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書道 直庵(筆耕所)

油滴天目盃

吾に支へいただく方の旅立ちに油滴天目盃を贈らん 丹人





 

 勧酒

  于武陵
勧君金屈巵
満酌不須辞
花発多風雨
人生足別離


予 この詩第一句の「金屈巵」を「天目盃」に置き換へれば

勧君天目盃
満酌不須辞
花発多風雨
人生足別離


君に勧む天目盃
満酌辞するを須(もち)ひざれ
花発(ひら)いて風雨多し
人生別離足る



于武陵(ウブリャウ)の詩を
井伏鱒二は次のやふに訳したる

コノ杯ヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミ注ガシテオクレ
花ニ嵐ノタトエモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ



*画像:荒田耕治作 油滴天目盃 2008. 3.28 かまげん(笠間市)にて購入
         
↑人文4位なり↑50代2位茨城1位なり↑短歌1位なり
引き続きご支援のほど宜敷御願申上候 頓首 再拝

コメント一覧

あかひと
幽黙氏
おばんにござる

>しっかりずっしりした感じがあると
 手に馴染んでしっくりきそうですね・・・

まさに氏の仰せのとほりならんとおもへる

形も色も
しっとりとして
まさに
正道をゆく杯なれば
長く使ひてほしきものとこそおもへれ

頓首
あかひと
健自偉氏
おばんにござる

ほほふ・・・

カルメ焼きか
カルメンマキか
・・・

ときには
ははのないこのやふに
だまってうみをみつめてゐたひー

いとなつかしきかな


>さみしい酒もまた旨しですね・・・


ひとり酒場で飲む酒は
わかれなみだの味がする
飲んですてたひ面影が
飲めばグラスにまた浮かぶ

をを
二曲も唄ふてしまふた^^

頓首
あかひと
奉氏
おばんにござる

氏も是なる杯
よきものとおもひたる哉
いと嬉し^^

当地常州の焼き物として
第一に挙げるは
笠間焼なり

全国的には
益子焼が有名なるも
そのかみ
笠間より技法を伝授して発展したるが益子なれば
笠間が兄とすれば益子は弟なる立場なり


頓首
あかひと
日出比世無氏
おばんにござる

贈り物するに
心がけたることとして
己が欲するものを候補としたる


己の欲せざるところ人に施すこと勿れ
といふ言葉を

己の欲するものを人に贈れ
と読み替へたるものなり

かまげんなる店にて
これが杯の前に立ちたるときに
ピ ピ ピ ピ ・・・

予が胸に信号のともるも
いとをかし^^

頓首
幽黙
油滴天目
なんとも飴釉の色の濃い天目ですねぇ
ある意味賑やかですがこれだけ
しっかりずっしりした感じがあると
手に馴染んでしっくりきそうですね
健じい
http://blog.goo.ne.jp/youkaikokonokatouka
こんばんは あかひとさん
昔 カルメンマキが歌っていましたね
ダイセンジガケダヨナラサ。。。。

さよならだけが人生だ。。。
哲学ですねえ

出会いがなければ別れもないのですね
一期一会
母有りて我有り、父無くして我無し
我ありても母は今無し
さみしい酒もまた旨しですね。
tomo
http://blog.goo.ne.jp/xthtomox
油滴天目盃・・
清水焼ですか?
模様が細かくて、上品ですね!
いい物を見せて頂きました!
感謝・・感謝です
では・・栗栗栗っと!
ヒデピョ~ン。。
こんにちは、・・・
http://blog.livedoor.jp/tatamiigusa/
凄い器ですね
高価な物みたいな・・
春の陽気に照らされて日々過ごしている私です

遅ばせながらトントントンでござる^^
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