色あかき七福神に護られて手酌うれしく飲む河童かな 丹人
酒飲みの詩といへば 予の口にふいと出でたるは
李白一斗詩百篇 李白一斗 詩百篇
長安市上酒家眠 長安市上 酒家に眠る
天子呼来不上船 天子呼び来たれど 船に上らず
自称臣是酒中仙 自ら称す 臣は 是 酒中の仙と
これ杜甫の「飲中八仙歌」中の一節なり
大酒飲み八人が中で李白は六番目に登場す
李白は酒一斗にて詩百篇を生む
長安の酒家にて飲み続ければ そこで眠りたる
天子より声かかりても 「己は酒中の仙人なり」とうそぶきて 迎への船にも上らずにをれり
李白の大胆にして奔放なる生き方 爽快なり
さて 予 仕事一つ区切りのつきたる
今宵 白玉の歯にしみとほる酒をちびりちびり ゆるりゆるりと飲まんとぞおもほゆ
*画像:予が職の先達高松氏が作:酒飲む河童(後方は七福神)
11月4日 石岡市にて開かれたる作陶展にて撮影す
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