春の花壇の花の紹介、
今回は わりと馴染みのある花、“キンギョソウ(Antirrhinum majus)”。
すらっと伸びた茎の先に、カラフルな花を段々に咲かせる。
ストックと並び、春花のなかでは背丈の伸びる花で、花壇のなかでもひときわ目立つ存在。
漢字で書くと、“金魚草”となる。
花の形が、金魚がヒレを広げて泳いでいるように見えるから。
アップで見ると、確かに金魚の形をしている。
茎に向かって、やや下方向きに集まり泳いでいるように見える。
英名は、“スナップ・ドラゴン”。
これは金魚ではなく、大口を開けた竜の頭に見えるからだとか。
金魚に見える? 竜に見える?
ゴマノハグサ科の秋まきの一年草。
早春から芽吹き、早ければ2月始めには花が咲く(九州で)。
花序はまっすぐ真上に伸びて、段々に無数の花を咲かせる。
下の方から花が咲くが、上の部分が開花するまでに下の花は保たない。
花がらはこまめに取り除かないと見苦しいが、
花がらを取った後は、玉状に成長した子房が残り、その姿も可愛らしい。
切り花用のものは、切り戻しする方がてっとり早い。
切り戻しをして追肥すれば、脇芽がぐんぐん成長し、枝分かれしてたくさんの花が付く。
また、こぼれ種でよく増えて、翌年も同じ場所から芽が出る。
キンギョソウ矮化品種。
切り花向けの品種は、畑に植えれば草丈80cm以上にまで成長するが、
花壇やプランター向けに、矮化タイプの苗も販売されており、
近年は、こちらの方が人気があり主流である。
茎が上に伸びずに、株全体が枝分かれして膨らんでいき、
頭でっかちになって倒れやすくなるので、
ある程度花の終わった枝は切り戻しをした方がいい。
本当にあちこちに増えていく・・・。
こちらはヒメキンギョソウ(Linaria bipartita) 。
別名、リナリア。
キンギョソウを小さくした感じの花姿だが、
金魚というよりは、タイの闘魚、トラディショナル・ベタに似ているかも。
ほとんど雑草で強健。
こぼれ種で毎年どんどん増えて庭の中で分布域を広げていく。
ワイルドフラワーミックスの種にも、たいていこのリナリアが含まれている。
どこからか飛来した種が増えたのか?公園や空き地などに群生していることも。
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YouTube: 金魚/bonnie pink
金魚/BONNIE PINK
わすれな草のときにも紹介した、ボニピンの7枚目のシングル。
“Forget me not” も収録されていた3rd.アルバム、“evil and flowers” からのシングルカット。
せつない片思いのなか、諦めようかどうしようか、もがき苦しんでいるような歌(勝手解釈)。
シングルカットで急遽間に合わせたのか?
にわか作りの安っぽいPVが泣けてくる。
せめて本物の金魚くらい登場させなさいよと。
ランチュウとかアズマニシキとか、弥富の高級金魚じゃなくて小姉でいいから・・・。
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YouTube: きんぎょ注意報! わぴこ元気予報[HD画質 懐かしアニメOP ED]
“きんぎょ注意報” なかよしだったか、マーガレットだったか、
妹が購読していた少女漫画に掲載されていたギャグ漫画。
内容は支離滅裂だったような記憶がある。
当時としては、かなり先を行っていたのではなかろうか。
後にアニメ化されたものの、それを観た記憶はない。
「ほほぅ~」が口癖の眉の濃い、“マイケル”(留学生?)ってキャラが好きだったが、
ほとんど影の薄いキャラだったなあ。
昔はこういうタッチのアニメは、完全に女の子のものだったが、
今じゃ男子中高生のものになっているんだよなあ。
・・・・・世も末だな。
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