たけのこ新聞の事件簿

離婚をきっかけに、今まで心に溜めていたことを書いています。離婚、エコ、世間の常識(のようなもの)についての疑問などなど。

行くぞウィーン ひとり旅 11アパートメント①

2023年05月08日 | 旅行

部屋では、おばさまが設備の使い方(洗濯機やポットなど)を早口で説明する。聞き取るのに精いっぱい。支払いは現金のみの前払い。この日のために準備した、街では使えなさそうな高額紙幣で支払う。

おばさま、説明をしながら冷蔵庫を開けると、

「あら、洗剤がないわね。今から買ってきて、入れとくわね」

ビックリしたのは、冷蔵庫の扉だと思っていたその扉は、冷蔵庫と収納棚の兼用の扉。つまり、扉を開けると、冷蔵庫も、収納棚も開いてしまうのだ。これは、オーストリアの標準なのか??

 

すぐに洗剤をもって来てくれた。その洗剤の匂いがきついのに閉口する。洗剤を持参してよかった。夕方、シャワーの後に洗濯をするが、洗濯機のあまりの大きな振動に慌てる。真下にはオーナー一家が住んでいるので、文句を言われないかドキドキ。洗濯機を一時停止して、朝に再度運転する。

部屋は広く、2段ベッドとベッドにもなるソファーまでついている。広くて喜んだのもつかの間…もしやほかの誰かと相部屋なんて言われないだろうか??そんな話を聞いたことあるぞ、と思い、泊まるのは私一人か確認する。今回は私一人で泊まるが、本来は4人部屋だそう。うちより広い部屋に、嬉しいけど、落ち着かない。ベッドも使い散らさず、下の段だけ使う。

 

オーナーは、私が日本人と知ると、近所に日本人が住んでいると言って、その場で連れて来てくれる。音楽を学んでいる学生さん。私は面食らってしまうが、連れてこられた学生さんは、もっと面食らっていたことだろう。それでも、親切に話し相手になってくれる。