クサガメと一緒に~

うちのクサガメ3匹、
ヤエヤマイシガメ1匹の毎日と、
その他亀に関するブログです

お待ちかねのゾウガメです

2007-03-08 | 亀イベント、場所、旅
大人のための一日飼育体験~5
お待ちかねのゾウガメです。


「これからゾウガメの餌をあげにいきます」

ええっ~~~一緒に行っていいんですか!!

上野にいるのはガラパゴスゾウガメ推定年齢77歳だそうです。
♂か♀か~基本的な事を聞き忘れたのは、舞い上がっていたせいだと思います。
飼育員さんに続いてケージに入れてもらいました。
ワクワク。。。
ケージの外には遠足の幼稚園児がたくさん見ていて、
いいな~ という顔をしていましたが、
大人気なく いいでしょう! という顔で見返してしまいました。
私は今日は世界一ラッキーな大人です!

餌はセロリです。

普段は牧草をあげていて、一週間に一度セロリだそうです。
全部で10本くらいでしょうか。
一人2本づつ、手からセロリをあげました。
巨体が ノシノシ~と迫ってきたときには迫力でした。
顔が喜んでます。飼育員さんと一緒、セロリと一緒なので、
歓迎してくれているようです。

口はウミガメの様。
鋭い嘴で、差し出したセロリをバリバリ食べていきます。
口にいっぱいのセロリになってもまだバリバリ。。。
そんなに急がなくていいんだよ~
(亀吉をふと思い出す。。。)
最後まで手からあげるのは危ないので(噛まれると怪我をする)
残りは地面に置いてあげます。
大きな体で、器用に地面のセロリを拾って食べていました。


最後に触ってもいいよ~と言われたので、頭をちょっと触らせてもらいました。
手を近づけると、ちょっと怖そうに頭を引っ込めて、
そんなしぐさも(あたり前ですが)亀。
かわいい。。。
「大丈夫、大丈夫、ちょっとだけ触らせてね。。。」というと
ちゃんと触らせてくれました。
固い感触。
ついでに甲羅も~立派な甲羅です。
元気で長生きしてね。。。


感動のあまり涙。。。(大げさでなく)

もうこれで思い残す事はない、、、と思ったけれど~
まだまだ楽しい時間は続きました。

このときの写真がない。。。のが本当に残念です。
ゾウガメの写真は昼休みに撮ったものです。

前足

後ろ足


こんなに大きな亀達が悠々と暮らしていた昔のガラパゴスってどんなところだったんでしょうか。のんびり、ゆったり、平和な島だったんでしょうね。

今なんとおっしゃいましたか??

2007-03-08 | 亀イベント、場所、旅
一度水、陸班全員が事務所に集まって、
「このあとは蛇の給餌の見学とゾウガメの。。。」

???今なんと???ゾウガメと仰いましたか????

ゾウガメの、、、の後は嬉しさのあまり、聞き逃してしまいましたが、
ゾウガメですね、ゾウガメ!!
本当にラッキーな私です。

まず、最初に蛇の給餌ですが~
読みたくない方もいらっしゃると思うので、
ゾウガメは次の記事にしますので、
蛇嫌いの方はこの記事は飛ばしてください。

展示にでている蛇たちの餌は休館日(月曜)にあげるそうです。
蛇なので餌はマウス。食べている様子を見せる事は、
お客様にもいろんな方がいらっしゃるので、
しないそうです。

バックヤードには展示されていない爬虫類がたくさん飼育されています。
その蛇達にマウス(生きたままだと蛇に怪我をさせることもあるので、
死んだもの)をあげていきます。
親指より少し大きいくらいの頭の蛇が飲み込めるのか?と心配になりますが、
口元を器用に動かして、いつの間にか全身を飲みこんでしまいました。
見ているこちらの息が詰まります。。。

2匹で同じケージに入っている蛇は食べ終わるまで見ていないと、
自分の分を食べ終わった蛇が、もう一匹が食べているマウスを狙って、
食べてしまい(目が悪いので蛇が食べているということまでわからなくて)
一緒に同居蛇まで食べてしまう、、、ということもあるんだそうです。

このあとで蛇について骨格標本を見ながら説明していただいたのですが、
それがとてもわかりやすくて、実際に見た光景と結びついて納得できました。

蛇の下顎の骨は真ん中で二つにわかれているので、
大きなものを飲み込むときはここが開いて、自分より大きいものも飲み込めるのです。さらに顎の付け根(口をあけたときの蝶番部分)はとてもよく伸びる靭帯につながっていて、顎がはずれた状態になるので、喉も大きく開いて飲み込むことができるんです。
歯は上が2重(内側にもう一列ある)になっていて、うち向きに生えているので、一度噛みついたら、簡単に離すことはなく、お腹の方に獲物が行く仕組みになっています。蛇は足がないから、押さえたり、千切ったりできないですし、
よくできているなあ。。。と感心しました。

いよいよゾウガメです~

両生類は虫類館の前にあった ガラパゴスゾウガメの像。
コモドオオトカゲもあって、子供達が乗って遊んでいました。

ヤドクガエルのご飯タイム

2007-03-08 | 亀イベント、場所、旅
大人のための一日飼育体験3~

見まわりが終わると担当動物の餌やりの時間です。

ヤドクガエル。。。
狩りの毒矢にこのカエルの皮膚から出る毒を使ったそうで、
矢毒蛙。
種類までは覚えられませんでしたが、どれも蛍光のきれいな色の模様が入っていて、手足が細長くて可愛らしい蛙です。
何気なく展示してありましたが、この蛙、繁殖が難しくて、生態もまだ詳しくわからないのだそうです。そのために色々な記録をとっていて、繁殖の研究もされていました。餌は小さなコオロギ。
コオロギは動物園で繁殖、管理されていて、この管理が動物の管理より大切かも。。。と言われていました(餌ですからね)。
ちょうどヤドクガエルの卵が産まれていて、顕微鏡で見せていただいたり、
オタマジャクシ達のお世話(体長測定、餌食いの確認、水変え、餌やり~とっても細かい作業でとうてい私にはできそうもありませんでした)いろいろ見たのですが、書いてるときりがないので、
一番面白いな~と思った事は、
ヤドクガエルの毒は蛙自身が現地で摂取した物(虫など)から作っているのだそうで、飼育下ではそれが得られないので、毒がなくなってしまうそうです。
不思議ですね。

次に肺魚の餌。
なんと、ゆでた小松菜とバナナ。。。
本当に食べるの・・・と思っていたら、お昼には小松菜が茎だけになっていました。面白い。。。。

亀が出てこないので、この記事は短めに終わります。

お昼に見たイシガメです。
クサガメ、アカミミもいました。