聖書とは、旧約聖書と新約聖書を合わせたもの。
旧約とは、古い契約のことで、ユダヤの民に神様がイスラエルの地を約束した。
モーセは神様と10個の戒律を契約した。
新約とは、神様と新しく契約を結びなおしたもの。
これによって、ユダヤの民だけでなく世界の民が救われることが約束された。
しかし、ユダヤ教信者は、「いやいや、イエスさん、何してくれてるんですか、わたしたち、そんな約束してません。神様との約束は私たちだけのものです、そんなの認めません」という頑なな選民思想を持っており、唯一の聖典トーラーを主張する。
旧約は、旧い約束・契約の略であるが、これはキリスト教目線の表現であり、ユダヤ教信者からしてみれば、旧いと言われるのは心外であろう。
そうはいっても、そのトーラーをもとにキリスト教やイスラム教が生まれているので、世界の半分くらいの人が旧約聖書を信じていることになり、旧約聖書はとても大きな経典と言える。
ちなみに、ユダヤ教から認められていないイエスはユダヤ人であり、キリスト教もユダヤ人によるものである。
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