ロックンロールとオレ

I love Rock'n'Roll,Beer&Peace!!!

『ディナーラッシュ』

2015-01-16 01:12:52 | 映画
半年ぐらい前かな?いろいろあってWOWOWに加入したのよ。
まぁ、氷室京介とX JAPANが観たかったんだけどさ。
今は名古屋でテレビのない生活をしているが、ネットの「WOWOWメンバーズオンデマンド」でたまに映画を観ている。

タイトルも何も聞いたことがなかった映画『ディナーラッシュ』。
ニューヨークのイタリアンレストランを舞台にした群像劇ってことで興味を持って、ダラダラと観てみたらハマった!
群像劇って好きなのよ。
想像していた内容とはちょっと違ったけど(笑)
ストーリーも面白かったし、会話も小洒落ていた。
スローモーションを多用した映像と音楽が緊張感を生み、うまく合っていた。
劇中のセリフにもあるとおり、後味っていうか、観終わった後の気分が良い。

ぼ〜っと部屋で観るのにオススメ。
でも、観るとレストランやバーに行きたくなるかな(笑)

主人公(?)のダニー・アイエロってどこかで見たことあるな〜って思って、調べてみたら『レオン』に出ていたのね。
あと、ウェイトレス役の女優って、リヴァー・フェニックスの妹だった!
劇中に流れる曲もどこかで聴いたことがある声だな〜って思っていたんだけど、こっちは知らない人だった (^^;;



ほのぼのした曲だね。

さて、明日も5時半起きで仕事だ!










『百円の恋』

2015-01-08 23:28:58 | 映画
名古屋に来てから、基本的に平日休み。
当初は違和感があったが、まぁ慣れた。

で、観たいと思いながら、なかなか時間やら何やらが合わず、本日やっと名古屋駅近くのシネマスコーレへ。

別に好みの顔でもないのだが、なぜか気になっており、少し前に『今日子と修一の場合』という映画を観て以来、どうにも魅せられてしまった女優:安藤サクラ。
いや、二世タレントとか嫌いなんだけどさ、本当は。

彼女主演の『百円の恋』



リンクを貼っておきながらこんなことを言うのもどうかと思うが、予告編を観てしまうと映画の面白みは半減する。
この作品に限らないけどね。
自分の信頼する評論家なりに、損得抜きで「良い」とオススメされるのが理想かなぁ…
落ち込んでいるときにオススメとか、切ない気分を味わいたいときにオススメとかさ。
あらすじは説明せずに。

何の参考にもならないかもしれないが、自分が誰かにこの映画をオススメするとしたらどんな気分のときだろう?
生き方とか環境とか自分を変えたいとき、…かな?

この映画、やはり安藤サクラの演技に引き込まれた。
この人、劇中ではほとんど笑わないけど、たまに見せる笑顔が素敵だね。
インタビューで「人の醜い部分を出すのが映画の魅力」と語っていたが、さらけ出し過ぎでしょ!と突っ込みたくなるほど。
ちなみに、今日発表された「2014年キネマ旬報ベスト・テン」の主演女優賞は安藤サクラだそうな。
もっと言うと、日本映画の第1位は『そこのみにて光輝く』だった。
個人的にも去年観た邦画のNo.1だな。
映画について書いた日記(↓)
http://blog.goo.ne.jp/takuma00/e/45bc037e29e074ca7f51d2e2f32385e6

今年ももっと映画を観よう!





『やさしい人』

2014-12-01 23:28:58 | 映画
名古屋で暮らし始めて、早1ヶ月。
生活のリズムというかペースというか、そんなものもできつつあり、そろそろ自分の趣味やら何やらにも手をつけようかという今日この頃。

新聞の片隅で偶然見つけたフランス映画『やさしい人』。
雨上がりの道をてくてくと30分歩いて、千種区のシネマテークへ。
予告編を見ると、ちょっと笑いのある終わりかけの青春映画かと思いきや、後半はけっこう痛々しく、主人公に感情移入できるようなできないような…



万人受けする作品ではないと思うが、個人的には胸に刺さるものがあった。
あっさりとしたエンディングに、救われたような気がする。

機会があれば、もう一度観てみたい。




『そこのみにて光輝く』

2014-05-18 22:18:38 | 映画

原作が、41歳で自殺した佐藤泰志ということで興味があった映画『そこのみにて光輝く』。
出版されたのは25年前か。



昨日、近所の寂れた映画館、客少なっ!
オレが小学生(だったかな?)の頃、親父と二人で初めて映画を観に来た場所。

R15指定なので、過激といえば過激。

胸に直球で響いた。
地方都市の底辺で生きる人々の、どうしようもないやるせなさ。
地方都市だけの話じゃない、きっと。
登場人物のひとりひとりに、感情移入できた。
(共感できたとまでは言わないが)

鈍色の空の下、どす黒い感情、かすかに光が輝くのは…?

ハリウッド大作や、テレビ局主導で大量の宣伝を流すドラマの映画化、ヒット作の続編もアリだとは思う。
でもオレは、こういう映画が好きだ。


ドキュメンタリー

2012-08-08 21:56:48 | 映画
仕事が早く終わったので、昨夜JOJO広重のブログで知った『ドキュメント灰野敬二』をひとり渋谷のシアターNで観てきた。

ラッキーなことに毎週水曜はサービスデーで誰でも1000円とのこと。
狭い館内に観客は15~20人ぐらいか?
ま、こんなもんでしょ。

灰野敬二とは何者か?
オレには説明できない。
彼の関連CDを3枚だけ所有し、国立地球屋で一度だけライブを観たことがある。
ただそれだけ。
ちなみに、今までに友人の中で灰野敬二という芸術家を知っていたのはわずか二人。

映画は彼の生い立ち(川越で育ったとは初耳!)から現在までを辿り、スタジオでのリハーサル風景や貴重なライブ映像等を交え、彼自身が音楽の方法論や考え方を語ったり…。
正直なところ理解できない部分もかなりあったが、それでもなお興味深い内容だった。
彼の言う「自由」を、自分のギタープレイに反映させたいと思った。

テレビでも映画でも、ドキュメンタリー(ノンフィクション)というジャンルが好きだ。
(もちろんフィクションも大好きだが)
少し前に再読した森達也『放送禁止歌』の中で、「ドキュメンタリーとはまず第一に作り手の主張や主観がある」というような意味のことが書かれていたのが、ずっと心に残っている。

『八日目の蝉』

2011-05-08 23:33:51 | 映画
昨日はスタジオ個人練習、ボイストレーニング後に、久々の立川シネマシティにて『八日目の蝉』を観た。
以前にも書いたように、二十歳前後の頃はよく映画を観ていたが、最近はさっぱり…。
元々邦画はあまり観ないのだが、原作が素晴らしかったうえ、主演の永作博美の演技に期待できそうだったので。

キャスティングはどれも違和感なく、中でも小池栄子の演技に好感が持てた。
あまり好きなタレントではなかったのだが。
永作博美は期待どおりで、もう一人の主演(誘拐された女の子の成長後の女性)も役に合っていたと思う。
誰だか分かっていなかったのだが、少し前の「チョコラBB」のCMで、荒野で絶叫してたおねーちゃんなんだね。
ググッたら、井上真央だってね。
すまん、オレは君を知らない。
もちろん、君もオレを知らない。
何だ、対等じゃないか!

さて、映画そのものは確かに良くできているし、泣けるとも思う。
が、原作と比べたら、いろいろと疑問が…。
なぜ、原作最後の印象的な「あの場面」が出てこない?
その代わりと思われる「小豆島の写真屋のエピソード」は無理があるのでは?

テレビで放送するには良いと思うが、映画館で観るとなると、もう一工夫が欲しい。
個人的には、原作を読むことをオススメする。


BGM/『Strange Days』The Doors

Trainspotting

2010-09-12 23:03:22 | 映画
10年ぶりぐらいに『Trainspotting』を観た。

最近、自分が10代後半から20代前半にかけて好きだった映画や小説を改めて観たり読んだりしたときに、「あ、青いな」と共感できないことが多々あり、何とも複雑な心境になる。
成長したわけでもないに…。

この映画は違った。
音楽が最高にイカしてる。
全編を通してどうしようもなくやるせないのに、最後のかすかな希望が「Born Sleepy」にうまく乗ってる。

流行り廃りではないものを追い求めていたいと思う。
しばらく忘れていた感覚。

久しぶりに日記を書こうとすると、どうも調子が変だ。