本日の朝日新聞朝刊のオピニオン欄にて、作家の金原ひとみが語っていたことに共感。
育児についての話なのだが、そのこと自体ではなく、思考について。
要約すると、こんな感じか。
①付き合っていた男が無職になったことが二回あり、いずれも「仕事を探そう」ではなく「心中しよう」という話になった。
つまり、一対一の関係では客観性を失ってしまう。
②もうダメだと思って死にたくなるような絶望があっても、いつか「何が絶望であったか」すら忘れてしまう日が来る。
今に始まったことではないが、小学生ぐらいの少年少女が(特にいじめを苦に)自殺してしまうことに胸が痛む。
確かに自分自身を振り返ってみても、少年時代において、学校なり家庭なりは「世界のすべて」に近い。
幸いいじめられたことはないが、友人も少なかった(現在においても少ないが)。
だが、中学高校、そして大学あるいは社会に出れば、その頃には想像もできなかったような可能性が広がる(時には想像もしていなかったような苦しみも味わうことになるが)。
そのことをイメージできず、10年ちょっとの人生に自ら終止符を打ってしまうのは、本当に悲しい。
まぁ少年少女に限らず、中年になって生活苦であったり、高齢になって病を苦にしたりと、この国では年間3万人が自殺しているという。
オレだって明日のことすら分からないが、俯瞰的視野というか想像力というか、そういったものを失わずにいたいと思う。
BGM/『生きている価値なし』JOJO広重
育児についての話なのだが、そのこと自体ではなく、思考について。
要約すると、こんな感じか。
①付き合っていた男が無職になったことが二回あり、いずれも「仕事を探そう」ではなく「心中しよう」という話になった。
つまり、一対一の関係では客観性を失ってしまう。
②もうダメだと思って死にたくなるような絶望があっても、いつか「何が絶望であったか」すら忘れてしまう日が来る。
今に始まったことではないが、小学生ぐらいの少年少女が(特にいじめを苦に)自殺してしまうことに胸が痛む。
確かに自分自身を振り返ってみても、少年時代において、学校なり家庭なりは「世界のすべて」に近い。
幸いいじめられたことはないが、友人も少なかった(現在においても少ないが)。
だが、中学高校、そして大学あるいは社会に出れば、その頃には想像もできなかったような可能性が広がる(時には想像もしていなかったような苦しみも味わうことになるが)。
そのことをイメージできず、10年ちょっとの人生に自ら終止符を打ってしまうのは、本当に悲しい。
まぁ少年少女に限らず、中年になって生活苦であったり、高齢になって病を苦にしたりと、この国では年間3万人が自殺しているという。
オレだって明日のことすら分からないが、俯瞰的視野というか想像力というか、そういったものを失わずにいたいと思う。
BGM/『生きている価値なし』JOJO広重