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書道 直庵(筆耕所)

鰯雲

秋の彼岸に入る 日かたぶきたるとおもふやいなや日の沈みたるのいとはやきに 車を停めて 真木の上なる夕暮れの空をしばし眺めたる 
西空にうすくかかれる鰯雲の沈む日が光をうけ 空の青きを背に薄櫻色に輝きたる いとうつくし みるみるうちに日は暮れ行き あたりの色なくなりゆけば 寂蓮法師の歌を思い出したり

 さびしさはそのいろとしもなかりけりまきたつやまのあきのゆふぐれ    

コメント一覧

あかひと
心-沁
しみじみ・・・沁み沁み・・・しみるは三水に心なり 心の襞に水流れ潤うさまをいひしか 山櫻殿が舞露倶の画像の美しさには到底及ばざるも有難き御言葉に痛み入りたる 合掌
山桜
http://yamasakuran.seesaa.net/
 真っ赤な夕空とは異なる、薄櫻色と淡い空色との繊細な

色合いを、黒い山影が引き立てていて、しみじみ美しいです。
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