(@_@;)

2014-07-31 22:52:58 | 気候、海流の話
2014年7月31日

新疆ウィグル自治区吐魯番(トルファン)は、
熱帯と亜寒帯の2つの気候を併せ持つ、
世界でも珍しい場所である。

まず、その立地条件が不思議である。
北緯42度93分にして、中国で最も低い
海面下154Mの盆地に位置し、周囲は高い山に囲まれている。

そのような場所は、例外なく寒暖の激しい気象条件となる。
すなわち、夏場はインドのニューデリー並みにものすごく暑い上、
冬場はカナダのカルガリー並みにものすごく寒いのである。

下記に、トルファン、ニューデリー、カルガリーの温度グラフを示す。

 

 

 

 緯度にして15度近く
違いながら、夏場の
最高気温は
両者とも40℃
近くのいい勝負。

むろん夏場以外は
大差。




夏場の猛暑から一転して、冬場はと言うと・・・・・・

 

緯度にして8度以上
北のカルガリー
と同じくらい寒い。

平均最低気温
-15℃は
亜寒帯に相当する。

 


 

 

なんと あれだけ暑いトルファンが、 
信じられないことに 1月の平均最高気温は 0℃にすら届かない。


すなわち、夏はインド並みに猛烈に暑い一方で、
冬はカナダなみにきわめて寒いと、いうことになる。
年較差は 平均最高気温は42℃ 平均最低気温は40℃

むろん 避暑地にも避寒地にもなりえない過酷な気候である。

こんな場所は日本では見当たらない?。

本当だろうか?
せめて肉薄できる場所はないものか?
次回までの宿題としたい。


季節来遊魚採集 2014-9 ハコフグに癒されて

2014-07-27 21:17:07 | 季節来遊魚の採集と飼育
2014年7月27日

 大潮の機会逃すまい。
との理由だけで、二日連続で千葉に行く番長。

昨日の外房は全然ダメだったので、今日こそは色物をゲットしたい。

ぶつぶつ言いながら南へ向かうが、
どうしても周囲のトロピカルな雰囲気に目が行く。


本当に日本なのか?

インドネシアかハワイ
にでも来たような感じ








花もトロピカル

 

 

赤がまぶしい!

ハイビスカスの群生
 


 

 


これまたハイビスカス

ハイビスカスが
赤いとは限らない

 

 











例によって前置きが長いが、・・・・・・・もしかしてボーズかい?
まあ、ボーズに近いかな。

南房総の磯を2か所回るが、雰囲気は悪くない。
ナミチョウチョウウオならば、山ほどいる。

昨年なら、3割くらい色物が混じっていたが、
本日はトゲチョウチョウウオ、チョウハンを確認したのみであった。
9割以上はナミチョウチョウウオだね。

そんな中、岩と岩の隙間に 小さなハコフグを発見!


 


本日唯一のレアもの、ミナミハコフグ ゲット!(*^_^*)
癒されるね。

道中、採集家のTさんと久しぶりにばったり。
なつかしくて、写真を撮ってもらった。

Tさん、僕は 大潮のたびに たいていはいつもの磯に行くので、
現場でお会いしたら、また一緒に採集しようね。\(^o^)/

次回来るのは 8月10日前後だね。
その頃には もう少し色物が見たいな。

季節来遊魚採集 2014-8 濃霧の向こうからプリンセスがやって来た。

2014-07-26 23:56:10 | 季節来遊魚の採集と飼育
2014年7月26日

番長よ?とうとうイカレタのかい?

このタイトルは 恐怖映画かい?

いいえ。普通の記事ですよ。


 目が回るほど忙しかった1週間が終わり、念願の大潮の土日。

行くっきゃないでしょ   

例によって 6時20分久里浜港発の始発フェリーに乗る。
と、言いたいところだが・・・・・・
えっ????(@_@;) 運航見合わせ????
なんで~(;一_一) こんないい天気なのに~


理由は・・・・・・・・・・

陸上は快晴だが、
海上はものすごい霧

これでは、船は出せない。


なんと霧が晴れるまで
2時間足止め(@_@;)





やっと、出港するも 沖の海上は・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

50m先も見えない。

汽笛を鳴らしつつ
前進するが、
乗ってる方は
なんか心配(>_

急にタンカーが
現れでもしたら
衝突するよ。
 

別にタンカーでなくても、衝突は怖いな~

遊漁船もこの通り

黄色い船体だが、
ほとんど見えないも
同然の視界。







ほどなくして 霧が晴れてきた!

と、思ったら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なんと、豪華客船 ダイアモンドプリンセス号の登場である。
 

全長
290m
総トン数
116,000トン
乗客定員
2,640名
2004年
三菱重工長崎造船所
製造である。


 

 

 

 

 

 

7月26日 横浜~青森~釧路~樺太を巡る10日間のクルーズに向け
横浜港を目指し 三浦水道を北上中である。

番長よ!(;一_一)   採集家じゃなかったっけ?
採集の話はどうなのさ?

えっ?そうだっけ?僕は採集家なの?

まあそのー。

今日は 実は外房に行ったのである。


まず A磯

よく引いてはいるが、いかんせん海藻が多すぎて
採集にならない。

チョウチョウウオは5匹確認したが、すべてナミチョウチョウウオだった。

次にB磯
やはりナミチョウチョウウオばかり一杯いる。
もう帰ろうか?と思った矢先に 小さいが
トゲチョウチョウウオ発見!

本日唯一の色物だった。

 


今シーズンは、色物が遅いのが明白になってきた。


 



不思議のトルファン2 高緯度トルファンの夏は何故こうも暑いのか?

2014-07-25 23:54:39 | 気候、海流の話
2014年7月26日

前回 新疆ウィグル自治区吐魯番(トルファン)の、
北緯43度にして驚異的に暑い気候を紹介した。

なぜこうも暑くなるのか?暑くなる必然性は何か?説明したい。

まずは、トルファンの持つ地理的特異性を示す。


左図は トルファン周辺の
衛星写真であるが、
赤に近いほど海抜が高く
青に近いほど低い
ことを示す。
なんとトルファンは
最低海抜-154mの
谷底の町なのである。


背後に 5,000m級天山山脈を控え、ものすごい急角度で断層が
落ち込んでいるのである。

トルファン盆地より低い土地は、死海以下地球上に3か所しかない。

43階建て
タワーマンション
六本木ヒルズレジデンス
に相当する高さ分
掘り下げないと
海抜-154mは
実現しない。
 

すり鉢状の断層型盆地のトルファン盆地は、
太陽熱を集めるだけ集め、なおかつ逃げ場がない、
究極の温熱シェルターなのである。

もはや「高緯度だから気温はそれほど上がらない」なんて常識は、
全く通用しない。
トルファン盆地という、巨大な火鉢の底にいるようなものである。
しかも、それだけではない。
トルファン東部にある、その名も火焔山の地表温度70℃の熱波が
炭火の如く谷底に押し寄せ、さらに気温を押し上げる。

4月下旬~9月の間 ほぼ半年は、平均最高気温は30℃を越え、
6~8月に至っては40℃越えは当たり前、
50℃近くまで上がる日もあるという。

むろん、中国一暑い場所として、他の追従は全く許さないのである。

年間降水量20mm。トルファンに雨の天気予報はほぼ存在しない。
天山山脈の雪解け水由来のカレーズ(地下水路)がなかったら、
人っ子一人近寄らない不毛の場所である。
むろんオアシス都市は形成されず、
シルクロードの要所ともなりえなかったに相違ない。

だが、現実にトルファンはオアシス都市として生き残り、
カレーズを由来とする水路の周囲には、緑が生い茂り
人々にやさしい木陰と憩いを与える。
ベンチの頭上には、寒暖の差を利用した おいしいブドウも実る。

しかし、この暑さも永遠ではない。
信じられるだろうか?
ブドウの収穫のほんの3か月後に
よもや酷寒の季節が訪れようとは・・・・・・。

季節来遊魚採集 2014-7 海開きなのに、三浦の海中は未だ夏本番ならず。

2014-07-21 18:21:30 | 季節来遊魚の採集と飼育
014年7月21日

せっかくの3連休なのに、潮が小潮、長潮の上 干潮が早朝では、
千葉に遠征するのはもったいない。
潮だまり、浅瀬の素潜り採集が主体の番長は、
大潮、中潮以外は基本千葉には行かない。

こーゆう感じで
潮が引いていないと
やる気が出ない。

満潮は苦手なのだ。

 

 


でもなあ~(;一_一)
苦手だといって、3連休に一度も海に潜らないのも
不本意だなあ~。(;一_一)

じっとしていられない番長は、
潮だまりは少ないが、近場の三浦の海に行く。

まずは、A磯。 雰囲気としてはいいのだが、生物感が少ない。
海中がまだ夏になっていない上、透明度も今イチ。
和風の 地味ーな魚しかおらず、早々と撤退とした。

次に B磯。 昨年から注目していた磯である。
この磯は A磯に比べ格上の磯である。
ドボンすると、さすがに透明度がいい。
はやばやとナミチョウチョウウオがお出迎えである。
泳いでいると、いい感じの岩棚が点在し、
つぎつぎと、ナミチョウチョウウオが見られるのだが・・・・・。
しかし、ナミチョウチョウウオは本日のターゲットではない。

どこかにフウライチョウチョウウオ、アケボノチョウチョウウオ
などの色物系チョウチョウウオはおらんか?
けっこうしつこく探し回るも、見つからず、陸にあがる。

まあ、シュノーケリングに来たと思えばいいか(*^_^*)
この感じならば、そんなに悲観することはない。
8月になれば、色物系チョウチョウウオで一杯になるだろう。

次に C漁港に向かう。
途中砂浜を通過すると・・・・・・・
やや?なーんかやけに人が多いんでないかい(^_-)-☆
そっか(*^_^*) 今日は海の日だね。


C漁港到着。

さっそく岸壁をのぞいて回るも・・・・・・・・・。
一部緑色の海草が残り、海中はまだ春の雰囲気。
やはりまだ早いのか?
あきらめかけたその時・・・・・・
視線のはずれに、黄色い魚を確認。

おっ!トゲチョウチョウウオ発見!
今シーズン 三浦では初のトゲチョウチョウウオ。

しかしながら、大ダモ使いの下手な番長。(;一_一)
簡単にゲットさせてもらえない。
何回か逃げられるも、10回目くらいのトライで
やっと、浅瀬に追い込みゲット!\(^o^)/

ふーっ(@_@;)  中腰姿勢は疲れるなあ(>_

本日発見した唯一の
色物系チョウチョウウオ。

三浦の今シーズン
はまだ序盤だね。

 


 

 


今度の土日はまさに大潮。
台風でも来ない限り、千葉行き決定である。

色物系チョウチョウウオは、次回の千葉に期待だね。

不思議のトルファン1 中国四大かまど都市選出に異議あり。トルファンをお忘れでないかい?

2014-07-19 01:02:52 | 気候、海流の話
2014年7月

 中国で最も暑い都市はどこか?のランキングがあり
そのベスト4を「中国四大かまど都市」として 
中国気象局が毎年発表しているとの事である。

 2013年7月17日、その中国気象局が 
最新の「中国四大かまど都市」を発表した。
それによると、・・・・・・

  1位 福建省 福州市
  2位 直轄市 重慶市
  3位 淅江省 杭州市
  4位 海南省 海口市
   ・
   ・
 10位 広東省 広州市
   ・
   ・
 16位 直轄市 上海市

 と続くが、中国気象局さんちょっと待って下さいな。(;一_一)
 新疆ウィグル自治区トルファン市という、とてつもなく暑い市を
 お忘れか?(^_-)-☆

 1981年~2010年の気象データを元に作成とあるが、誠か?(^_-)-☆

 確かに福州市は 暑い。しかしトルファンの暑さに比べたら、
 かわいいもんだ。(^-^)と番長は思う。

では、下記に両者の気温データを比較として示す。
 


トルファンの
6~9月の暑さは
群を抜いており、
間違いなく中国
ナンバーワン。
7月の
平均最高気温
はなんと39℃
 

 

 

40℃越えが普通だなんて・・・一体どんな世界なのだろうか?

しかも トルファンがすごいのは、北緯42度93分という 高緯度にもかかわらず
この暑さという事である。

北緯43度がどのくらい北なのかは下記の通り、

 

中国国内でも 西北のはてに近いこの場所に 中国一暑い場所がある事が
まずもって驚異である。

日本でいえば 道東の釧路が日本一暑いと言ってるようなものである。
釧路の8月の平均最高気温は21.2℃。あり得ないと言ってよいだろう。

脱線が長くなった。
中国国民は なぜトルファンを 「かまど」とは言わないのか?

それは下記の通り

 1、湿度が低いため、日陰に入ると一気に涼しい。
 2、夜になると急に気温が下がり、寝苦しくはない。
 3、ヒートアイランド現象によるものではない。

 と、いった理由が考えられるが、そもそも人口25万人のトルファンが
「都市じゃない」と言われたら、その通りである。

トルファンの気象については、いろいろ書きたいことがある。
次回は、その特異な気象の検証をしてみたい。



季節来遊魚採集 2014-6 トゲチョウチョウウオ初採集も 不作の予感?

2014-07-15 22:32:19 | 季節来遊魚の採集と飼育
2014年7月12日

 台風が通り過ぎ、まだ海はうねりが残る中  南房総に行ってきた。

例によって東京湾フェリーに御厄介になる。
大潮のたびに必ず現れるので、
最近は乗組員から、「今日はどちらへ?」
帰りのフェリーでは「今日は採れましたか?」
などと話しかけられる。

そりゃそうだ、年間34回もほぼ同じスタイルで現れれば、
顔も覚えるというものだ。

さて、今日の東京湾は 大型船の往来が多い。

たとえば、

ケープサイズの
ドライバルク船と
LNGタンカーが
数百メートル先で
すれ違う。

えっ?
それほど大きくないって?






いいえ、十分大きいですよ?
 

川崎汽船の貨物船
CAPE GREEN
20万トン級巨艦
全長290M
JFEスチール社に
鉄鉱石を運び終え、
空船と見えて
喫水線がずいぶん
下がっている。


下記に拡大して再掲載する。
煙突マークの「K」はKLINE=川崎汽船の意。
2013年製造にしては、船体が汚れているが、
これは鉄鉱石の粉じんをかぶったためであり、決して赤さびではない。
ちなみに、CAPE(岬)と名前にあるのは、余りに大きすぎて
スエズ運河、パナマ運河を航行できず、大回りして
喜望峰(アフリカ大陸南端)、ホーン岬(南アメリカ大陸南端)など 
岬回りしなければならないことに由来する。
 

 




一方LNG(液化天然ガス)タンカーも、これまたものすごい迫力
 

 

 

巨大ガスタンクを
4基も搭載している。

二隻とも
日本のインフラを
ささえる重要な
船舶である。

 

 

 


ALTO ACRUX 2008年三菱重工長崎造船所製造
全長288M。積載量 14万5000立方M
東京電力五井火力発電所(千葉県市原市)に向かってLNGを運んでいる途中である。

 


これら巨艦の間隙をぬって進む東京湾フェリーはすごい!
 
「番長よ、いつから船舶マニアになったんだい(^_-)-☆」


そ、そうだね、採集の話をしないとね(*^_^*)


結果から言うと、今シーズン初のトゲチョウチョウウオゲット!!

 

今シーズン初の
トゲチョウチョウウオ ゲット!
うれしいねえ。


 

 

 

 

しかしながら、他に
色物は全くおらず
フウライチョウチョウオは
1匹も確認できなかった。








実は、2013年シーズンの記録を見ると、7月13日に同じ南房総に行っており、

ナミチョウチョウウオ、トゲチョウチョウウオ、フウライチョウチョウウオ、チョウハン、アケボノチョウチョウウオ
まで、確認しており、おまけにミナミハコフグ、サザナミフグまでも盛りだくさんに確認している。

それに比べると、今シーズンの出足はさびしい。(;一_一)

もしかして、今シーズンは不作か?そんな不安がよぎるが、
思い違いであることを願う番長であった。

枝張り日本一 徳島県加茂の大クス ♪この―木何の木、気になる木ー♪の幻影

2014-07-05 00:08:01 | 紀行文
2014年 7月

 何年か前の夏と記憶している。

 何のついでか忘れたが、徳島方面に行った帰り
ふと、県内のとてつもなく巨大なクスノキを見ようという事になった。
徳島県三好郡東みよし町加茂にある「加茂の大クス」である。 

ただの大クスではない。
単独樹としては全国で8本しかない、
国の特別天然記念物の1本である。
クスノキの国の特別天然記念物は、鹿児島県「蒲生の大クス」と、
ここ「加茂の大クス」の2本しかない。
日本国内 数あるクスノキの中の横綱と言ってよいだろう。

そんな別格的クスノキは、徳島ののどかな田園風景の中にあって、
遠目にはまるで一つの鎮守の森のように、番長には思われた。
「さてはこの森の1本が、加茂の大クスだな?」(^_-)-☆
そう思って不思議でないだろう。

ところが、いよいよ全体像がわかる距離になって、
自分がとんでもない勘違いをしている事に気が付く。

鎮守の森かと思いきや、さにあらず。・・・・・・
これすべて1本のクスノキの成せる業であったのである。

樹齢1000年、樹高 26m 幹の周囲 16.72m
東西南北の枝張りは 50m四方もあり、日本一。 

確かにすごい枝張りである。

しかし、なーんか

どこかで見た事あるような
(;一_一)

そうだ!これだ!



このー木何の木♪

気になる木ー♪

思わず口ずさむ
番長。

 

 

ハワイオアフ島モアナルア・ガーデンパークにある「モンキーポッド」
の樹形が幻影として脳裏にかぶる番長。

別名「日立の樹」として知っている人も多いと思う。

こちらは樹齢 130年 樹高 25m 幹の周囲 7m
枝張りは 40m四方あり、加茂の大クスの ジュニア版と言える。


やや脱線してしまったが、目の前の「加茂の大クス」
国の特別天然記念物 にしては、特に神格化された雰囲気はない。
仰々しい柵に囲まれているわけでもない。
近づきがたい雰囲気でも、もちろんない。

オリンピックプールの50mコースがすっぽり収まるほどの
ものすごい広大な枝張りを誇る、世紀の巨木なのに、
観光地化された様子もない。
もとは若宮神社という社域だったとの事だが、
今となってはその面影は全くない。
 
むしろ、近所の子供たちの遊び場 お年寄りの憩いの場
といった庶民的イメージが強い。

かくれんぼをする子供達の嬌声がこだまし、そばの田んぼでは稲が
すくすく育つ。

そしてそれらを、やさしく見守る大クス。

いつまでも変わらずにいてほしい。

そう願う番長であった。