笑えない味、笑える味。
つまり食物って、心にも影響するってこと。
食事、再三このブログにも書いておりますが、食事は心にも作用するって実感。
美味しいか美味しくないかは別問題、各々の勝手。
それがまずくったって、なんの、なんの、ねえ。
食事には想い出とかドラマがありますわね。
あの時の味、無心で笑えてた頃の味だったりすると、笑える味になるわけ。
ジョアンはね、その出会いはキーマーカレーから~
友人のお勧め、キーマーからスタートして通うこと五年。
ジョアンに立ち寄ると、その当時、フランス移住に向けて頑張っていた彼女を
思い出すのです。
元気かね~という思いは、彼女への応援歌のようにいつも頭をかすめて…
さて、明太子バージョンのモチモチチーズ、出ました。
これはね…ヨモギと小豆の、黄な粉をまぶしたあれ、あれより好き。
軽くトースターで温めると、周りがカリカリで中はハフハフ。
「おもしろい味だ…なんかね、」とだれにともなく、夕食をこしらえながら「ふ~ん。和風?洋風?」と呟めいて、浮かんでくるのは、
キーマーカレーを頬張っていた彼女の、笑顔だ。
年中ケラケラ笑って、一緒に食事したなあ…
さあ、自分もまだまだ、頑張らねば~と笑えてくる。
彼女とジョアンと私、だからここのパン、笑える味になる。