※この記事は、たいへんマニアックです。
アニメ「機動戦士ガンダム」「機動戦士Zガンダム」及び、
劇場版アニメ「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」を未見の方、
または見てもよく解らなかった、内容を忘れてしまった方には、
まったく理解できない内容ですのでご注意ください。
森永め、やるようになった!
ガンダム総集編 赤い彗星スペシャル ウェファーチョコの第二弾が発売された。
その名も、“ガンダム総集編 赤い彗星スペシャル ウェファーチョコ の再来”。
「機動戦士ガンダム」「機動戦士Zガンダム」「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」から、
“赤い彗星”こと、シャア・アズナブルにまつわる、
劇中名シーンをピックアップしたカードが1枚封入されている。
相変わらずニクイ演出。
商品タイトルの末尾に、“の再来”と付け足され、
さらにパッケージ下部には、Zガンダムのラストでの名台詞、
「まだだ、まだ終わらんよ!」と表記されている。
クワトロ・バジーナ(エゥーゴ所属時のシャアの偽名※)大尉が駆る百式が、
ティターンズの総司令、パプティマス・シロッコの駆るジ・オと、
ネオジオン・アクシズ軍の総司令、ハマーン・カーン駆るキュベレイとの戦闘で、
窮地に立たされた際に放った台詞だ。
今回も粋なカードが封入されていて、ガノタを楽しませてくれる。
シャア/クワトロのみならず、彼と絡んだキャラクターも、
その名シーン・名台詞とともに、カードとしてラインナップされている。
MS in アクションって動かないなー。
「こ・・・これが・・・た・・戦い・・・。」
初めてシャアと対峙して戦闘状態に入ったときのアムロの台詞。
マニュアルを見ながら、なんとかザク 2機を撃破したサイド7での戦闘とは異なり、
宇宙空間で敵のエースパイロットを相手に、驚愕し、思わず発した言葉。
百式とジ・オ、そもそも性能差がダンチだろうに・・・。
そこにキュベレイまで来られ、1対2になっちゃ、さすがのシャアも。
「道を誤ったのだよ、貴様のようなニュータイプのなり損ないは、
粛正される運命なのだ! 解るかーっ!?」
エゥーゴとティターンズの戦い、グリプス戦争のラスト、
グリプス2(コロニーレーザー)内部でシャアとの戦闘中に放ったシロッコの台詞。
この台詞を放った直後、百式の右脚を破壊する。
シャアはこの直後に、先に紹介した台詞、「まだだ、まだ終わらんよ!」を発する。
ラストのシーンを再現したつもりが、ちょっとエロくなった?
「大した役者だったよ、シャア!
話し合いの余地が無いとするならば、ここがお前の死に場所になるな。」
シロッコとハマーンから逃げ、百式を乗り捨て、グリプス2の居住区へと逃げ込むシャア。
その劇場跡地の舞台を逃走中、突如スポットライトを浴びる。
ハマーンがライトでシャアを照らし、嘲笑しながら放つ台詞。
シロッコも現れ、エゥーゴ,ティターンズ,ネオジオンの三勢力のトップが生身で対峙し、
各々の主張と駆け引きで舌戦を繰り広げる、非常にガンダム(富野)らしいドラマチックなシーン。
逆襲のシャアのラストで涙しないガノタはいないハズ!
「ララァ・スンは私の母になってくれるかもしれなかった女性だ!
そのララァを殺したお前に言えたことか!」
逆襲のシャアのラスト、シャアが地球に落下させようとする、
小惑星アクシズを、ニューガンダム単機で押し返そうとするアムロ。
その手にはシャアの乗るサザビーの脱出ポッドも携えられ、
シャアとアムロ、アクシズと共に大気圏の摩擦熱に焼かれながら最期の会話をする。
アムロに「なんて器量の小さい!」と罵られたシャアが言い返した、彼の最期の台詞である。
こうやって一枚一枚、ゲットしたカードを見つめると、
ガンダムって、なんて濃くて深い物語なのだろうと、あらためて感動する。
あ、UC(宇宙世紀)モノに限るけどね。
自分にとっては要らないハズレカード。
ショップに売るかトレードするか・・・未開封のまま。
いくらUCモノといっても、個人的にこれは受け容れられない。
「ガンダムUC(ユニコーン)」だと・・・逆襲のシャアから数年後のストーリーらしいけれど、
こんなのシャアじゃなくて、変態仮面だよ。
※ “シャア・アズナブル”も実は偽名。
本当の名前は、“キャスバル・レム・ダイクン”。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます