Facebookの友達からの情報を記憶のために貼り付ける。
Chihiro Sato-Schuh さんがドイツで得た情報だ。
日本では報道されない。https://www.facebook.com/chihiro.satoschuh
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【嘘の時代が終わる】
2月17日にドンバスのアブデーフカが解放されてから、情勢は世界的に大きく転換していっているようだ。マヤ暦では、2月27日から28日に日が変わったときに、260日サイクルの中心を超えた。マヤ暦のサイクルは、中心が折り返し地点のようになっていて、そのあたりから事態が転換していく。今回のツォルキンは、世界から戦争がなくなる260日になるのではないかと思ったのだけれど、中心を超えたところで起こっていることは、まさにその方向に向かっているように思える。
アブデーフカは、ドンバスの首都ドネツクから車で半時間もかからないところで、ウクライナ軍はそこからドネツクの市街を日々爆撃していた。10年前のマイダン革命でウクライナがナチ政権に変わってから、アフデーフカには厚いコンクリートで強固な塹壕が築かれていったそうだ。その砦がついに陥落して以来、ロシア軍は毎日のようにドンバスの地域を解放していき、ウクライナ軍の犠牲はとんでもない数になっていた。
これ以上やっていても、犠牲が増えるだけなのはもはや明らかなのに、ウクライナ政府は停戦交渉しようとしないで、外国に軍事支援を要求している。アメリカは共和党がウクライナへの軍事支援を打ち切ろうとしている一方で、グローバルエリートはその分ヨーロッパに支援させようとしているらしい。それで、ドイツが500キロまで飛ぶ巡航ミサイルを送るとか、フランスが軍隊を送るとかいう話が出ていて、ついに第三次世界大戦に突入かという緊迫感が漂っていた。
しかし、ロシア政府の反応は、いたって呑気なものだった。そういうことをするならば、どれだけの犠牲と危険があることを考えた方がいいし、そもそも国にとって得になるのかどうかを考えた方がいい、とロシア大統領報道官のペスコフは言っていた。実際、これまでだってNATO軍がウクライナ側で隠れて攻撃してきていたのは、ロシアでは秘密ではなかった。前線では、アメリカ英語やイギリス英語、フランス語、あらゆる言語が話されているのを、ロシアの兵士たちは聞いていたし、NATO軍の記章をつけたままの兵士たちがたくさんいるのも見ていた。そもそも、いろいろな国から送られてくる戦車やミサイル、戦闘機は、すぐに使いこなせるようなものではないので、操縦やプログラム、衛星などから来る位置情報を操作しているのが、NATOの熟練兵たちなのは、わかりきったようなことだった。
だから、ドイツが巡航ミサイルを送ろうが、フランスが軍隊を派遣しようが、ロシアにとっては戦況が大きく変わるわけではない。ただ、フランス軍やドイツ軍を公に対戦国として攻撃することができる、というところが違うくらいなものらしい。これまでは、黒海の上空を飛び回っていたイギリスやアメリカの偵察機を、ロシア軍は見逃してきたというのだけれど、NATOが公に軍隊を派遣するならば、ロシア軍はそれを公に撃ち落とすことができる。そうなったら、ドローンもミサイルも狙いが定められなくなり、ウクライナはいよいよ敗退するしかなくなるということらしい。
ウクライナにとっても、ヨーロッパにとっても、ロシアと戦争して得になることなど何もない。ウクライナと同様、ヨーロッパ諸国もグローバルエリートに政権を乗っ取られているので、言うなりに武器を送り、軍隊を送り込んでいるだけなのだ。それで、言われるままに、ロシアがヨーロッパにとって脅威だというお芝居をしている。グローバルエリートにとっては、ヨーロッパやアメリカが崩壊しても、かまわないのかもしれない。あるいは、もうこうなったら、自滅するまで戦うしかないと思っているのかもしれない。
ちょうどツォルキンの折り返し地点の前日に、シティ・オブ・ロンドンのグローバルエリートの親玉とも言うべき老翁が亡くなった。18世紀の頃から、王侯貴族に戦争をけしかけては、金融で巨額の利益を上げていた一族の家長だ。この一族がしかけていなかったら、近代以降の戦争は、一つだって起こってはいなかったという話がある。一族はすでに後継者に継がれているから、老翁が亡くなったからといって、何かが変わるかわけではないのかもしれないけれど、しかし、あの悪魔的な人物が世を去ったのは、ある意味、時代の転換を象徴しているような気がする。
そして、その次の日には、ペンタゴン報道官のマシュー・ミリーが、記者会見でイスラエルのことを質問されて、「アメリカは他の国の主権を尊重しているので、イスラエルにどうしろと指図するようなことはしていません。私たちは、私たちの見解を伝えているだけなので……」といつもの嘘を騙っているときに、常連のジャーナリストに「アメリカが侵攻したりしないなら、ですよね」と突っ込まれて、噴き出していた。そこでミリーが、「おい、やめてくれよ。お笑い番組じゃないんだから」と笑いながら言った動画が、世界中で拡散されていた。
ちょうど同じ頃、カナダ首相のトルドーは、「ウクライナが勝たなければならないのですから」と言うところを、間違えて「ロシアが勝つに決まっているのですから because Russia must win!」という言葉でスピーチを結んでしまい、笑いながら訂正していた。心理学者のシグムンド・フロイトは、心にもないことを言っている人が、うっかり言い間違えるとき、本心が出てしまう、ということを言っていて、こういうのを「フロイト的言い間違え」と呼んでいるけれど、これはまさにそうしたものだ。戦争を続けるために、言われるままにお芝居を続けている2人の人が、同じ時に別々なところで、ボロを出して笑っていたのだ。
「裸の王さま」で、王さまが立派な衣装を着ているというお芝居を大人たちが続けているとき、子供が本当のことを言ってしまって、皆が笑い出す瞬間がある。あの瞬間が、ついに来たのかという気がした。脅されたり、バカにされたりするからといって、お芝居を続けていても、しょせん嘘は嘘なので、いつかは壊れるときが来る。いよいよ嘘が続かなくなって、お芝居をやめるときには、もう笑ってしまうしかない。
そして、折り返し地点を超えたあとの3月1日の朝には、何とドイツ軍の将校たちがクリミア橋を破壊する計画について話し合っている40分ほどの会話の録音が、ロシアのニュースメディアの手に渡り、即日テレグラムで公開されたのだ。これまで、NATO軍はウクライナの戦争には関わっていないことになっていたのだけれど、それがまったくの嘘だったことを、この録音ははっきりと示してしまった。会話の中では、アメリカ軍やイギリス軍がウクライナで戦っていること、NATOの諜報部の情報をすべて使っていることが語られており、クリミア橋をどうやってドイツの武器で破壊できるかということ、どうやってドイツ軍が関わっていないように見せるかについて議論していたのだ。
こんな会話の録音が、いったいどうやって漏れたのだかわからない。ロシアの諜報部がハッキングしたのかもしれないけれど、あるいは会話に関わっていたドイツの将校たちの誰かが、嘘をついているのが嫌になって、ロシアのメディアに流したのかもしれない。それというのも、ドイツ軍の人たちだって、言うなりになっていつまでもこんなことをしていたら、いよいよドイツが危なくなるのもわかっているはずだからだ。
これについては、録音を手に入れたロシアのメディアの代表も、「前回、ドイツがロシアの橋を壊すようなことをした結果、どういうことになったのかを考えるべきではないのか?」と言っていた。前回というのは、第二次世界大戦のときのナチ政権のロシア侵攻のことだと思うけれど、その結果、ロシアはナチ政権を倒して第二次世界大戦を終わらせるために、ベルリンまで占領することになったのだ。そして、そのことはドイツ軍もよくわかっているはずだ。ドイツは、第二次世界大戦のときと同様に、政権が乗っ取られて、言うなりに戦争させられているわけだけれど、このままやり続けていたら、ロシアがドイツまで侵攻するしかない事態になる。しかし、クリミア橋を破壊する計画をロシアに知らせてしまえば、この事態を防ぐことができる。
その前日の2月29日には、ロシア大統領プーチンが、恒例の年頭演説を行なっていて、世界中が注目していた。ロシア国内に向けた演説で、内容はほとんどが国政に関するものだった。ちょうどモルダビアのトランスニストリアがロシアに軍事介入を要請したところだったので、それについての発表があるのではないかとも言われていたけれど、そうした内容は何もなかった。ただ、今後の計画として、子供の多い家族を厚く支援すること、保育園や学校、教育施設に投資すること、青少年のためのプロジェクトやAI技術の開発と教育に投資することなどについて具体的なことを語っていた。
これはある意味、軍事行動の話よりも、NATO諸国にとっては脅威かもしれない。それというのも、西側諸国はグローバルエリートに政権を乗っ取られて、言うなりになっているので、言うなりに戦争する人間を作り出すような教育しかしていないからだ。自分で考えて判断することもできず、自分で創意工夫するような創造性もなく、調和する人間関係を作ることもできないような大人ばかりができるような教育しかしていない。こんなことをやっていたら、10年もしたら、ロシアとものすごい差ができてしまうことは確かだ。ロシアは、子供たちが心身ともに健康に育つように投資していて、自分で思考して創造的に仕事をすることができるような大人になるように教育施設を整えているのだから。
このまま続けていったら、戦争がどうなろうが、ロシアが経済でも文化でも技術でも、すべてにおいてリードすることになるのに違いない。これまで西側のグローバルエリートたちは、ロシアをつぶすために、総力を上げて西側の人間を洗脳していたわけだけれど、もはやロシアをつぶすことは不可能だということがはっきりした。NATOがあの手この手でロシアを攻撃しようとしても、ロシアは独自の政策で、宇宙開発でもAIの領域でも、また国際秩序に関しても、リードしていける人材を作り出していくことになるだろう。
グローバルエリートが、ロシアをつぶすのをついに諦めたら、もはや軍備に投資するのも意味がなくなるのだ。そうなったら、上から言うなりに動く人間など育てている場合ではなくなる。それよりも、自立的に考えて、創造的にものを作り出せる人材が必要だ。軍備競争から人材競争へ。それこそはまさに、地の時代から風の時代への移行になるものかもしれない。
https://www.facebook.com/chihiro.satoschuh
facebookのコメント欄には追加記事もある。
Chihiro Sato-Schuh さんがドイツで得た情報だ。
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【嘘の時代が終わる】
2月17日にドンバスのアブデーフカが解放されてから、情勢は世界的に大きく転換していっているようだ。マヤ暦では、2月27日から28日に日が変わったときに、260日サイクルの中心を超えた。マヤ暦のサイクルは、中心が折り返し地点のようになっていて、そのあたりから事態が転換していく。今回のツォルキンは、世界から戦争がなくなる260日になるのではないかと思ったのだけれど、中心を超えたところで起こっていることは、まさにその方向に向かっているように思える。
アブデーフカは、ドンバスの首都ドネツクから車で半時間もかからないところで、ウクライナ軍はそこからドネツクの市街を日々爆撃していた。10年前のマイダン革命でウクライナがナチ政権に変わってから、アフデーフカには厚いコンクリートで強固な塹壕が築かれていったそうだ。その砦がついに陥落して以来、ロシア軍は毎日のようにドンバスの地域を解放していき、ウクライナ軍の犠牲はとんでもない数になっていた。
これ以上やっていても、犠牲が増えるだけなのはもはや明らかなのに、ウクライナ政府は停戦交渉しようとしないで、外国に軍事支援を要求している。アメリカは共和党がウクライナへの軍事支援を打ち切ろうとしている一方で、グローバルエリートはその分ヨーロッパに支援させようとしているらしい。それで、ドイツが500キロまで飛ぶ巡航ミサイルを送るとか、フランスが軍隊を送るとかいう話が出ていて、ついに第三次世界大戦に突入かという緊迫感が漂っていた。
しかし、ロシア政府の反応は、いたって呑気なものだった。そういうことをするならば、どれだけの犠牲と危険があることを考えた方がいいし、そもそも国にとって得になるのかどうかを考えた方がいい、とロシア大統領報道官のペスコフは言っていた。実際、これまでだってNATO軍がウクライナ側で隠れて攻撃してきていたのは、ロシアでは秘密ではなかった。前線では、アメリカ英語やイギリス英語、フランス語、あらゆる言語が話されているのを、ロシアの兵士たちは聞いていたし、NATO軍の記章をつけたままの兵士たちがたくさんいるのも見ていた。そもそも、いろいろな国から送られてくる戦車やミサイル、戦闘機は、すぐに使いこなせるようなものではないので、操縦やプログラム、衛星などから来る位置情報を操作しているのが、NATOの熟練兵たちなのは、わかりきったようなことだった。
だから、ドイツが巡航ミサイルを送ろうが、フランスが軍隊を派遣しようが、ロシアにとっては戦況が大きく変わるわけではない。ただ、フランス軍やドイツ軍を公に対戦国として攻撃することができる、というところが違うくらいなものらしい。これまでは、黒海の上空を飛び回っていたイギリスやアメリカの偵察機を、ロシア軍は見逃してきたというのだけれど、NATOが公に軍隊を派遣するならば、ロシア軍はそれを公に撃ち落とすことができる。そうなったら、ドローンもミサイルも狙いが定められなくなり、ウクライナはいよいよ敗退するしかなくなるということらしい。
ウクライナにとっても、ヨーロッパにとっても、ロシアと戦争して得になることなど何もない。ウクライナと同様、ヨーロッパ諸国もグローバルエリートに政権を乗っ取られているので、言うなりに武器を送り、軍隊を送り込んでいるだけなのだ。それで、言われるままに、ロシアがヨーロッパにとって脅威だというお芝居をしている。グローバルエリートにとっては、ヨーロッパやアメリカが崩壊しても、かまわないのかもしれない。あるいは、もうこうなったら、自滅するまで戦うしかないと思っているのかもしれない。
ちょうどツォルキンの折り返し地点の前日に、シティ・オブ・ロンドンのグローバルエリートの親玉とも言うべき老翁が亡くなった。18世紀の頃から、王侯貴族に戦争をけしかけては、金融で巨額の利益を上げていた一族の家長だ。この一族がしかけていなかったら、近代以降の戦争は、一つだって起こってはいなかったという話がある。一族はすでに後継者に継がれているから、老翁が亡くなったからといって、何かが変わるかわけではないのかもしれないけれど、しかし、あの悪魔的な人物が世を去ったのは、ある意味、時代の転換を象徴しているような気がする。
そして、その次の日には、ペンタゴン報道官のマシュー・ミリーが、記者会見でイスラエルのことを質問されて、「アメリカは他の国の主権を尊重しているので、イスラエルにどうしろと指図するようなことはしていません。私たちは、私たちの見解を伝えているだけなので……」といつもの嘘を騙っているときに、常連のジャーナリストに「アメリカが侵攻したりしないなら、ですよね」と突っ込まれて、噴き出していた。そこでミリーが、「おい、やめてくれよ。お笑い番組じゃないんだから」と笑いながら言った動画が、世界中で拡散されていた。
ちょうど同じ頃、カナダ首相のトルドーは、「ウクライナが勝たなければならないのですから」と言うところを、間違えて「ロシアが勝つに決まっているのですから because Russia must win!」という言葉でスピーチを結んでしまい、笑いながら訂正していた。心理学者のシグムンド・フロイトは、心にもないことを言っている人が、うっかり言い間違えるとき、本心が出てしまう、ということを言っていて、こういうのを「フロイト的言い間違え」と呼んでいるけれど、これはまさにそうしたものだ。戦争を続けるために、言われるままにお芝居を続けている2人の人が、同じ時に別々なところで、ボロを出して笑っていたのだ。
「裸の王さま」で、王さまが立派な衣装を着ているというお芝居を大人たちが続けているとき、子供が本当のことを言ってしまって、皆が笑い出す瞬間がある。あの瞬間が、ついに来たのかという気がした。脅されたり、バカにされたりするからといって、お芝居を続けていても、しょせん嘘は嘘なので、いつかは壊れるときが来る。いよいよ嘘が続かなくなって、お芝居をやめるときには、もう笑ってしまうしかない。
そして、折り返し地点を超えたあとの3月1日の朝には、何とドイツ軍の将校たちがクリミア橋を破壊する計画について話し合っている40分ほどの会話の録音が、ロシアのニュースメディアの手に渡り、即日テレグラムで公開されたのだ。これまで、NATO軍はウクライナの戦争には関わっていないことになっていたのだけれど、それがまったくの嘘だったことを、この録音ははっきりと示してしまった。会話の中では、アメリカ軍やイギリス軍がウクライナで戦っていること、NATOの諜報部の情報をすべて使っていることが語られており、クリミア橋をどうやってドイツの武器で破壊できるかということ、どうやってドイツ軍が関わっていないように見せるかについて議論していたのだ。
こんな会話の録音が、いったいどうやって漏れたのだかわからない。ロシアの諜報部がハッキングしたのかもしれないけれど、あるいは会話に関わっていたドイツの将校たちの誰かが、嘘をついているのが嫌になって、ロシアのメディアに流したのかもしれない。それというのも、ドイツ軍の人たちだって、言うなりになっていつまでもこんなことをしていたら、いよいよドイツが危なくなるのもわかっているはずだからだ。
これについては、録音を手に入れたロシアのメディアの代表も、「前回、ドイツがロシアの橋を壊すようなことをした結果、どういうことになったのかを考えるべきではないのか?」と言っていた。前回というのは、第二次世界大戦のときのナチ政権のロシア侵攻のことだと思うけれど、その結果、ロシアはナチ政権を倒して第二次世界大戦を終わらせるために、ベルリンまで占領することになったのだ。そして、そのことはドイツ軍もよくわかっているはずだ。ドイツは、第二次世界大戦のときと同様に、政権が乗っ取られて、言うなりに戦争させられているわけだけれど、このままやり続けていたら、ロシアがドイツまで侵攻するしかない事態になる。しかし、クリミア橋を破壊する計画をロシアに知らせてしまえば、この事態を防ぐことができる。
その前日の2月29日には、ロシア大統領プーチンが、恒例の年頭演説を行なっていて、世界中が注目していた。ロシア国内に向けた演説で、内容はほとんどが国政に関するものだった。ちょうどモルダビアのトランスニストリアがロシアに軍事介入を要請したところだったので、それについての発表があるのではないかとも言われていたけれど、そうした内容は何もなかった。ただ、今後の計画として、子供の多い家族を厚く支援すること、保育園や学校、教育施設に投資すること、青少年のためのプロジェクトやAI技術の開発と教育に投資することなどについて具体的なことを語っていた。
これはある意味、軍事行動の話よりも、NATO諸国にとっては脅威かもしれない。それというのも、西側諸国はグローバルエリートに政権を乗っ取られて、言うなりになっているので、言うなりに戦争する人間を作り出すような教育しかしていないからだ。自分で考えて判断することもできず、自分で創意工夫するような創造性もなく、調和する人間関係を作ることもできないような大人ばかりができるような教育しかしていない。こんなことをやっていたら、10年もしたら、ロシアとものすごい差ができてしまうことは確かだ。ロシアは、子供たちが心身ともに健康に育つように投資していて、自分で思考して創造的に仕事をすることができるような大人になるように教育施設を整えているのだから。
このまま続けていったら、戦争がどうなろうが、ロシアが経済でも文化でも技術でも、すべてにおいてリードすることになるのに違いない。これまで西側のグローバルエリートたちは、ロシアをつぶすために、総力を上げて西側の人間を洗脳していたわけだけれど、もはやロシアをつぶすことは不可能だということがはっきりした。NATOがあの手この手でロシアを攻撃しようとしても、ロシアは独自の政策で、宇宙開発でもAIの領域でも、また国際秩序に関しても、リードしていける人材を作り出していくことになるだろう。
グローバルエリートが、ロシアをつぶすのをついに諦めたら、もはや軍備に投資するのも意味がなくなるのだ。そうなったら、上から言うなりに動く人間など育てている場合ではなくなる。それよりも、自立的に考えて、創造的にものを作り出せる人材が必要だ。軍備競争から人材競争へ。それこそはまさに、地の時代から風の時代への移行になるものかもしれない。
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