書道直庵（筆耕所）

さやにさやげど

心

2008年07月21日 06時37分55秒

　もちの木の厚葉のさやにさやげどもアリは妹思ふ別れ来ぬれば　丹人

画像に魔臼乗せれば・・・

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　黒山の蟻モチノキの木の間より振る右の手を妹見つらんか　丹人

本歌：ささの葉はみ山もさやにさやげども我は妹思ふ別れ来ぬれば　人麻呂

本歌：石見のや高角山の木の間より我が振る袖を妹見つらんか　　　人麻呂

＊画像：クロヤマアリ　2008. 7.17　12:30　野田庭園（小美玉市）にて

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芸術人文13位なり　50代13位茨城2位なり　短歌9位なり

引き続きご支援のほど宜敷御願申上候　頓首　再拝

　

コメント一覧

あかひと

2008年7月24日

皆々様・・・
幽黙氏

才なくて「妹」「振る」「別れ」で検索をして人麻呂の歌に習へる　丹人

いへいへ＾＾
本歌取りの方が易くして・・・

しゅんけい姫

「袖振る」の意味深くして「右手」よりも鮮やかないろ目に浮かび来し　丹人

万葉の感性は完成しておるのほ＾＾

曾奈姫

Ｇ線上のアリアながせばモチノキの上のアリたちじーときき入り　丹人

ありゃ・・・まは＾＾

御影氏

草枕　智に働けば角立つに情に棹さし流さるるかな　丹人

意地通し生きんとすれど窮屈にありてこの世は住みにくひのほ　丹人

漱石先生より草枕の冒頭をいただきて・・・

天及び幻影氏

万葉の時代にあれば妹(いもうと)は妹(いも)と読ませて妻を指したる　丹人

かふせつの歌「妹よ」は万葉にあれば「いもよ」と焼芋の歌　丹人

いいもん！

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てん＆げんえい

2008年7月22日

http://ameblo.jp/ninngenn50nenn/
そうそう
何で妹？
って思ったんですが
働きアリってメスでしたね＾＾

ポチっと

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みかげようじ

2008年7月21日

暑中お見舞い申し上げます
http://blog.goo.ne.jp/suimei_2006
暑い日々が続きますが、お元気そうで何よりです。蟻とは云えども、このようなドラマチックな表現ができるとは…。ふと山道を歩きながら、私も虫をみる機会が増えておりますよ。でわでわ～

ポチっと

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ソナ

2008年7月21日

愛の挨拶？(笑)
丹人さま、おはやうにございまするー^^

なんと！可愛らしい瞬間に立ち合ってカメラに収めることができるものなのですよね。

小さなメルヘンの世界のように、私には思われました(´∀｀）

ピアノ曲だったか、「愛の挨拶」という綺麗な曲があるのですが、ふと「蟻の挨拶」(笑)とか考えてしまったりして。＾ロ＾;

相変わらず、お笑い路線ですみません。みなさまのコメントの素晴らしさにも、感動です。。

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しゅんけい

2008年7月21日

素敵です・・・
あかひとさんの感性は。

あかねさす紫野行き標野行き　　
　　　　野守は見ずや君が袖振る（額田王）

を思い出しました。

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幽黙

2008年7月21日

本歌取り
http://blog.goo.ne.jp/kue-biko/
その難しいことに
いつも次から次へと
挑まれている
あかひとさまに拍手です

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