書道直庵（筆耕所）

夕照<湯津上村>

景

2007年08月22日 19時03分04秒

八月十六日のことなり
茂木の大瀬やなより大瀬橋を越えて牧野に入れば
まぎのにて五合蕎麦を頂戴して黒羽の五峰の湯に向かへる
帰途湯津上の田舎道を通れば
西の日光連山に沈む日の
空のあをを引き立てゐるを見る
車を停めれば
しばし西空をながめゐるあかひとなりき

大空にけふの暑さの残りゐて山の端の夕涼し桃色　丹人

暑き日を裂きてたなびく横雲の重なる先に黄金の夕　丹人　

あかあかと一本の道照らしつつ日は釈迦ヶ岳にいま沈み行く　丹人

あまたらす日の西方に輝きて浄土が色に染めていくかも　丹人

＊画像：2007.8.16 18:00-18:30 栃木県大田原市（旧湯津上村）にて
　

　　

　　

　　　　　　

↑現在30位前後なり↑現在茨城１位なり
毎日一打頂戴すれば　いと有難し　宜敷願上奉候

コメント一覧

あかひと

2007年8月31日

山桜姫
常州は小雨の朝にござる
炎暑の日々が嘘のやふに鎮まりて
ここ数日は凄し易ければ
庭の気に　虫の音に
秋を感ず

姫の上にも美しき秋の日々が降り行かんことを

頓首

あかひと

2007年8月31日

ep-mode氏
湖面渡遅延を陳謝したる

常州は曇り空にて涼しき毎日なり
御地はいかがなる哉

曇り空もよけれども
夕焼け見えぬがほの寂し

頓首

あかひと

2007年8月31日

阿武氏
湖面渡遅延を陳謝したれる

さても
氏の武露倶にて
氏の撮影なる夕空シリーズに
感動したる
いと素晴らし

夕空は是　
人が心を素直にする妙薬なるとこそおもへれ

山桜

2007年8月28日

夕空冴えて
朝夕は涼しい秋風も吹くようになり、夕焼け空の美しさも冴え、
季節の移ろいを肌で感じますね。

そして夕日が沈み行く山がお釈迦様とは…
正に浄土へと続く道が見えるようですね！　　　
合掌

あかひと

2007年8月26日

ももり媛
日曜の午後にござる
重ねての湖面渡　いと嬉しく有難し

京の夏の暑きこと
噂にききたるも
今年の暑さのいかばかりかと
お察しすれば
残暑の御見舞ひを申し上げる次第に候

予　夕焼けの美は冬のものとおもひ来たるも
湯津上の夏の夕焼けに夏の美を見ひ出すも嬉し
心ゆさぶられれば
その感動　分かち合ひたく
茲に掲載したる段に此有候

依て　媛の此湖面渡　身に沁みて有難し

頓首

あかひと

2007年8月26日

平潟姫
日曜の午後にござる
如何お過ごしなる哉
重ねての湖面渡　いと嬉しく拝受したれり

哀しみをこの夕焼けに焼き尽くし

人誰も心中に焼き尽くしたきもののあらん
予　さなるもの幾つかのあり
夕日を見れば　燃へる色の中に
哀しきことの幾つも湧き上がりてきたる
其　焼き尽くしたきおもひあるも
焼け尽きることなし
熱冷めれば　再び胸の中に沈みいくもあはれなり

哀しみをこの夕空に焼き尽くし　奮太

＊「焼」の重なるを避けてかやふに推敲したれり

山口ももり

2007年8月24日

感動しました
http://www.geocities.jp/wgwxw444/
うまくコメントが入るのかしら???素晴らしい画面です。わたしも、暑い厚いと、逃げていないで、夕空を見てみましょう

山口ももり

2007年8月24日

素晴らしい写真ですね
http://www.geocities.jp/wgwxw444/
あ・あ・あ・ぁ・・・・何とも美しい！！！！やっぱり写真でしか描けない画面ですね。京都は、まだまだ、ホントに暑くて夕空を見ようという気になれないんですけど・・・・見てみよう・・・と思いました。

ひらかた

2007年8月24日

更なる感動
おはようございます。

こちらこそ、いつもありがとうございます。

記していただいた俳句に深い感動を覚えています。

なかでも、

　　哀しみをこの夕焼けに焼き尽くし

この句に胸がつまりました。

ep-mode

2007年8月23日

輝く雲
きれいな夕日ですね。
写真のアングルも素晴らしいです！

熊本でもここ数日雲が多く、
陽光で雲が輝いています。
空気が澄んでいるのでとても鮮やかです。

阿武さんのゆきあたりばったり

2007年8月23日

http://takeyoshi-abe.cocolog-nifty.com/blog/
夕日に向かいて言う事なし。すばらしい夕焼けです。

あかひと

2007年8月23日

平潟姫
お晩にござる
予が故郷なる磯原にてのお仕事
お疲れ様に御座候

さても
予が画像に
姫の感動いただくは
いと嬉しく有難く
ここに深甚なる感謝の意を表さん

さても
朝と夕の空色に
心高まり溶けいく心地起こすは何なる哉

夕焼けに真直なる心現れり　奮太

この空に溶けて鎮まるわが心　奮太

哀しみをこの夕焼けに焼き尽くし　奮太

頓首

あかひと

2007年8月23日

乙女姫
お晩にござる
涼しき朝にはじまり
爽やかな処暑の一日も暮れにけり

＞この景色を前にすぐにも文字が歌が浮かぶんでしょうね

いやいや　さに非ず
美しき景色見るに言葉はなし
唯唯見入りたる
画像に撮りて　後日あらためて画像を見るに
その光景を想ひ出だせば
言葉の浮かび来るを
ああでもなし
こふでもなし
・・・
と思索の末に
ひねり出だす歌にあれば
苦しみもまた伴ふものなれど
心持ちの少しでも表現できたるときには
よろこびもまた多からん

駄歌　駄句　ばかりなれど
姫にお褒めいただくは
いと嬉しく有難く
感謝の念のいよいよ深し

頓首

あかひと

2007年8月23日

健自偉氏
お晩にござる

呆然と眺め給ふも嬉しかな　奮太

さても
出雲なる話
予　お恥ずかしながら
何一つ知らずゐたれば
汗顔の至りなり

いつもながら
深き御言葉に
耳傾けて
知の細さをおもへるもあはれなり

細々とした知と知らされる処暑の夜　奮太　

あかひと

2007年8月23日

幽黙氏
お晩にござる
をを
未久市を駆使されたる哉
情報機器の先進的なる取組に
唯唯感服のあかひとなり
して
空なり
お褒めいただき
忝なし　いと嬉しく存じ候
氏の
＞青みを帯びた空
　モノトーンに沈む空
　赤味をおびた空
　気持ちが揺れ動くようです
なる意味付けの
いと深くして
予の画像に奥行きを与へ給ふは
いと嬉し　有難し

頓首

あかひと

2007年8月23日

善人氏
お晩にござる
暦にて処暑のけふなれば
まさに暑さにも爽やかさただやへれば
秋の気配の気に感ずるもをかし

さても
氏におかれては
四国遍路の旅
台湾への旅
と
いとよろしき夏から秋なる哉

麗しき日々の続かんことを・・・

頓首

ひらかた

2007年8月23日

なんと美しい！
美しいですね。
感動して涙があふれました。

私も「空」が好きで、特に暮れゆく空の美しさには、
時間を忘れて見とれてしまうほどです。

今日も素晴らしい写真を拝見させていただきました。

これから仕事で磯原に出かけます。

otome

2007年8月23日

素敵ですね
おはようございます。
昨夜はすごい雷雨、今朝は雨・・
久しぶりの涼しい朝です。

茂木方面へかたくりを見に行ったときののどかな里山を思い出しました。
この景色を前にすぐにも文字が歌が浮かぶんでしょうね～
知識はないですが雰囲気が伝わってきました。

健じい

2007年8月22日

ただ呆然と。。。
http://blog.goo.ne.jp/youkaikokonokatouka
こんばんわ　あかひとさん
雄大で美しい画像に
ただ呆然と眺めています。

夕日ですか。。。。

出雲には素盞鳴尊がいるのでしょうか。。。
祇園神社
スサノオを祭った夕日の神社ですね。

チトテンシャン
あそれ。。。

失礼致しました。

幽黙

2007年8月22日

空
mixiにおいては
小生はやたらと空の
写真を載せているのですが
あかひとさんの
空の見つめ方は
心が豊かになるようで
とてもやすらぎます
青みを帯びた空
モノトーンに沈む空
赤味をおびた空
気持ちが揺れ動くようです

酒徒善人

2007年8月22日

かんかん照り
久々の“かんかん照り”と“猛暑”に日本の夏を感じました。
でも、空の雲は少しだけ秋の訪れを感じさせてくれますよね。

最新の画像もっと見る

直庵筆耕所ー毛筆の文字をお求めの方にー — 直庵筆耕所ー毛筆の文字をお求めの方にー
5分前

直庵筆耕所ー毛筆の文字をお求めの方にー — 直庵筆耕所ー毛筆の文字をお求めの方にー
5分前

直庵筆耕所ー毛筆の文字をお求めの方にー — 直庵筆耕所ー毛筆の文字をお求めの方にー
5分前

直庵筆耕所ー毛筆の文字をお求めの方にー — 直庵筆耕所ー毛筆の文字をお求めの方にー
5分前

最近の「景」カテゴリーもっと見る

花散る庭

花散る庭

2012年4月21日

冬物語

冬物語

2010年11月27日

奥日光の秋

奥日光の秋

2010年11月14日

薄-ススキ-

薄-ススキ-

2010年9月23日

黄金の庭

黄金の庭

2010年7月10日

雨水　－Usui－

雨水　－Usui－

2010年2月19日

書道直庵（筆耕所）

書道「じきあん」です。毛筆による看板、賞状、封書等の宛名書きを承っております。（主宰　丹文男）　

プロフィール画像

ADVANCE

1955年生まれ。1978～2016公立小中学校に勤務。書道師範（白龍白海書魁）。筆耕歴　牛久市役所茨城県中央青年の家串焼きすぎうらくらもちや牛久一中校歌守谷中校歌大成学園幼稚園歌

0フォロワー

最近の記事

直庵筆耕所ー毛筆の文字をお求めの方にー

直庵筆耕所ーアクセスー

卒業証書

校訓額

2022年11月27日

トロフィーのペナント軌毫

2022年10月26日

カテゴリー

バックナンバー

2024年

12月

2022年

11月 10月

2021年

3月

2016年

10月

2013年

12月 1月

2012年

4月 3月 1月

2011年

12月 7月 5月 4月 3月 2月 1月

2010年

12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月

2009年

12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月

2008年

12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月

2007年

12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月

2006年

12月 11月 10月 9月 8月 7月

人気記事

木遣り腰

2006年10月5日

つもり違ひ　其三　厚薄

2008年1月28日

初氷

2009年12月19日

さやにさやげど

2008年7月21日

一隅を照らす－最澄－

2007年6月20日