東京都大田区で拓栄建設㈱の社長やってます
お寺には、そのお寺の起縁などを紹介する看板を見かける事が有ると思いますが
当社で施工した東京都の池袋にある大本山護国寺の仁王門裏にある
小さな看板をご紹介いたします。
小さな物なので見ただけでは大した事はないと思いますが・・・
実は、以下ご紹介する通り意外と大変なんです。
まず、基礎となる石選びからです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/4c/4d7ffca4a3a17e65d7c4fea1693e96e5.jpg)
ここは、真鶴の石切り場です。この広い中から
大きさや形、石の色等を2日がかりで選びました。
石の種類は、本小松石です!!
真鶴で取れたこの石は、高級墓石などによく使われますが
近年、真鶴以外で産出される石でも似たような石を小松石と呼ぶように
成ったのであえて本小松石と呼んでいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/ba/3becb3df52afa4e9d51c2da0d0c37361.jpg)
これが私と石屋さん(つかさ石材の佐藤社長)で選んだ原石です。
石が大きい為、この大きさの石を加工できる所が少ないので
茨城県にある石材加工工場まで運んで切断等の施工を依頼しました。
この時点で基礎石の大きさや高さが確定したので
基礎となるこの石と上に乗る看板とのバランスが明確になり
完成イメージは出来上がりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/72/1bd18ba21f79030f1a9ec2ba340e3598.jpg)
人間と比べると切断機の大きさが判ると思います。大迫力でした!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/cb/0cc60f5a10178de9bf4f2b0257e282a4.jpg)
無事に切断完了です。
これから私の設計に合わせて穴明けや磨き作業を行って頂きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/77/7631fc969dc0b917a7cb8b6e14b7b04b.jpg)
イメージ通りに加工できた基礎石を
いよいよ現場に据付けです。レッカー車で慎重に据え付けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/9b/cda92877b8da952e6320a41131e6ecc2.jpg)
据付け完了。水平が少しでも狂えば文字通り全て台無しになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/2c/e330123829dc85f2e4ae5fa004746488.jpg)
基礎が完成すると同時に大工さんに加工組立をしてもらった総ケヤキの骨組みの搬入です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/d2/327c358049570984cacc0e587a9f1bda.jpg)
設計図通りに石の加工と大工さんの加工がバッチリだったので すんなり建て方が完了
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/8f/6aea67a594f85a4510697383235cc77c.jpg)
今度は、屋根工事です。お寺の屋根などで多く使われている銅版葺きで仕上げました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/88/a32e7cafc3ec1cab21bf2bd2fb50183d.jpg)
ガラスが光って良く見えないのが残念ですが護国寺の起縁を書道の大家である護国寺の小林執事長が書きました。
ケヤキの板に直接書くので失敗が許されない大変な作業だったと思います。
又、看板が紫外線により劣化するのを防ぐ為、ガラスには、99%UVカットの省エネガラスコートを塗布しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/7d/c3f8e211ffc0880ec73e9c056b328425.jpg)
これでやっと完成です。裏側のケヤキの木目もきれいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/92/a7cc553ffaf553d2d01ef387a0f1016d.jpg)
護国寺にご参詣の際は、こんな小さな看板でも結構大変なんだナーと感じて頂ければ幸いです。
基礎石を原石から選んだこだわりの工事でした。・・・
お寺には、そのお寺の起縁などを紹介する看板を見かける事が有ると思いますが
当社で施工した東京都の池袋にある大本山護国寺の仁王門裏にある
小さな看板をご紹介いたします。
小さな物なので見ただけでは大した事はないと思いますが・・・
実は、以下ご紹介する通り意外と大変なんです。
まず、基礎となる石選びからです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/4c/4d7ffca4a3a17e65d7c4fea1693e96e5.jpg)
ここは、真鶴の石切り場です。この広い中から
大きさや形、石の色等を2日がかりで選びました。
石の種類は、本小松石です!!
真鶴で取れたこの石は、高級墓石などによく使われますが
近年、真鶴以外で産出される石でも似たような石を小松石と呼ぶように
成ったのであえて本小松石と呼んでいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/ba/3becb3df52afa4e9d51c2da0d0c37361.jpg)
これが私と石屋さん(つかさ石材の佐藤社長)で選んだ原石です。
石が大きい為、この大きさの石を加工できる所が少ないので
茨城県にある石材加工工場まで運んで切断等の施工を依頼しました。
この時点で基礎石の大きさや高さが確定したので
基礎となるこの石と上に乗る看板とのバランスが明確になり
完成イメージは出来上がりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/72/1bd18ba21f79030f1a9ec2ba340e3598.jpg)
人間と比べると切断機の大きさが判ると思います。大迫力でした!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/cb/0cc60f5a10178de9bf4f2b0257e282a4.jpg)
無事に切断完了です。
これから私の設計に合わせて穴明けや磨き作業を行って頂きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/77/7631fc969dc0b917a7cb8b6e14b7b04b.jpg)
イメージ通りに加工できた基礎石を
いよいよ現場に据付けです。レッカー車で慎重に据え付けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/9b/cda92877b8da952e6320a41131e6ecc2.jpg)
据付け完了。水平が少しでも狂えば文字通り全て台無しになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/2c/e330123829dc85f2e4ae5fa004746488.jpg)
基礎が完成すると同時に大工さんに加工組立をしてもらった総ケヤキの骨組みの搬入です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/d2/327c358049570984cacc0e587a9f1bda.jpg)
設計図通りに石の加工と大工さんの加工がバッチリだったので すんなり建て方が完了
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/8f/6aea67a594f85a4510697383235cc77c.jpg)
今度は、屋根工事です。お寺の屋根などで多く使われている銅版葺きで仕上げました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/88/a32e7cafc3ec1cab21bf2bd2fb50183d.jpg)
ガラスが光って良く見えないのが残念ですが護国寺の起縁を書道の大家である護国寺の小林執事長が書きました。
ケヤキの板に直接書くので失敗が許されない大変な作業だったと思います。
又、看板が紫外線により劣化するのを防ぐ為、ガラスには、99%UVカットの省エネガラスコートを塗布しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/7d/c3f8e211ffc0880ec73e9c056b328425.jpg)
これでやっと完成です。裏側のケヤキの木目もきれいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/92/a7cc553ffaf553d2d01ef387a0f1016d.jpg)
護国寺にご参詣の際は、こんな小さな看板でも結構大変なんだナーと感じて頂ければ幸いです。
基礎石を原石から選んだこだわりの工事でした。・・・