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書道 直庵(筆耕所)

金色のちひさき鳥の形すと晶子の詠める銀杏笑みをり  丹人


与謝野晶子女史の歌に 
金色のちひさき鳥の形して銀杏散るなり夕日の丘に
とふものあり

予 昨日昼 水戸は県庁の近くの営業所に用のありて向かふ
途中 水戸植物園を遠望すれば赤や黄に染まりたる木々の眼に入り来たる
その色の美しさに引き寄せられて 車を停め しばし歩きたれば
大きなる銀杏の葉の金色に色づきてをりぬ
近づきて見れば 金色の葉 まさに ほほへめる仏像が唇に見へれば
予もほほへみてをれるもをかし

*画像:水戸植物園の銀杏 2006.11.18 12:40撮影

 一打願上奉候 日記武路愚ランキング

コメント一覧

あかひと
自然
◆阿武氏 お晩にござる
「あるがまま」これ老子の思想なる哉
「無為自然」の境地 これ 師 植物なり
 氏 仰せのとおり 甚だ難しきことにあるも 目指すべき境地にあるとぞおもへる
あかひと
なるほど也
◇山桜姫
>イチョウ師でいい調子ですか~、殿、かいちょうですね!
おお いとをかし
これ思ひつかぬを口惜しと発する姫のことば 哀調を帯びたる哉
重ねての湖面渡 有難く あかひと 丁重に御礼申上る次第なり
姫の体調の最澄なるを祈るや切なり
あかひと
我儘お許しの程
◇山桜姫 おばんにござる
予 貴台を姫と呼ばせて頂くを快くお許し給はるに
予を殿と呼ばれしことを恥ずかしと言ふは 
これ我が儘にして 姫に対し 失礼この上なき予が態度なり 
ほとほと恥ずかしきことなり
「あかひとさん」と打つは十打必要なりて姫の手を煩はしたる 「殿」ならば四打で済ませられるなり
姫のおもひのままにお呼びいただければ幸いなり
よろしく願上候  頓首
阿武
http://takeyoshi-abe.cocolog-nifty.com/blog/
全てをあるがままに受け入れる、これはなはだ難しきことなり。しかし植物は風に吹かれるまま、雨に打たれるまま。
山桜
ああ・・・
イチョウ師でいい調子ですか~、殿、かいちょうですね!

を何故思いつかなかったかと、いと口惜し(笑)
山桜
そんな・・・
http://yamasakuran.seesaa.net/
 翁とお呼びするには とても若々しいお姿と拝します。
私を姫と及びくださる故、戯れに殿とお返しておりましたが、
そのようにこそばゆくお感じであれば、これからは、ごく普通にあかひとさんと呼ばせて戴きますが、
それでよろしゅうございましょうか^^?

あかひと
あか樹
◇山桜姫 けさは雨なるも昼になりて上がりきたる

いてふを公孫樹と書く(打つ)は流石山桜姫なり
予 絶好調まではいかぬも 身心ともにいい調子にして異常なし これ胃腸の強健にして苦世苦世せぬを信条とするに「数吐冷巣」少なき所以なる哉

「公孫樹」とは いと意味深き字なり
「公」が字の形 これ いてふが葉の重なりたる象形と見る
「孫」は これ 善人氏の謂ひたる葉裏にあるとふ種子なる哉?
 
さても姫 
予を「殿」と呼び賜ふは 心かゆきことこの上なく予には似合わぬことにて いと恥ずかし

おもふに予には「翁」がつきづきしとおもへる 
「公孫樹」の「公」に「羽」なるもその軽きがよし
予の頭も軽きにして いとつきづきし
姫 如何なる哉?
山桜
さすが!
http://yamasakuran.seesaa.net/
 いちょう師でいい調子ですか~殿、絶好調ですね!

 公孫樹の葉をこのような角度で眺め、御仏の微笑む口元と
感じられた殿の感性に、目を見開かされた思いがします。

 公孫樹は見上げる人の気持をあかるくしてくれる
陽樹ですね。
いつどこを見てもなにやらとても暖かく感じます。 
 
あかひと
裏と裡
◆善人氏 おはやふにござる
銀杏師とはいい調子
裏には様々なものが隠されていて興味深いですね

 裏見たきおもひ銀杏にとどまらず 丹人
あかひと
咲と笑
◆幽黙氏 おはやふにござる
氏の仰せの通りにして 咲 笑 は同字なり
篆書体にすれば全く同じになる
我が国のみならず大陸にてもこれら二字は同字なり
これ 裏と裡に同じなり
酒徒善人
お葉つき銀杏
http://syutozennin.blog.ocn.ne.jp/e411y/
先日ブログに書いたように、銀杏の葉の裏に興味がある私です。
銀杏は手品師?
幽黙
花が咲く
「咲む」と書いて「笑む」と
読ませてしまう日本人
でも植物たちは
確かに笑っていますね
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