※一部mixiと共通内容です。(やっぱ使い分けって無理か…?汗)
●POLARちゃんがやって来た!!
某楽器店にて予約中だったVIRUS(ヴァイラス) TI POLAR。
しかし日本への入荷はとっても希少で、年内入手も無理っぽい
状況でした…。
ところが、他の楽器店にて予約キャンセル品が数日前に出た
ということで、今朝早速問い合わせ…。ドキドキ。
すると、1台限りの在庫がまだ売れずに残ってるとのこと!
予約してた店よりも2万ほど高くて37万弱。でも、いつになる
か分からないよりも確実な方を選択…ということで。
電話で予約可能だったので即決!
支払方法などを確認して、結局大金おろして向かいましたヨ。
渋谷へ。ということで久々のハードシンセ、ゲットです♪
予約なしで買えたのは日本でこの1台だけかと。
白色LEDの光り方がエロヤバです。
リアパネルのロゴマークがBPMにリンクしてドクンドクンと光る。カクイイ♪
●音色レビュー
音色が多すぎてチェックしきれません…。
1バンク128音色でRAMがA~Dバンク、ROMがA~Qバンクまであります…。
バンクごとに色んなアーティスト?がマニピュレート。
巷のウワサではヒットしたBやCよりも音がペラくてソフトシンセっぽいという悪い
評判でしたが、旧版は使ったことないので何とも…。
ただ部分的にプリセットを聴くと、大人しくて地味な音色もたくさんあるので
イジらないと分からないのかも知れません。
…で、イジっていくとやはりソフトシンセとは全然違います。
まだ隠しパラメータのMoogFilterとかは試してませんが、やっぱ高いなりの質感や
自由度があって良いです♪今まで出せなかった音が出せます。
EQやエフェクト、フィルターなども非常に良くて、感覚的にかなり気持ち良くEDIT出来ます♪
16パート全てに個別でエフェクトやEQがあるのも超絶です。
●PCとの連携
さて今回の最大の売り&多発してるらしい問題の根源である、USB接続によるPCとの
連携について。
なんとハードシンセでありながら、VSTiと認識してPCで立ち上げられるという革新
的なスペックです。
インストールに引っかかり、なんかドライバ関係がエラー出まくりでうまく行った
のか未だに不明ですが、とりあえず無事インスコ&最新バージョンOSにアップ完了。
付属のSX用データを開いて再生すると、ををを!!!!VSTiとして機能してる!!!
しかもSX立ち上げてない時はラインの音が鳴ってますが、SX立ち上げるとSEQモード
に切り替わり、ラインはオフになってASIOから出力!!素晴らしい♪
パラメータチェンジが本体からの入力もデータ化されるのかという点と、死活問題
であるExportに対応してるのかは後日検証。
しかし…、懸念してた不具合がやはり発生!!!!
音鳴りっ放しでフリーズや、音色がおかしくなる不具合などなど、1日の間に10回
近く再起動することに…。汗汗泣泣
やはり諸刃の剣で、PCとの連携という新機能に付随したバグがあります。
単体使用でも数回発生。とりあえず怖いのでUSB引っこ抜いてます。ムムムム…。汗
ここはOSのアップにて改善されて行くことを願うばかり。
というか、改善されないと大問題かと。
●総評
なんやかありますが、やっぱ高いなりにしっかりしてる部分が多いのと、愛着が
湧いてモチベーションが上がる感じはソフトシンセにはマネ出来ないので、長く
使い込んでいきたいと思います。ちゃんと値段相応のスペックです。
何気に鍵盤とかもかなり上質です。ノードのヘコヘコ感とは全く違います。
デモとプリセットと不具合、そして生産体制が悪評につながったようですな。
ということで、次回はもっと使い込んだ実践編のレビューをば。