たけのこ新聞の事件簿

離婚をきっかけに、今まで心に溜めていたことを書いています。離婚、エコ、世間の常識(のようなもの)についての疑問などなど。

行くぞウィーン ひとり旅 10リンク③

2023年05月03日 | 旅行

モーツァルトハウスの、とある一つの窓。ここから見える景色が、当時と変わらないと聞いた。本当かどうか分からないが、その窓に佇む。石畳に、当時と変わらない建物がならんでいる。見下ろすとごみ収集車…。

あー、これは違う…けども、ごみ収集車も含めて写真を撮る。

事前に、彼の曲を日本で聴いたり伝記を読んだりしたけれど、実際にモーツァルトが弾いたとされるピアノを見たり、楽譜が残されていたり、衣装が並んでいると、本当に生きていたんだと感動する。ここの空気を吸って、この床を歩いたんだ。わざわざ来なくても、実在の人物であることには変わらないのだが、ここにきて目や耳、心を研ぎ澄ますと、彼の存在の影を身にまとっているような気がするから不思議だ。

展示物の注釈は独語と英語のみ。読むのにひどく時間がかかってしまい、モーツァルトハウスを出たのは昼過ぎ。しばらく現実に戻れずボンヤリ。

さて、昼ご飯どうしよう?

レストランに入るのはちょっと怖い。予算は妥当?メニュー読める?チップは?と、ウロウロ。スタンド式のファストフードらしき店。ここならチップはいらないか?ウィンドウに、商品と値段がついている。薄いクレープ生地にサーモンと野菜がまかれた様なもの。水も買う。

外のテーブルで遅い昼ごはん。奥には普通のレストランも併設されている。外国人だらけの通りを眺めながら食べる。いつもより量は少ないと思うが、気持ちが高ぶって、空腹なのか満腹なのかよく分からない。

この後、ベートーヴェンの家に行くつもりだったけれど、オペラハウス、ガイドツアーの時間にかかりそうなので、断念。でも中途半端に時間があったので、スワロフスキーグラスのお店(直営店)を覗いてみる。お店だけでなく、ちょっとした展示もしている。煌びやか過ぎて『いつ・誰がこんなネックレスをつけるの?』という感じ。シャンデリアも並べられていて、きれいなんだけど、どうやって掃除をするのかと現実的なことを考えてしまう。