先日の休みに息子と映画を観に行った。
ポケモン・ザ・ムービーXY&Z"ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ"だ。
夏休み恒例、ポケットモンスター映画の19作目。
ビクティニと白き英雄レシラムから、毎年 子供たちと観に行きはじめて6作目の鑑賞。
今回も監督は湯山邦彦氏。
キャッチコピーは、"熱き魂の声(ソウルハート)が聞こえるか!?"。
もう息子も小学校6年生。
今年こそポケモン映画は卒業かな?そう思っていたが、
数年前に発売された、ポケットモンスターYを未だプレイしているし、
この秋に発売される新作、ポケットモンスターサン/ムーンにも興味津々。
夏休み前に、この映画を観たいかどうか訊いてみたところ、
卒業どころか、「観たい!観たい!!」と返答。
前売特典でもらえた、ポケモン大集合ポスター。
すぐに前売券を購入。
ポケモン映画は、前売特典で限定のポケモンが配布されるので、
公開前に観ると決めたら、迷わず前売券を買うのがベター。
まあ、ゲームソフトを持っていなけりゃ意味のない特典ではあるけれどね。
ただし、今回は前売特典でポスターも付いてきた。
先に行われたポケモン人気投票。
その名も、"ポケモン総選挙720”!
AKBのパクリか!
前売特典でもらえた、ボルケニオンの受け取りガイドと受け取りコードの付いたチケット。
まだ受け取ってないや。
そのポケモン総選挙の告知ポスターに、
これまでに登場したポケモン、全720匹がぎっしりと描かれている。
それと同一のポスターも、前売特典としてもらうことができた。
ゴチャゴチャとキャラクターが描かれたイラストが大好きな自分。
実はこのポスターの方が欲しかったり。
ポケモン総選挙で見事一位になったポケモンは、映画館でプレゼントされるという。
前にアルセウスもらったときと同じようなイベントだけど、
今回は投票対象がノミネートではなく、全ポケモンから。
自分は欲しいポケモンとかそういうのは関係なく、純粋に一番好きなポケモンを選んだ。
ウツボット。
男は黙ってウツボットだろ?!
あの、ウツボカズラなデザイン、たまらない。
まあ、結果はゲッコウガが1位。
ウツボットは・・・473位!
・・・。
ウツボット最高!
まあウツボットの順位は妥当なところかもしれない。
劇場でもらえるポケモンはゲッコウガに決定。
自分はポケットモンスターXで最初に選らんだのがハリマロンだったので、
まあ、ゲッコウガもありがたくちょうだいする。
持ち物のマスターボールもおいしい。
息子は残念ながら、最初にケロマツを選んでしまっているので、
今回のゲッコウガは微妙みたいだったが、
昨年宿題をまったくやっていなかったという理由から、
元妻に3DSもソフトも全て没収されていて、そもそも受け取ることができなかった。
そんなこんなで今年の夏もポケモン映画鑑賞に臨んだ。
旅を続けるポケモントレーナーのサトシ(松本梨香)たち一行。
旅の途中、仲間のシトロン(梶裕貴)とポケモンバトルの特訓。
そのバトルのさなか、突如、大きなポケモンが降って来た!
真っ赤な体の大きなポケモン、ボルケニオン(市川染五郎)だ。
極度の人間嫌いのボルケニオン。
サトシ達に悪態ついて、その場を去ろうとするも、
体に装着された謎のリングで、サトシと引き合い、どうやってもサトシが引っ付いて来てしまう。
さっきのボルケニオンの落下の衝撃で、サトシにも謎のリングが装着されてしまい、
サトシとボルケニオンは、磁石のようにお互い引きつけてしまうのだった。
ボルケニオンにひっついたまま、サトシ達がやって来たのは、
500年前のカラクリが生きる都市、アゾット王国。
町じゅう至る所にあるカラクリに驚く一行だったが、
ボルケニオンはサトシ達に構わず、その中心部にある城へと向かい、
アゾット国の王子ラケル(中川翔子)と、大臣のジャービス(山寺宏一)と対峙する。
そこで、サトシ達の協力あって、捕われていたポケモン、"マギアナ"を救出。
人知れない場所にある自然豊かな場所、ネーベル高原。
ボルケニオンとマギアナはここで、たくさんのポケモン達と暮らしていた。
だが、サトシ達人間を見て、警戒して隠れるポケモン達。
ポケモントレーナーに捨てられたり、ポケモンハンターに襲われたり、
ここで暮らすポケモン達は、かつて人間に酷い目に遭ったポケモンばかり。
それを守っているのが、ボルケニオン。
そのため、ボルケニオンは極度の人間嫌いだったのだ。
ネーベル高原に黒い霧が立ち込める。
再びマギアナを捕獲せんと、大きな飛空挺でラケルとジャービスが出現。
自身が開発した、ポケモンを強制的にメガシンカさせる術を使って、
メガシンカした強力なポケモン達を操り攻撃を仕掛けてくる。
さらに、ネーベル高原のポケモン達を罠にかける。
ポケモン達を助けたくば、マギアナを渡せと脅す。
ジャービスの口車に乗るなと、拒絶するよう叫ぶボルケニオンだったが、
マギアナは罠にかかったポケモン達を助けるため、
自分の意思で自らジャービスの飛空挺に乗り込んでしまう。
再び捕われてしまったマギアナ。
マギアナは500年前、天才科学者エリファスによって作られた人造ポケモン。
そのマギアナの動力源である、ソウルハート。
このソウルハートは、封印されたアゾット国の空中要塞の動力源でもあった。
ジャービスの狙いは、この強大なパワーを宿したソウルハート。
空中要塞を復活させ、王国の支配をもくろむ。
ジャービスは躊躇することなく、マギアナを行動不能にし、
その心臓ともいえるソウルハートを抜き取り、ついに空中要塞を起動させてしまう。
動かなくなったマギアナを無造作に飛空挺から投棄し、
空中要塞のパワーを見せつけるため、その破壊エネルギーをネーベル高原へ向ける。
だが、要塞のコアとなったソウルハートには、マギアナの意識が生きており、
必死にジャービスの攻撃命令を拒んでいた。
ボルケニオンとサトシ達は、ジャービスの野望を阻止するため、
マギアナのソウルハートを取り戻すため、空中要塞へと突入。
ラケルの姉、キミア王女(松岡茉優)も協力し、
ジャービスのメガシンカポケモン軍団との壮絶なバトルがはじまる。
要塞の中枢では、ジャービスがソウルハートからマギアナの心を消し去ろうとしていた。
ボルケニオンとサトシ達は、ジャービスを野望を阻止し、
空中要塞の攻撃からネーベル高原を守ることができるのか!?
ソウルハートを取り戻し、マギアナを救うことができるのか!?
なかなか面白かった。
メガシンカしたポケモンが多数登場し、チビッコ達も大満足。
XYで残った最後の伝説のポケモン、ジガルデさんもしれっと複数のフォルムで登場。
総選挙で一位に輝いたゲッコウガさんは、あまり活躍していなかったような・・・?
空中戦が多かったから、飛行ポケモンたちの活躍が目立ったかな。
空を飛べないはずのポケモン達は、"サイコキネシス"で浮遊されている設定。
フーディンとサーナイト大変だったろうな。
ボルケニオンは、あまりカッコイイとは思えないデザイン。
これまでの伝説ポケモンに比べると、非常に安っぽいというか、
メタグロスやヒードランクラスのデザイン。
うまく言えないけれど、なんか伝説っぽくない。
マギアナも、女の子ウケしそうなデザインだけど、そんなかわいくない。
メロエッタとかディアンシーの方がかわいいと思う。
ロマンシング・サガ2の、コッペリアを思い出した。
あと、球体になって防御姿勢をとるのだけど、
それ見てバウンド・ドックのMA形態を思い出した。
・・・ラピュタじゃね?
これ、天空の城ラピュタだよね?
ジャービスがムスカで、マギアナが飛行石を持つシータで。
ボルケニオンが・・・パズー?
あ、でも最初空から降って来たのボルケニオンだったから、ボルケニオンがシータか!
いや、やっぱりマギアナがシータで、声も似てるしサトシがパズーってことで、
ボルケニオンは・・・あのシータを必死に守ろうとしていたロボットだ!
今回、かっこよかったニャースさん。
ソーナンスとマーイーカの出番なし。
ワンピースにドリーにルドルフ、ペット・・・。
興行収入とか観客動員数とか、数字的なことはよく判らないけれど、
競合するアニメ映画が次々と公開され、今年は苦戦している感がある。
巷じゃポケモンGOとかが流行っているけれど、それが映画の観客増までは繋がらないか。
声がまったく染五郎さんじゃなかった。
なんでもボルケニオンの姿や大きさ設定なんかを見て、声色をイメージしたとか。
歌舞伎役者も凄いなあ。
息子に買ってあげた下敷きと、娘にお土産で買ったハンドタオル。
下敷きの表は映画のパッケージで裏はマギアナのデザイン。
鑑賞特典でもらえた、マギアナのガオーレディスク。
これでマギアナもポケットモンスター次回作のソフト上でもらえるのかと思ったら、
ガオーレとかいう、ゲームセンターで使えるだけのカード?だった。
ポケモントレッタってもう、なくなったの?
息子さんは妖怪ウォッチに夢中と
伺っていましたが、一緒にご覧になったのですね。
去年同様、他のアニメ映画と競合しているため、
今年も苦戦中らしいですが、
自分は終盤のメガシンカ軍団とのバトルシーン、
夫婦漫才みたいなボルケニオンとマギアナの
痛快なやり取りに釘付けでした。
ガオーレはトレッタの後継機で、
体験会を機に自分も何度かプレイしていますが、
凄まじい勢いで100円玉が消えていくので、
お財布に非常に優しくないシロモノと
なっております。
なお、マギアナのディスクは、
サンムーンでマギアナを入手するためにも
使うとのことなので、次回作もプレイされるならば、
無くしてしまわないようにご注意を。
コメントありがとうございます。
入院していたので、コメント返しが遅れました。
劇中のポケモンバトルはいつも大混戦で、
どれかひいきのヤツ一匹に絞って観ようとするのですが、
そうすると、ほんの一瞬しか登場しなかったり、
意味もなく破壊光線?出していたりと、つまんなかったりするので、
団体戦はやっぱり全体を観て楽しむべきですね。
ボルケニオンとマギアナの夫婦漫才のようなシーン、
救出されて、街の水路みたいなところで、
ひと行きついていたところかな?
あそこで水路に転落するシーンは笑いました。
以外とマヌケだし、ああなっちゃうと手も足も出ないんだな・・・と。
ガオーレはトレッタの後継でしたか。
トモユキさんがおっしゃるように、
他のサイトでも、トレッタの倍は100円玉が消えると書かれていました。
金ごっそり取れる筺体じゃなきゃ、ゲームセンターに置いてもらえないので、
コレクション性のあるゲームでの、こういう仕様は仕方ないですね・・・。
息子は妖怪ウォッチにハマっていたのは、ほんの一年足らずでした。
あっちはポケモンよりも年齢層が低いみたいですね。
年齢層といえば、今回は、幼児向けの短編がなかったので、
ダレずにサクッと観ることができました。
あれ大人からすれば要らないんですよね・・・。