昨日、休みだったので子ども二人を連れて映画を観に行った。
夏休み恒例?のポケモン映画、
“劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ ビクティニと白き英雄レシラム”。
どちらも表紙にできる仕様。
昨年秋に発売された、ポケットモンスターの最新作、
それにちなんでか、映画も2作品同時公開で、
もうひとつのタイトルは、“黒き英雄ゼクロム”となっている。
それぞれの映画、ストーリーはまったく同じで、細部が結構異なる。
主人公と相対するキャラに着くメインポケモン(レシラム/ゼクロム)が異なること。
相対峙するキャラが使用するポケモンが異なること。
冒頭のシーン(氷原/荒野)が異なること。
ちょっとしたシーンでの登場ポケモンの相違。
主人公達が俯瞰する景色や視点、カメラワークにも違いがあったようだ。
相違点を探すのは楽しいかもしれないが、2作品とも観る必要はないと思う。
あとはEvery Little Thing が歌う主題歌も異なる。
それぞれの曲を収録したCDが、両A面シングルで発売されている。
※右端がデント。
内容は薄い。
子供向けアニメだからそれはしょうがない。
だが、解りやすくていい。
子どもからの疑問に対しての説明に困らない。
でも昔観た、“ミュウツーの逆襲”だったっけ?
あれはもっと内容が深かったような記憶が・・・。
だがラストで、鼻をすする音がする、隣で6歳の息子が号泣していた。
自分に似て涙もろいようである。
それを見ていた8歳の娘が、
「なん、ぶっさいくな かおして なきよん!」と、笑いながら茶化す。
正直、自分にゃ退屈な映画ではあったが、子どもらに観せてよかったと思った。
もっと、赤/緑とか、金/銀の頃のポケモン達でも出りゃ、自分ももっと楽しめたろうに・・・。
ピカチュウとニャースだけだなんて・・・。
それはそうと、ロケット団のあの3人組ってまだ居るんだな。
空気だったけれど。
ウツボットとか、アーボック,ソーナンスにも出て欲しかった。
声優はいただけなかった。
主人公サトシと相対峙するキャラクター、“ドレッド”。
(左右で白と黒、ぱったりと髪の色が異なるヘンなキャラ・・・ドレッドヘアーではない。)
その声優が、つるの剛士。 イマイチだった。
あと、ゼクロムとレシラム。
高橋英樹と谷原章介・・・どちらもイマイチ。
というか強大で荘厳なドラゴンポケモンの雰囲気に全く合っていない。
アルセウスの美輪明宏とか、ミュウツーの市村正親みたいな、
貫禄というか覇気がまるで感じられなかった。
左:大地真央 右:石原さとみ
大地真央や石原さとみ等、女性陣は良かった。
それにしても、ジブリアニメやディズニーアニメもそうだが、
なぜ映画のアニメって、俳優とかタレントを起用して、本職の声優さんを起用しないのだろうか。
話題で観客動員を少しでも増やそうって魂胆なのだろうか?
本職の声優さんも肩身が狭かろう・・・。
帰りにパンフレットと、ピカチュウを差し置いて主役ポケモンだった、
“ビクティニ”のフィギュアを購入。
マカロンの着いたひもを引っ張ると、Vサインした手がピコピコ動く。
ブリスターパックのまま、壁にぶら下げておこう。
息子にはDS用のシリコンカバーを買ってあげた。
ビクティニフィギュアは、とつげきさん垂涎物。
お菓子のマカロンが劇中に登場し、
そのビクティニってポケモンが美味そうにそれを食べる。
お菓子店にカラフルなマカロンが売られていたので、
子どもらに、マカロン買ってあげようか?というと、
「デント※がつくったのやったら、いる!」
・・・・・買ってあげなかった。
スペシャル容器に入って、ビクティニのクリアフィギュア付き、ドリンク付きで850円也。
劇場ではポケモン仕様のスペシャルポップコーンが売られていた。
食べ終わったら虫かごにするんだとか。
空気穴ないぞ。
※ デント:主人公キャラのひとり、ソムリエらしい。 昔のタケシポジションのようだ。
ゲームだとポッド,コーンとともに最初のジムリーダーだった。
(ちなみに全員、トウモロコシの名前)
劇中では彼の手作りマカロンでビクティニが主人公たちになつく。
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