原作が、41歳で自殺した佐藤泰志ということで興味があった映画『そこのみにて光輝く』。
出版されたのは25年前か。
昨日、近所の寂れた映画館、客少なっ!
オレが小学生(だったかな?)の頃、親父と二人で初めて映画を観に来た場所。
R15指定なので、過激といえば過激。
胸に直球で響いた。
地方都市の底辺で生きる人々の、どうしようもないやるせなさ。
地方都市だけの話じゃない、きっと。
登場人物のひとりひとりに、感情移入できた。
(共感できたとまでは言わないが)
鈍色の空の下、どす黒い感情、かすかに光が輝くのは…?
ハリウッド大作や、テレビ局主導で大量の宣伝を流すドラマの映画化、ヒット作の続編もアリだとは思う。
でもオレは、こういう映画が好きだ。